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副業初月の収益は114円。それでも「始めてよかった」と思えた理由

副業初月の収益は、114円。

それでも私は、「始めてよかった」と本気で思っています。

深夜、子どもたちを寝かしつけたあと、眠い目をこすりながらコツコツ積み上げた1ヶ月の成果が114円。時給に換算したら、おそらく1円台です。数字を見たときは、がっかりを通り越して思わず一人で笑ってしまいました。

それでも、この1ヶ月で確かに変わったことがあります。むしろ、お金では測れないものの方がずっと大きかった。だから今、こうして振り返っている私は意外とすがすがしい気持ちでいます。

この記事では現役薬剤師ママの私が、副業を始めた最初の1ヶ月で何をして、何がうまくいって、何に苦労したのか。そして、何が変わったのかを、ありのままに振り返ってみます。これから副業を始めたい方の参考になれば嬉しいです。

なぜ、副業を始めたのか

きっかけは子どもの教育費や、これからの家計への不安でした。

時短勤務で働く今の暮らしは、私にとって必要な選択です。でも、その分収入には限りがあります。子どもに「これをやってみたい」と言われたとき、できるだけ応援してあげたい。将来の選択肢も少しでも広げてあげたい。そう思うたびに、心のどこかで「もう少し余裕があれば」という気持ちが顔を出していました。

そのために、今の生活を大きく変えずに在宅でできる働き方を自分の手で育てられたら。そう考えて、ライターという形で副業に挑戦することにしました。

最初の1ヶ月で、やったこと

まず、とにかく「動く」ことだけを意識しました。難しいことは後回し。考えるより先に手を動かそう、と決めていました。1ヶ月でやったことを並べるとこんな具合です。

・クラウドワークスとランサーズに登録
・ライターとしてのプロフィールを作成
・気になる案件へ応募
・テストライティングに挑戦
・noteを開設し、記事を投稿
・X(旧Twitter)で副業の記録を発信
・AIを相棒にする、自分なりの型づくり

応募数でいうとライティング案件に50件。それに加えて、まずはサービスの使い方に慣れるためアンケート案件にも10件応募しました。合わせて60件です。そのうち、テストライティングまで漕ぎ着けたのは3件でした。

改めて書き出してみると、1ヶ月にしては我ながらよく動いたなと思います。仕事と育児の合間に使える時間をかき集めて動いた1ヶ月。ここだけは、少しくらい自分を褒めてあげてもいいかな、と思っています。

うまくいったこと

小さな一歩ですが、確かな手応えもありました。

3件のテストライティングを納品できたこと。初めての修正対応を経験できたこと。noteに記事を投稿できたこと。応募文を作る流れが、自分の中でできてきたこと。そして、50件以上の案件を見るうちに「この案件は自分に合いそう」と選ぶ目が少しずつ育ってきたこと。

どれも派手な成果ではありません。誰かに自慢できるようなことでもないかもしれません。でも、何もできなかった状態から、一つひとつ「できた」が積み上がっていく感覚は想像していた以上に嬉しいものでした。ささやかな「できた」を、その日のうちにXに書き残すのがひそかな楽しみにもなっていました。

大変だったこと

もちろん、順調なことばかりではありませんでした。

一番最初の壁は、実績がゼロの状態で応募する不安です。「未経験の私が応募して、相手にされるだろうか」。そんな思いで送信ボタンを押す指が何度も止まりました。それでも、えいっと送ってみて、また次の案件を探す。それを繰り返すうちに、少しずつ指の震えは消えていきました。

案件選びの難しさもありました。どれが自分に合うのか、条件は適切なのか、見極めるのは想像以上に大変です。

そして何より苦労したのが、時間の確保と体調不良との両立です。

実はこの1ヶ月、わが家は風邪のキャッチボールに悩まされ続けました。下の子、上の子、私、夫……と順番に体調を崩し、家族の誰かが常に不調という状態でした。

看病で仕事を休む日もあり、大人のメンタルも削られます。それでも、子どもの昼寝中や寝かしつけ後の細切れ時間に少しずつ手を動かしました。

AIと出会って、変わったこと

この1ヶ月で一番大きかった変化は、AIとの出会いです。

これまで私は、AIをまったく触ってきませんでした。どこか「難しそう」「私には縁のないもの」と思っていたくらいです。そんな私がAIを相棒にしながら副業に挑戦する。始める前は想像もしていなかったことです。

