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芸能人はなぜスピや占いにハマってしまうのか?

私は占い師になる前は、演劇・舞台関係の仕事をしていたので多くの役者さん、小劇場関係者の相談や人物像を見てきました

その結果、他の職業の人たちと比べて

・芸能人や表現者はスピリチュアルや占いにハマりやすい

こういう傾向は間違いなくあります。てか多くの人が演者・裏方ふくめてその傾向が強かったです

中にはタレントくずれ、芸人くずれの占い師やオカルト関係者になる人も一定数おられます。芸能界で生き残る手段としての占いやオカルトってことでしょう

なぜ芸能人はスピリチュアルや占いにハマりやすいのか?

そのひとつの理由としては

・単純な知識不足

これは間違いなくあるでしょう

スピや占いの最中に起きているコールドリーディングの知識や心理現象を最初から知っていればハマってしまう可能性を下げることができます

演技や歌のプロがペテンを見抜くプロではないということです

一方で役者さんや表現者の「心」ではどんなことが起きているのでしょうか?

今回はそこについて考察したいと思います

現実には存在しないものを演じる仕事

多くの役を演じるのが役者

役者や表現者は物語やストーリーによっては、現実には存在しないようなものまで様々な役を演じる仕事です

役の設定

  • おばけ

  • 霊能者

  • 超能力者

  • 戦隊モノ

  • 漫画のキャラクター

  • SF

現実社会にはこんな人はいません

現実には存在しないキャラにリアルを持たせるために頭も体も心もフルに使って演じていく

こんな仕事ほかにはありません。普通の人は「おばけの気持ち」や「ヒーローの演じ方」なんて考えて生きてませんから

素晴らしい仕事だと思います

演じることで作られた物語や表現が多くの人の心を救っているでしょう

一方で役を通じて物語の中で活かされている人にしか分からない感覚があるのかもしれません。ただ、その感覚こそが一番気をつけてほしい部分です

・おばけの役はあっても現実におばけは存在しません

普通の人は「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、演劇時代、占い師時代に多くの方にこんな言葉を言われました

  • この間、視える人に会ったんだけど

  • 占いで今年は大殺界だから

  • あなたのオーラは〇〇色ね

  • 〇〇さんは、本物ですよね

  • 劇場には霊が集まりやすい

  • あなたお払いにいった方がいいわよ

もちろん悪気がないのは分かります。ただ悪気がない分、タチが悪かったりなかなか科学的な知識を理解して頂けなかったことも何度もあります

占い師時代の経験から言えることは、他の仕事の方たちに比べると明らかにハマっている傾向が強いのは間違いないでしょう

・「現実の世界」と「表現の世界」

この二つをちゃんと別けて考えることがスピや占いにハマる、ハマらないの分かれ道なのかもしれません

もし霊やオカルトを信じている人にはこちらの書籍をおススメします。天才心理学者リチャードワイズマンの一冊

ワイズマンは元マジシャンなので、エンタメとしても楽しめる一冊になっています

役者さんでも仕事としてオカルトを演じるなら絶対に反証的な知識も知っておいた方がいいでしょう。クリティカルシンキングは必ず役作りにもプラスになるはずです

観られる仕事の精神的プレッシャーはハンパない

自分が知らない人たちが、自分のことを一方的に知っている

最近では一般人の中にもインフルエンサーが増えてきてますが、影響力という点ではまだまだ芸能人や有名人の影響は大きいでしょう

しかしこの影響力は同時にとても怖いことでもあります

恐らくトップレベルのアイドルならストーカーも常に複数人いるでしょうし、SNSの発展と共に誹謗中傷も増えてきているので事務所も対応しきれない


あるときに舞台の演出家からこんなことを言われました

・役が抜けない女優さんはいる

本番や撮影が終わった後も演じた設定の役に引っ張られて、次の役や現場に苦戦する人もいるみたいです

役を通して疑似体験をすることが心身に影響を及ぼすことがあるのかもしれません

苦しいときほど気をつけて

悩みを抱えることは苦しい。けどスピや占いに頼るのは危険がいっぱい

専門家も女優さんは

  • 自己愛性パーソナリティー障害

  • 演技性パーソナリティー障害

これらの傾向が多いと仰っています

・表現をしていなければ舞台に立っていなければ自分が無価値になってしまう

そんな信念にも似た強い思いを持っている方も多いでしょう

これは最大の強みと同時に最大の弱点かもしれません。自信家に見えても、とても傷つきやすく脆い一面があり

普通がない極端な白黒思考になりがちです

弱った時にその心の隙間を女優さんや芸能人は突かれやすいので、スピリチュアルや悪徳占い、変な開運グッズにはくれぐれも気を付けて下さい

・悪い人間や詐欺師は弱っている時に、あなたの前ではいい人のフリをして近づいてきます

つまりあなたがいま「いい人」と思っている人間が実は「悪い人」かもしれません。客観的な意見が必要なこともあるということです

本物の詐欺師というのは現実社会で詐欺師を演じるということに関してはプロの役者以上かもしれません

息を吐くようにウソをつき、人を騙しても一切こころが痛まない連中です

詐欺師はみんな表面上はいい人

最近自称スーパーカウンセラーの書籍が炎上してましたが、過去の投稿の内容を確認するとただのスピスピしているヤバい人だということがわかります

残念ながら何の医学的な知識も資格もない人間がカウンセリングや悩み相談をしているのが現在の日本の現実です

そんなタイプに自分の悩みを相談したところで解決するわけもなく、ひどい状態だとスピや占いに騙されていることに一切気づいていない役者さんや表現者もいます

正しい知識を正しく理解しないと栄養分にされていることすら心が弱っているときは気づけないのが人間です

世界的な名優も

世界的な名優には障害を乗り越えた人もいます

俳優のトム・クルーズも小学生のときに読字障害という診断を受けましたが、演劇を通して才能を開花させ表現活動が読字障害の改善にも役立ったそうです

ひとつの知識として「こういう考え方もあるよ」と役者さんや表現者におすすめしたい一冊がこちら

精神科医の岡田尊司先生の書籍になります

スピリチュアルや占いの書籍は科学的な根拠が全くない勝手理論でほぼ書かれています。それはなぜか?

