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LINEヤフー広告 ディスプレイのクリエイティブ改善|CTRとCVRを上げるための考え方と手順

この記事はこんな人に向けて書いています

・バナーを作ったが、クリックされない
・クリックはあるのに、CVにつながらない
・クリエイティブを改善したいが、何から手をつければいいかわからない

ディスプレイ広告の成果は、ターゲティングや入札設定と同じくらい、クリエイティブの質に左右されます。どれだけ設定を整えても、バナーが機能していなければ成果は出ません。

この記事では、クリエイティブ改善の考え方と、CTR・CVRそれぞれの改善手順を解説します。全文無料です。

なお、ディスプレイ広告を始めたばかりで「そもそも何からやればいいかわからない」という方は、先にこちらをご覧ください。
→ LINEヤフー広告のディスプレイ、始めて1ヶ月で必ずぶつかる5つの壁と、その超え方
(リンクをここに挿入)

■ 目次

  1. クリエイティブ改善の前に確認すること

  2. CTRを上げる改善(クリックされないとき)

  3. CVRを上げる改善(クリックはあるのに成果が出ないとき)

  4. A/Bテストの正しい進め方

  5. レスポンシブ広告の活用とクリエイティブ管理


クリエイティブ改善の前に確認すること

改善を始める前に、まず以下を確認してください。クリエイティブ以外に問題がある場合、どれだけクリエイティブを改善しても成果は変わりません。

▼ 確認リスト

□ CV計測タグは正しく動作しているか
→ 計測できていないと、改善の効果すら測定できません。
→ 計測タグの設置・確認方法はこちら
https://note.com/mare_adsupport/n/nef3ff7484e05

□ 機械学習の学習期間は完了しているか
→ 自動入札に切り替えてから2週間未満の場合、数値が不安定なのは正常です。クリエイティブの問題ではありません。
→ 学習期間中にやってはいけないことはこちら(有料)
(リンクをここに挿入)

□ バナーサイズは最低3種類用意されているか(300×250 / 320×50 / 728×90)
→ サイズ不足のまま改善しても、配信できる枠が限られます。

□ 配信面(LINE面・Yahoo面)の特性を把握しているか
→ 面ごとにユーザーの閲覧環境が異なります。
→ 配信面の特徴と使い分けはこちら
https://note.com/mare_adsupport/n/n9e23d9345e19

上記がすべて問題なければ、クリエイティブの改善に進みます。


CTRを上げる改善(クリックされないとき)

目安:CTRが0.1%未満の場合はクリエイティブを見直す

なぜクリックされないのか

ディスプレイ広告のバナーは、ユーザーに「見ようとして見られる」ものではありません。コンテンツを閲覧中に視界に入るものです。ユーザーがバナーを認識する時間は0.5秒以下とも言われており、その短時間で「自分に関係ある」と感じてもらえなければスルーされます。

クリックされないバナーに共通する問題

・何のサービスか一瞬でわからない(情報が多すぎる・文字が小さい)
・誰に向けた広告かわからない(ターゲットへの訴求が弱い)
・次に何をすればいいかわからない(CTAがない・弱い)

CTRを上げるための改善ポイント

【ビジュアル】
・メインビジュアルは1つに絞る。複数の要素を詰め込まない
・背景と広告の境界が明確になるよう、枠線またはコントラストを意識する
・人物・顔写真は視線誘導効果があり、CTRが上がりやすい傾向がある

【キャッチコピー】
・「誰に・何を」が0.5秒で伝わる文言にする
・数字を使うと具体性が増す(例:「3ステップで完了」「初月0円」)
・ネガティブ訴求(「〇〇で困っていませんか?」)はターゲットに刺さりやすい

【CTA(行動喚起)】
・「詳しくはこちら」より「無料で試す」「今すぐ確認」など具体的な動詞を使う
・ボタン型のデザインにするとクリック率が上がりやすい

配信面別の注意点

LINE面(トークリスト・タイムライン):
スマートフォン閲覧がほとんどのため、文字は大きく・シンプルに。タイムライン面はコンテンツに溶け込む自然なデザインが有効。

Yahoo面(トップページ・記事面):
PC閲覧ユーザーも多いため、300×250や728×90サイズを必ず用意する。

配信面ごとの特性の詳細はこちら


CVRを上げる改善(クリックはあるのに成果が出ないとき)

目安:CTRは0.1%以上あるが、CVRが極端に低い場合

なぜCVにつながらないのか

クリックしたユーザーがCVしない場合、問題はバナーではなくランディングページ(LP)にあることがほとんどです。ディスプレイ広告経由のユーザーは、検索ユーザーと比べて購買意欲が低い状態でLPに到達します。そのため、LPの設計がディスプレイ経由のユーザーに最適化されていないと、離脱が起きます。