応募文の方向性を整理したり、記事の構成を相談したり、案件を分析してもらったり。書いた文章を客観的に見直す相手としても、AIを活用するようになりました。答えを丸ごともらうのではなく、自分の考えを整理し、深めるための相棒。その感覚が私にはとても新鮮で、少しわくわくするものでした。もちろん、案件ごとのルールは必ず確認し、AIの使用が禁止されている場合はその条件を守るようにしています。

そして気づけば、AIは副業だけでなく、日々の暮らしにも自然と溶け込んでいました。家計のこと、自分自身のこと、仕事のこと。相談できる相手がいつもそばにいてくれる安心感で、生活の質そのものが上がったように感じています。

具体的にどう活用しているかは、話し始めると長くなりそうなので、また別の記事で詳しく書きたいと思います。

収益より、大きかったもの

初月の収益は、先ほど書いた通り114円。時給に直せばもう目も当てられません。あまりに稼げなさすぎて途中からは逆に面白くなってきたほどです。

でも、落ち込んではいません。この1ヶ月は稼ぐための期間ではなく、AIを学びながら副業の土台をつくる期間だと、最初から自分に言い聞かせていたからです。

実際、この1ヶ月で手元に残ったものは決して小さくありません。ライターとしてのプロフィール。発信を続けるnoteとXのアカウント。応募文を作る自分なりの型。そして、3件のテストライティングに挑戦できたこと。納品や修正対応まで経験できたことは私にとって大切な実績の種になりました。

お金にはまだほとんどなっていません。それでも、副業者としての土台はこの1ヶ月で確かにできあがったと感じています。

2ヶ月目に、やりたいこと

2ヶ月目の目標は、はっきりしています。

まずは本契約を1本獲得すること。薬剤師ライターとして、これまでの経験が実績につながる案件に応募していきたいです。そして、noteは週1ペースを目安に、無理なく続けていくつもりです。

1ヶ月走ってみて、やりたいことは減るどころか、むしろどんどん増えていきました。次はあれもやってみたい、これも試したい。そんな気持ちのまま、このペースで2ヶ月目も進んでいきたいと思っています。

これから副業を始める人へ

最後に、これから副業を始めたい方に伝えたいことがあります。

最初の1ヶ月は稼ぐことよりも「続けるための土台づくり」でいい。私はそう思っています。

すぐに結果が出なくても、焦らなくて大丈夫です。私の初月だって、たったの114円でした。それでも、小さくても動いた分だけ確実に見える景色は変わっていきます。

そして、私がこの1ヶ月を走りきれた一番の理由は、シンプルにとにかく楽しかったからです。新しいことを覚えて、できることがどんどん増えていく。その面白さに夢中になっているうちに、気づけば1ヶ月が過ぎていました。

大変なことも、しんどいことも、たくさんありました。それでも振り返ってみると、それ以上にワクワクが勝った1ヶ月だったなと思います。この気持ちを大切に抱えながら、これからも一歩ずつ進んでいきたいです。

同じように一歩を踏み出そうとしている方の背中を、この記事が少しでも押せたなら、とても嬉しいです。


▶︎ あわせて読みたい
・副業を始めた理由については、こちらの記事にまとめています。教育費や将来への不安をきっかけに、一歩踏み出した時のことを書きました。

・お金の不安からFP3級を取った話はこちらに書いています。副業を始める前の、わが家のお金の見直しについての記録です。

・副業を始めるきっかけになった教育費の不安を、実際に数字にしてみた話です。試算して出てきたのは、2人で5000万円でした。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

【執筆者プロフィール】
真紀|薬剤師ライター
現役薬剤師/2児の母(3歳・2歳)/時短ワーママ
医療・育児・働き方・お金について、自身の経験をもとに書いています。
執筆のご依頼は、noteのメッセージ、またはX(@maki_pharmacist)のDMからお気軽にどうぞ。

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