彼らは科学者のように因果関係があるか証明しなくてもいいジャンルだからです。厳密にいうと証明したくても証明できないのです。疑似科学だから

ちなみに占いは統計学ではありませんので、占いは統計学という人間には気をつけて下さい。統計の「と」の字も勉強していない人たちです

・不安の正体や上手くいかない原因をスピや占いの中に求めても答えはありません

少なくてもそれらの本よりかは、役者さんや表現者に必要で役立つ知識が岡田尊司先生の本には書かれていると思います

占い番組に出ると…

よく番宣のために役者さんタレントさんが占い番組に出ている姿を拝見します

頼まれて本人たちも出ているので番組に出ているときの反応が、本音ではなく演じている部分もあるでしょう

占い番組の問題点は本人たちではなく、その方たちの

・ファンが騙されてしまうことです

ある俳優さんの住んでる場所まで当てた占い師を「凄い」と思ってしまって、その俳優さんのファンが10万円近くする占い師の開運グッズを購入してしまう

これは過去に私の相談者で本当にあった事例です

当然ですがホットリーディング(事前に調べる)をしているので、カラクリを教えたら凄い悔しがっていました

まぁ黒に近いグレーゾーン商売ですが捕まらなければOKという風潮はかなり危険で、そんなことが主流になれば倫理観や良識を大事にしてきた日本文化は崩壊してしまうでしょうね

占い番組に芸能人が出るとこういう事例が出てきてしまいます

できれば芸能人の方には出演してほしくないのですが番宣も兼ねているので無理でしょう

もしくは有吉弘行さんやカズレーザーさんのような上岡龍太郎イズムがある人達が占い番組に出演すれば面白いと思いますが、これは島田秀平さん以外の占い師は逃げてしまうでしょうね

騙された芸能人たち

過去には多くの芸能人がスピリチュアルや占いの被害にあってきました

  • 辺見マリ

  • X JAPANのToshl

  • ATSUSHI

  • 浜田ブリトニー

この方たちは今は現実社会に戻ってきていますが、一時は洗脳状態にあったとされる芸能人の方達です

辺見マリさんはテレビでご自身がどのように騙されたかを語られていた姿が印象的でしたし、最近では浜田ブリトニーさんがしくじり先生で脱スピについて語られていました

実際は世に出ていないだけで、もっと多くの芸能人が被害にあっているのかもしれません

スピや占い師は芸能人に寄って来る

私も10年近く占い業界にいたので多くの噂話を聞いたことがあります

一部の悪い占い師やスピ関係者が悩みを抱えていたり、弱っている芸能人に近づこうとしているのは事実でしょう

芸能人が顧客にいれば、それだけで一般の方にはハロー効果がありますし、芸能人の影響力をもろに自分の商売に使うのが目的かもしれません

多くの芸能人が洗脳されてきているのが何よりの証拠ですよね

なので芸能人、役者、歌手、タレント、芸人、インフルエンサー、など影響力のある人たちは正しい知識を学んで心と体を守らないといけません

・私は適切な距離感を保っている

こう思っている芸能関係者は多いと思います

でも本当にそうでしょうか?私の経験上そう思っている人の8割くらいは知識不足でまったくスピや占いに対して適切な距離は取れていないはずです

プラセボ効果やノセボ効果などの「人の思い込みの力」は正しく理解していないと暴走しがちということです

とくにこの「思い込みの力」のプロが役者さんや表現者ではないでしょうか

現実では存在しないようなものを演じて観客をその世界観に入り込ませるわけですから、その演技力や想像力は高いことが予想できます

思いこめる、没入できるからこそ人前で表現が出来る。一方でその思い込みの角度を間違えてしまえば、スピや占いに依存してしまう可能性もある

一度ハマってしまうと戻ってくることは簡単ではありません

まとめ

芸能界や表現の世界は華やかな世界。しかし…

芸能界は光が降り注ぐ世界なら下向けば、影も大きいそういう世界ではないでしょうか

影響力がある方は有名になることで

・悩みを簡単に人に打ち明けられない

そんな理由もスピや占いにハマってしまう要因のひとつかもしれません。スピや占いの関係者が守秘義務を守っているかと言われれば守っていない人間は多くいますよ

スピや占い師は弁護士でもなければ、医師免許を持つ医師でもなければ、精神科や心療内科のようなプロのカウンセラーでもないということは相談者側も理解しておく必要があります

元占い師として言えることは

・スピリチュアルや占いにドハマりして幸せになった人を見たことがない

第三者から見て幸せそうには見えません。ハマっている場合は本人だけがそう思っている状態なだけです

個人的には小劇場のような環境でも気をつけてほしい人がいます

・オーディション用の撮影をしてあげる

とか

・舞台のスポンサーになってあげる

とか

・プロデューサーを紹介してあげる

とか

「〇〇してあげる」という人間は見返りを求めてくる傾向があります

おいしい話で近づいて役者の卵みたいな人たちを騙そうとしてくる人間には十分気を付けて下さい

役者さんや表現者でも占いをエンタメしたいと思う方はこちらのnoteを参考に

スピや占いに対する反証的な知識は必ずペテンから身を守る上で役立つはずです


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