CVRを下げる主な原因

・バナーとLPのメッセージが一致していない
→ バナーで訴求した内容がLPに反映されていないと「思っていたのと違う」と感じて離脱する

・LPの表示速度が遅い
→ 3秒以上かかる場合、離脱率が急増する。特にスマートフォンからのアクセスで顕著

・LPの冒頭で「自分に関係ある」と伝わらない
→ ファーストビューで訴求が弱いと、スクロールされずに離脱する

CVRを上げるための改善ポイント

【バナーとLPの一貫性】
バナーで使ったキャッチコピー・画像・訴求内容を、LPのファーストビューにも反映する。ユーザーが「バナーで見たページだ」と感じられる設計にする。

【LPのファーストビュー】
・誰に・何を・どんなベネフィットがあるかを、スクロールなしで伝える
・CTAボタンをファーストビュー内に配置する

【LP表示速度の確認】
Google PageSpeed Insightsなどで確認し、モバイルスコアが60以上を目安にする。

なお、CVが計測できていない場合は、LPの問題ではなくタグの問題です。まず計測の確認を優先してください。
計測タグの設置・確認方法はこちら


A/Bテストの正しい進め方

クリエイティブの改善は「感覚」ではなく「データ」で判断します。そのためにA/Bテストが必要ですが、正しく進めないと何が効いたかわからなくなります。

A/Bテストの基本ルール

・1回のテストで変える要素は1つだけ
→ ビジュアルとコピーを同時に変えると、どちらが効いたかわからなくなる

・テスト期間は最低1週間、データが安定してから判断する
→ 日次の変動に振り回されない。機械学習の学習中は特に数値が不安定になる

・判断基準を先に決めておく
→「CTRが〇%以上のものを残す」など、テスト前に基準を設定する

・テスト中は入札・予算・ターゲティングを変更しない
→ クリエイティブ以外の要因が混入すると、正確な比較ができなくなる

何をテストするか:優先順位

1位:メインビジュアル(人物あり vs なし、など)
→ CTRへの影響が最も大きい要素

2位:キャッチコピー(訴求軸の違い)
→ 機能訴求 vs 感情訴求、など

3位:CTA(「詳しくはこちら」vs「無料で試す」など)
→ 改善効果は出やすいが、インパクトは小さめ

4位:バナーサイズ・配信面
→ どのサイズ・面でCTRが高いかを把握する

テスト結果の活用

勝ちパターンが見つかったら、そのパターンを基準に次のテストを設計する。テストを繰り返すことで、自分のサービス・業種に合ったクリエイティブの傾向が蓄積されます。


レスポンシブ広告の活用とクリエイティブ管理

レスポンシブ広告とは

テキスト・画像・ロゴなどの素材を登録しておくと、配信先の枠に合わせてシステムが自動的に組み合わせを生成する広告形式です。1つの広告グループで多数のサイズ・枠に対応できるため、バナーを個別に用意する手間を大幅に削減できます。

レスポンシブ広告のメリットと注意点

メリット:
・対応できる配信枠が広がり、impressionが増えやすい
・システムが最適な組み合わせを自動でテストしてくれる
・素材を追加するだけでテストが増やせる

注意点:
・組み合わせはシステムが決めるため、意図しないレイアウトになることがある
・素材の品質が低いと、すべての組み合わせの質が下がる
・アセット(各素材)のパフォーマンスはレポートで個別確認が必要

レスポンシブ広告で用意すべき素材

画像:
・横長(1200×628推奨)
・スクエア(1200×1200推奨)
・ロゴ(正方形・透過背景)

テキスト:
・短い見出し(15文字以内)を複数パターン
・長い見出し(30文字以内)
・説明文(90文字以内)を複数パターン

クリエイティブ管理のコツ

・定期的にアセットのパフォーマンスを確認し、「低評価」のアセットは入れ替える
・新しい素材は既存を残したまま追加する(既存の学習を壊さないため)
・クリエイティブの変更履歴をメモしておく(何を変えたか把握するため)

→ 設定変更が学習に与える影響については、こちらで詳しく解説しています(有料)
(リンクをここに挿入)


最後に

クリエイティブ改善は、一度やって終わりではありません。テストを繰り返して、データを積み上げて、少しずつ精度を上げていくものです。

まずは「CTRが低いのか、CVRが低いのか」を特定することから始めてください。問題の所在がわかれば、改善の方向が決まります。

▼ あわせて読みたい

・ディスプレイ広告を始めたばかりの方へ
→ LINEヤフー広告のディスプレイ、始めて1ヶ月で必ずぶつかる5つの壁と、その超え方
(リンクをここに挿入)

・CV計測の設定・確認方法
→ LINEヤフー広告 計測タグの設置方法【コンバージョン設定・サイトリターゲティング完全解説】
https://note.com/mare_adsupport/n/nef3ff7484e05

・配信面ごとのクリエイティブの考え方
→ LINEヤフー広告の配信面はどこ?LINE面・Yahoo面の特徴と使い分けを解説
https://note.com/mare_adsupport/n/n9e23d9345e19

・impressionもCVも出ないときの根本原因(機械学習・入札設定)
→【サポートより】LINEヤフー広告でimpressionもCVも出ないときに、まず確認してほしいこと
(リンクをここに挿入)

次回は、オーディエンス設定の最適化について解説予定です。フォローしておくと更新通知が届きます。


広告サポートでの経験をもとに
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