英語が「楽しい」と初めて思えた日(オンライン英会話の話) ーECMが生まれた経緯①
自分の身長よりも大きな冷蔵庫。
キッチンの下にある大きなオーブン。
タイル張りの床を、靴のまま歩く生活。
小さい頃にテレビで見たアメリカのホームドラマは、ただただ遠い世界の夢物語でした。
多分「奥様は魔女」とか、そのあたりだったと思います。
その頃の僕にとって英語は、
「話すもの」ではなく、
「なんとなくかっこいいもの」でした。
(といってもドラマ自体は吹き替えでしたけどね)
英語に苦手意識が生まれた
でも学校に通うようになってからは、その印象が少し変わります。
英語は勉強するもの。
テストで点数を取るもの。
そうなった瞬間に、苦手意識の方が強くなりました。
それでも、
「英語が話せたら楽しいだろうな」
という気持ちだけは、ずっと残っていました。
それでも英語に興味はあった
だからその後も、何度も英語の習得にチャレンジしました。
リンガフォン英会話テープ
(中学生の時に父にねだって買ってもらったけど、
結局やらずに怒られた)
中学英語のやり直し本
ピンズラー英会話CD
など数え上げればキリがありませんが、
どれも、長くは続きませんでした。
英語学習が初めて楽しいと思えた
でも、そんな中で一度だけ、
「これは楽しい」と思えて比較的長く続けたものがありました。
それはオンライン英会話です。
僕が使っていたのはDMM英会話。
フィリピンやロシアなど、英語を第二言語として使っている先生たちと、
1対1で話すスタイルでした。
これが、本当に楽しかった。
言葉が完璧じゃなくても、なんとか通じる。
伝わる。
笑ってもらえる。
英語が「正確かどうか」じゃなくて、
「伝わるかどうか」で動いている感覚。
それが、すごく新鮮でした。
楽しかった理由を分析してみた
今までの英語は、
間違えないことが前提でした。
でもここでは、
多少間違えても会話が進む。
むしろ、そのやり取り自体が楽しい。
英語って、こういうものだったんだ。
そのとき何かを掴んだ気がしたのを覚えています。
たぶんこのとき初めて、
英語を「勉強するもの」ではなく、
「コミュニケーションを取るための道具」
として見たんだと思います。
楽しいだけではなかった
ただ、その一方で、
僕がやっていたオンライン英会話には弱点もありましたので
これだけでいいのかな?
という感覚も、どこかにありました。
例えば・・・
マンツーマンのデメリットで
同じ先生の予約が難しいこと。
ほとんどの先生が全く日本語わからないので
英語で質問したり英語の解説が理解できないと
肝心なところがわからないままになってしまうこと。
20〜30代の学生アルバイトの先生が多く
指導スキルにムラがあること
いわゆる英会話のトレーニングにはなるけど、
生徒側に教わる能力が必要なので
目的を持ってレッスンを受けないと
すぐに頭打ちになって積み上がっている感じが薄い。
自分の中に残った二つの感覚
楽しい。
でも、積み上がっている実感は少ない。
そんな違和感を抱えてはいましたが、
なんだかんだ言っても
”外国の人と英語で会話しているオレ”
が楽しくて
結局2年ほど続けました。
環境さえ変わらなければ、
もしかすると今でも続けていたかも・・・
と思うくらい楽しくはありましたが、
最終的には、環境の変化でやめることになります。
車通勤の時間がなくなり、
レッスンを受ける時間が取れなくなったからです。
それでも、このオンライン英会話経験で
得たものは大きかったと思います。
英語は、「勉強するもの」ではなく、
「人とつながるためのツール」なんだ、という感覚。
そして同時に、
英会話の成長レベルは
楽しいだけだと止まる、という感覚。
この二つの感覚が、
あとになって効いてくることになります。
次回予告
英語学習を面白くしようとして結局続かなかった話
ーECMが生まれた経緯②
