78歳の母が転倒してからの日々③ 何のための検査だったのか?
整形外科クリニックから循環器内科クリニック、そして主治医の大学病院へと「たらい回し状態」のバトンは、翌朝に弟へ渡すことにした。
しかしながら、深夜から早朝にかけて一番冷えて寒い時間帯に、再びまた、トイレに行こうとして動けなくなって倒れることが予想できた。
スムーズなバトンタッチを果たすために、その日の夜は久しぶりに実家に泊まることにした。
準備万端でバトンを渡すつもりで臨んだはずだったにもかかわらず、
翌朝5時ごろに母の様子を見に行くと、ガーン!
ベッドのそばの床に倒れ込んで立ち上がれなくなった母の姿があった。
想定内ではあったが、やはりショックは大きかった。
きっと母自身も同じか、それ以上にショックだったに違いない。
とにかく、「床から立ち上がれない」のだから。
冷え切った朝の時間に、尿失禁の始末をした。シャワーを浴びさせて、洗濯機を回し、衣服を取り替える。
シャワーを浴びている間に、エアコンの暖房と石油ファンヒーターで部屋を暖める。
気がつくと外はすっかり明るくなっていて、僕は仕事に行く時間。
朝8時半、このタイミングでようやく弟へバトンタッチ。
大学病院の主治医の受診を、弟に託した。
弟は母を連れて、大学病院での診察。

検査と診察を受けた後、
午後からは近所の循環器クリニックへ立ち寄り、あんしんすこやかセンター(介護相談窓口)で介護認定の申請手続きを済ませてくれた(らしい)。
夕方に、母から受診の結果を聞くことになったのだが、その内容があまりにも酷く、患者家族としては納得のいくものではなかった。
主治医から母は、厳しく叱られたような状態で、
「定期診断は3か月毎で、次回は3月16日と予約してあるのに、何故(こんなに早い1月13日に)来たのか?
きちんと薬を飲んでないのではないか?
きちんと運動していないのではないか?」
という診断で、特に何の解決策も得られなかったらしい。
こんなに脚が浮腫んでいて、倒れて起き上がれないことが頻繁に起こっていて、わざわざ大学病院まで出かけてるというのに、主治医はこんなにも紋切り型の診察しかできないのか、母にはもう何も立ち直る手段は無いのか、と憤りを覚えると同時に、絶望のような無力感を感じていた。
冬の寒い時期のせいもあり、適度な運動習慣が無いことは仕方ない部分もあるだろう。それを差し引いたとして、医者の指示通りにきちんと薬を飲み、転倒の痛みを訴えるために受診を請うたことで受けた仕打ちが、「本人の怠惰との叱責」という結果には、全く納得できなかった。
初めに受診した整形外科のクリニックを選択したのが間違いだったのか?
「医者に主導権を握らせている場合じゃないぞ」
と思い立ち、やってみたこと6項目。
1年後の母か、それとも、誰か同じような境遇の人の参考になるかもしれないので書き残しておく。(7~9の効果は定かではない)
① あしふみ健幸器
② ハムベーコン禁止
③ 室温管理(エアコンのリモコン没収)
④ コンビニ菓子の禁止、プロテイン菓子に代替
⑤ 市販パンの中止(キトサンパンに代替)
⑥ Mg足湯
7 神棚を片付けた
8 冷蔵庫を片付けた
9 止まった掛け時計を洗浄し、電池を交換した



