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【P/L・B/Sアナリスト検定“第5講”貸倒引当金とは? ―「まだ起きてない損失」を先に計上する理由】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.896】

↓ 前回の内容です


↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です


これ、耳馴染みないかも
日常では、触れることはないでしょう

簿記をかじった方であれば、
もう、定番かもしれません


§『B/S項目 貸倒引当金』


“貸倒引当金”
これだけ聞くと、

なんのこっちゃかも
まずは“貸し倒れ”の意味

そのままですが、
『貸した先が倒れた』

いわゆる『倒産』

つまり、お金を貸した先
そこが倒産した!?ってこと

そうすると、どうなります?
お金が返って来ませんよね?

なので、それは事業であれば、
当然、損失となりますね

それを“貸倒金”
と言いますね

焦げ付き、とかも言いますかね

これは、経費というより、
“損失”というものです

売上と関係ない支出
そんな意味だと思ってください

で、ここからが本題です
この損失ですが、

発生したとしたら、
大損害ですよね?

特に、大きな債権だった場合
とんでもない大打撃となる!?

なんてこともあるでしょう
でも、いつ発生するか?なんて、

誰にもわかりません
じゃ、帳簿に載せられない…

いやいや、載せられないでは、
正しい経営情報じゃないでしょ!

ってのは『貸倒引当金』
これの起因になってます

小難しく言うと、
貸倒引当金は…

『債権が将来に貸し倒れる評価額』

これなんですが、
少々、具体的にしますね

これまでの実績から、
当社の債権は5%が貸し倒れいる

じゃ、将来も5%の債権が、
おそらく、貸し倒れるだろう

じゃ、債権額が100万円だから、

100万円×5%=5万円

これを予め費用として、
計上してしまおうよ!

これが『貸倒引当金』
仕訳にすると、

貸倒引当金繰入 5万/貸倒引当金 5万

こうなります

貸倒引当繰入は、費用
貸倒引当金は、負債

となります
ですが、賢い方は思われるはず

『予測の数値を帳簿に入れていいの?』
こちら、ごもっともです

これ、毎年計算するんです
故に、期間比較可能性の担保はある

例えば…

翌年、債権が150万円となった

150万円×5%=75,000円

方法は、2つ

・洗替法
・差額補充法

それぞれを確認です

・洗替法

貸倒引当金 5万/貸倒引当金戻入 5万
貸倒引当金繰入 7.5万/貸倒引当金 7.5万

・差額補充法

75,000円-5万円=25,000円

貸倒引当金繰入 2.5万/貸倒引当金 2.5万

これら、結果は同じです

貸倒引当金戻入は、収益

繰入た分、戻入もあるので、
最終的には、±0でしょ?

ってことですね


§『まとめ』


貸倒引当金は、
簿記でも、最初にぶつかる壁

理解がし難いかも…?
将来の評価って何?

って、感じかもしれません
これも、慣れなんですよね

これ、逆に、貸倒引当金
こちらを用いずにおいて、

突然、貸し倒れが生じて、
その期のみ、とんでもない損失が発生

とかなると、
その方が、帳簿がおかしく見える

その期のみ、突出して
利益が減っているわけですからね

それらの事情を解消するため、
これらの概念が生まれた!

みたいなことなんです
なので、この貸倒引当金

その多寡によって、
その額が多額なのであれば、

『貸し倒れる可能性が高い債権が多いんだ』

とか、わかる要因にもなる
お勉強しておいて、損はない!

って感じですかね?


↓ 次回の内容です


↓ 一応、こちらが順番の次回の内容です


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