ECMってどんな英会話?① 自分の答えが会話になる英会話
今回から何回かに分けて
今僕が作っている
ECM(English Conversation Map)
という英会話システムの内容について
お話ししていこうと思います。
僕はこのECMを
「僕のように、英語が苦手だったり、
英会話学習に今まで挫折してきた人が
どうやったら楽しく続けられるか」
という一点だけに焦点を当てて作っています。
僕が「これは会話だ」と思えた英会話
僕は今までにも
いろいろな英会話教材を試してきました。
でも振り返ってみると、
本当の意味で「会話をした」
と思えたものはほぼありませんでした。
どうしてかというと、
ほとんどの英会話教材は
決められたシナリオの会話文を
繰り返して覚えるタイプのもの
だったからです。
もちろんそれらも
英語の勉強にはなりました。
でもそれはあくまでも
擬似英会話でしかなくて
本当の会話そのもの
ではありませんでした。
そんな中で、
僕が実際に
「英語で会話してる!」
と思えたのは
オンライン英会話
だけでした。
なぜそれは会話だったのか
オンライン英会話だけが
なぜ「会話してる」と思えたか
というのは単純な話でした。
それは会話をする相手が
ちゃんとその場にいて、
自分の答えによって
話の流れが変わったからです。
たとえば、
先生に何かを聞かれる。
↓
答える。
↓
その答えを受けて、
また違う質問が返ってくる。
これこそが「会話」ですよね。
オンライン英会話自体は
「英語で会話をする力」を育てるのに
とてもいい学習方法だと思います。
オンライン英会話の壁
ただ、僕が経験したオンライン英会話は
メリットばかりではありませんでした。
自分の英語力のせいではありますが、
相手が日本語を話せない先生だと、
わからなかった部分を細かく質問できない。
先生の言ったことが聞き取れなくても、
そのまま流れてしまうことがある。
同じことを何度も聞くのも少し気が引ける。
英語が間違っていないか気になって、
緊張してしまう。
もちろんこれは
先生が悪いわけではありませんし、
むしろ本物の会話だからこそ
起きることです。
だからこそ、ECMでは
オンライン英会話のデメリットを
最小限にしつつ、
「会話する」ことを重視した方向で
開発を続けています。
とはいえ、
僕もはじめから「会話する」システムを
考えていたわけではないんです。
好きなことを散りばめても面白くならなかった
ECMを作ろうと思ったとき、
僕自身が海外旅行が好きだったので、
旅行英語を中心につくろう!と
考えていました。
好きなものに特化して作れば、
楽しく続くと思ったんですよね。
でも、実際作りながら、
自分でテストしてみると
全然面白くなかったんです。
おかしいな・・・
僕が個人的にChatGPTを使って
英会話の練習をしていたときには
あんなに楽しかったのに・・・
そこで僕は
もう一度自分自身が個人的に
ChatGPTを使ってやっていた英会話を
やってみました。
うん。
確かにこっちは楽しい。
僕は改めて
自分自身がChatGPTを使ってやっていた
英会話レッスンで
何が楽しかったか、
どうすればストレスなく続くか、を
考えるようになり、
その中で、
ひとつ気づいたことがありました。
自分の答えで会話が変わる楽しさ
僕が楽しいと思っていたのは、
旅行英語だからでも、
趣味の話だからでもありませんでした。
それは
自分の答えによって会話が変わるから
というもっとシンプルなものでした。
同じ質問、
例えば
好きなものはなんですか?
と聞かれても、
人によって答えは違いますよね。
趣味の話をする人もいれば、
推しの話になる人もいる。
旅行だったり、仕事だったり、
家族や好きな人のことを話す人もいるでしょう。
そしてその答えが違えば、
当然その後の会話も変わりますよね。
シナリオ型の英会話教材では、
この感覚を味わうことはできません。
僕はせっかく
オンライン英会話の経験も、
ChatGPTとの英会話レッスンの経験も
あったのに、
このことに気づいていなかったんです。
英語より先に会話が必要だった
英会話レッスンの楽しさのひとつが、
会話が発展することだと気づいて
英会話システムを作っているうちに
僕はひとつの結論にたどり着きました。
それは、
英語学習より先に、
会話が成立していることが大事だ
ということです。
英語が完璧だから楽しい、
というわけではないと思うんです。
相手の言葉を受け取り、
自分が返して、
その答えでまた会話が変わる。
そのラリーが続いている状態こそが、
会話の楽しさの本質なんじゃないかと
思うようになりました。
だからECMでは、
まず会話をすることを
軸に考えるようになりました。
ただ、ここで新しい問題が出てきます。
会話のラリーに必要なもの
会話が大事なのはわかった。
でも、
自由に何でも話していいよ
って言われても、
初心者はいったい
何を話せばいいかそれ自体がわからない
ということです。
実は、ECMの開発で次にぶつかったのは
まさにそこでした。
次回は、
なぜECMでは「話題がなくならない」のかについて
お話ししたいと思います。
次回公開予定
ECMってどんな英会話?②
話すことがなくならない英会話
