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自分軸とは、あとから気づくもの。映画『やがて海へと届く』が教えてくれたこと🌊「私たちには世界の片面しか見えていないと思うんだよね。」


この記事は、
地震が起きる前から書き始めていました。

自分は、どうやって回復してきたのだろう。

そんなことを振り返りながら、
言葉を綴っていました。

執筆の途中で地震が起き、
一度手が止まりました。

そのあと改めて読み返してみると、
この文章で書こうとしていたことは、
やっぱり変わりませんでした。

「自分の気持ちを見失わないこと」

それは、私にとって回復の過程で
何より大切だったことだからです。

もし、私が感じたことが、
誰かが自分自身を見つめ直す
きっかけになれば嬉しく思います。

映画『やがて海へと届く』を観て、
ある言葉が心に残りました。



「私たちには世界の片面しか見えていないと思うんだよね。」


この言葉を聞いた瞬間、
以前のある出来事を思い出しました。

ずっと昔、
職場で送別会を開いていただいた日のこと。

一次会が終わる頃、二次会に誘われました。

ですが、私は断りました。

翌日も仕事があり、
その日は、ありがたく楽しい時間を
過ごせたと思っていたからです。

すると、同僚が言いました。

「あなたのための送別会でしょ!」

そのときは、何も言えませんでした。

確かに送別会は、
私のために開いてくださったものです。

でも同時に、
私には「今日は、早く帰りたい」
という気持ちがありました。

その気持ちは、
「あなたのための送別会でしょ!」
の言葉の中には含まれていないように
感じたのです。

結局、私は、二次会には行きませんでした。

当時は、
「私は冷たい人なのかな。」
「空気が読めないのかな。」
と思っていました。

今、振り返ると、違う景色が見えます。

本当に私のことを思って
言ってくださったのだと思いますが…

その方は女性。

当時の私にとっては、
エネルギーバンパイアのような
存在
でした。

休日にも電話をかけてくる。
何でも知りたがる。

友人とは、また違う
とても人との距離が近い人でした。

以前の私は、断れない人でしたので
人や自分との距離感に悩んでいました。

私には翌日の仕事や疲れ、
「帰りたい」という現実がありました。

どちらが正しいという話ではありません。

お互いが、それぞれ見えている世界から
言葉を選んでいただけ。

だから、
「世界の片面しか見えていない」
という言葉が、とても胸に響いたのです。

この映画を観て、
私は「自分軸」について
考えるようになりました。

長い間、自分には
自分軸なんてないと思っていました。

ただ、回復してきた
今だから分かることがあります。

自分軸がなかったのではなく、
自分軸に、自分自身が
気づいていなかっただけだったのです。

私は反抗したかったわけでも、
わがままを言いたかったわけでもなく、
ただ、その日の自分の気持ちを
大切にしただけでした。

自分軸というと、
強い信念や、ぶれない意思を
思い浮かべがちです。

だけど、本当は
もっと静かなものなのかもしれません。

疲れたら帰る。
無理はしない。
感謝は伝える。

その中で、自分の気持ちまで手放さない。

そんな小さな選択の積み重ねが、
その人らしさであり、
自分軸なのだと思います。

実は、この映画を初めて観たのは、
私自身が暗黒期にいた頃でした。

なぜ、こんなにも惹きつけられるのか、
当時は、うまく言葉にできませんでした。

主人公を取り巻く
登場人物を通して感じたのは、
「自分という存在が、少しずつ否定されていくこと。」

人は、一度に壊れるわけではありません。

少しずつ自分の本当の気持ちを否定される。

もしくは、否定して
「私は、どうしたいのか?」
という問いを見失っていく。

その否定される積み重ねが、
生きる力まで奪ってしまうことがあります。

だから、この作品は苦しかった。

回復した今だからこそ
見えてきたこと。

私は、この映画には、
「自分軸」についてのヒントが
隠されているように感じています。

もちろん、
これは私が受け取った一つの解釈です。

同じ映画でも、
感じることは人それぞれでしょう。

もし今、
「自分軸が分からない。」
と感じている人がいるなら、
焦って見つけようと
しなくてもいいと思います。

自分軸は、探しに行って
見つけるものではなく、
これまで歩いてきた道を
振り返ったときに、
「あのときの私は、私だったんだ。」
(これが私の生きる道!←映画の中でも流れます。)

そう気づくことで、
自分の輪郭が 
見えてくるものなのかもしれません。

私にとって
『やがて海へと届く』と言う映画は、
そんなことを静かに教えてくれた作品です。

なので、
この映画の隠れたテーマの一つは、
「自分軸」なのではないかと。

振り返りながら思いました。

これは、あくまでも
私自身が受け取った答えです。

あなたなら、
この映画から何を受け取るでしょうか?

今、自分軸が分からなくても大丈夫。

振り返ったときに
「これが、私らしさだったんだ!」
と思える日が、きっと訪れます♡

最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪

最近、アウトプットばかりで
読者様のnoteを
読みに行けず申し訳ありません。

また日を改めて、伺いますね♪



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