“英語だけの英会話”より”都合のいい先生”が欲しかった理由
英語上達の近道として、
「日本語禁止」
とか、
「英語だけの環境が重要」
と言われることがあります。
確かにそうなんだろうな、と思います。
英語だけで会話することで、
英語で考えるクセがつく。
わからなくても、
知っている単語だけで
なんとか伝えようとする。
それによって、
いわゆる
“英語脳”
みたいなものが育つ。
まずは環境から整えていくって
すごく大事なんだと思います。
実際、
それで伸びる人もいると思います。
でも、
僕にはちょっと難しかったです。
とはいえ、
僕自身も
オンライン英会話をやっていた時期は、
かなり楽しかったです。
英語しか通じない先生と、
たどたどしく会話する。
簡単な単語を並べながら、
なんとか意思疎通する。
それはそれで、
外国の人たちと
英語を使って
コミュニケーションをとっている自分
を実感する
っていう楽しさもありました。
でも一方で、
本当に伝えたい部分が伝わらない
というフラストレーションも
ずっと感じていました。
先生も日本語をほとんど知らない。
僕の方も
細かい内容や
日本独自の文化の話、
学習要素が強い文法の話などが
英語で説明できない。
結果として、
お互いに
なんとなく雰囲気で進んでしまうんですよね。
実際、
以前オンライン英会話をやっていた時に、
ゴールデンウィーク(GW)の話
になったことがありました。
でも、
そもそも海外には
GWという文化がない。
だから、
GWの話をするときに
まず
GWとはなんぞや
っていう説明からしないと
いけないんですよね。
大型連休?
飛び石連休って何?
振替休日って?
まぁ、英語で説明するのは
(僕の英語レベルでは)難しいです。
もちろん、
そういうことを
英語で説明できるように
なることも大事で
英会話のスキルアップ
につながります。
確実に。
だから僕は
そのことに対して
不満を持ったわけじゃないんですよね。
むしろ
勉強になった
という感覚です。
でも、僕が言いたいのは
そこじゃないんですよね・・・
なぜ、
GWの話題になったかといえば、
GWってほとんどの人が大型連休で
旅行に出かけたりするんだけど、
僕は接客業をしているから
GWにも仕事を
しないといけないんだよね
しかも普段より忙しいから
ちょっと嫌なんだ・・・
みたいなことを言いたかったんですよ。
だけど、
その前にGWの説明をしないといけなくなる。
先生の方も
日本独自の文化に興味があるから
いろいろ質問をしてくる。
知っている単語を並べながら、
なんとか説明しようとするけど、
限られたレッスン時間は刻々とすぎる・・・
本当は、
GWは仕事で忙しい
っていう話がしたいのに、
結局、
GWとは何か
の説明だけで、
本当に話したかったこと
にたどり着く前に
レッスン時間が終わってしまうんです。
確かに
英語で相手に何かを伝える
練習にはなる。
でもこれって
あくまでも
いま持っている英語スキル
だけを駆使して、
何とか乗り切る会話なんですよね。
多分、僕が
“英語だけ”の英会話が苦しかった理由
って
ここだと思うんです。
新しい知識を積み上げる練習は
いわゆる
勉強
になりがちで
つまらない・・・
かといって
自分の興味のある話、
話したい話をしようとすると
英語の壁
があるので、
自分のレベルを超えたこと
が伝わらないし、
新しい知識の習得が難しい。
ここで
僕なりに考えたのは
都合のいい先生がいたらいいのに
っていうことでした。
英語で話しても、
日本語で話しても理解してくれて、
GWみたいな
日本独自のものもしっかりわかっていて、
しかも、
僕が気になる単語や
知りたい文法上の不明点も
聞きたいときには
きちんと日本語でわかりやすく
説明をしてくれて、
場合によっては
確認テストまでしてくれる。
そんな都合のいい先生がいいなぁ・・・
現実には不可能なようですけど、
これって
AIならできんじゃね?
そんなところから
ECMを作ろうと思いました。
英語で言えなければ、
日本語でもいい。
まず自分の言いたいことを出す。
そのあとで、
AIが整理して、
英語化して、
必要なら短くして、
使いやすい形に変える。
すると、
「あ、自分が言いたかったのはこれか」
っていう感覚が生まれます。
旅行の話でも、
趣味の話でも、
好きな映画でも、
家族の話でも。
自分の感情や体温が
乗っている言葉は、
とても強く
自分の中に残るんですよね。
だからECMでは、
まず
話したいという気持ち
を止めないことを
大事にして開発しています。
英語を勉強するため
というより、
自分の言いたいことを、
相手に伝えられるようになるために。
そのために、
日本語も英語も、
どちらも
自分自身を伝える手段
として扱いたいと思っています。
