78歳の母が転倒して狼狽の日々②
顔面を大きく負傷した傷に驚かされたファミレス。
転倒してから何も食べていないと母は言う。
転倒してから、恐らく24時間くらいは経っている。
空腹状態でいきなり糖分の高い物を食べるのは体に毒。
母は、せっかくの外食というので、食事よりもスイーツを欲しがったが、それは阻止し、サラダを勧めてそれには納得してくれた。
あまり食欲は無いというものの、なぜかスイーツを欲しがった。
あまり気は進まなかったが、ゼリーくらいなら糖分もそんなに高くないので大丈夫と思い、コーヒーゼリーを注文した。
そんなに小食で大丈夫なのかと心配したけど、あまり食欲が湧かないようだったので、温野菜のサラダとコーヒーゼリーを食べて帰宅した。
体調の変化を知るために何か指標になるものは?と考え、体重を測ることにした。
「着衣あり」の条件でいいので、1日に1回体重を測ることにした。
(とりあえず目安が知りたかったので)
9日(金)55.0キロ
10日(土)55.7キロ
11日(日)56.9キロ
服を着たままなので、正確ではないのは承知の上のことだったけれど、外からパッと見た感じ、浮腫みが酷くなっているようだった。
「食べ過ぎで太ってる」だけなら別に問題ない。
もしもこのまま体重が増え続けて、60キロを超えるようなことがあったら、町のクリニックへ連れていくことに決めた。
で、1月12日(月)朝8時、弟からのLINE。
「ここで一晩寝てたらしい。」
と、トイレの前の廊下の画像が送られてきた。
続けて、8時半のLINE。
「今、シャワー浴びてもろてる。」
母は、昨夜の夜中に起きてトイレに行く途中に、体が動かなくなりトイレ前の冷たい廊下に横たわったまま起き上がれなくなった。そして失禁。
1月13日(火)正午過ぎ、妹からのLINE。
「今日は、訪問したらこの辺にいたよ」
と、食卓のそばの床の画像が送られてきた。
続けて、12時半のLINE。
「体の左側半分が青くなってる。尾てい骨が痛いって。」
「上から下まで。肩もお尻も青くなってる。」と。
母がシャワーを浴びてる間に送られてきた。
母は、食卓の横にある固定電話に出ようとして、脚が動かなくて床に倒れ込んでしまったまま起き上がれなくなった。そして失禁。
明らかに 何か歯車がズレつつある ことが分かった。
ただ、同時に別の「スイッチが入った」瞬間でもあった。
14時18分、弟からのLINE。
「明日、介護認定の申請に行こうと思う。」と。
(仕事を休んで)
その日の僕はパン屋の営業日だったので、早々に店を閉め、16時に実家へ向かった。
外はかなり冷えていて、厚着をしないと風邪をひきそう。
母には、それなりの重装備をさせて、車で6-7分の場所にある整形外科へ。
外は寒い。車の乗り降りにも時間がかかる。
飛び込みなので、待ち時間が長い。
1時間ほど待った後の診察。
母は、尾てい骨の痛みを一番に訴えた。
が、院長先生曰く「転倒後5日経って、一応歩けているので骨に異常はないでしょう。尾てい骨は折れていても治るのを待つだけで処置はできない。」と。そして、
「高額医療の治療薬を使っているので、循環器専門のクリニックの紹介状を書くから、そちらで診てもらってください。」
「まだ間に合うと思うので、この後すぐ行ってください。」と。
それで、整形外科から車で2分のところにある循環器内科へ移動。
このクリニックでは、待ち時間も短くすぐに診てもらえた。
が、ここ(循環器専門のクリニック)でも、
「高額医療の治療をしているので、主治医に診てもらってください。待ち時間無く診てもらえるように、紹介状を出しておきます。」
と、いわゆる「たらい回し状態」。
ということで、翌日に主治医(神大病院)に診てもらうことになった。
(つづく)
