コンフィデンスマンJPを「未来から」観てしまった話(※順番ミス)
コンフィデンスマンJP映画2作目と3作目を観た話(※順番ミス)
コンフィデンスマンJPの映画、
「プリンセス編(2作目)」と「英雄編(3作目)」を観ました。
……と、ここでひとつ告白があります。
ちゃんと順番を調べた つもり だったのに、
なぜか「英雄編(3作目)」から先に観てしまいました。
やってしまった。
伏線を、
未来から来た人みたいな顔で、
ドヤッと先に回収してしまった。
***
でも意外と成立してしまう、という事実
あとで「プリンセス編」を観て、
「あ〜なるほどね、ここに戻るのね」
となる設計だったんですが、
このシリーズ、どうやら制作陣がすでに悟ってる。
「どうせ途中から来る人、いるよね?」
と言わんばかりの
お祭り感
オールスター集合
シリーズ総決算っぽいドヤ感
が強めで、
先に英雄編を観ても、楽しさ自体はちゃんと成立してました。
やさしい。
コンフィデンスマン、意外と介護上手。
とはいえ、
これから観る人は順番どおりが一番楽しいです。
当たり前ですが。
***
3作の中でいちばん好きなのは…
ちなみに、
「ロマンス編(1作目)」も含めた全3作の中で、
わたしは 「プリンセス編(2作目)」がいちばん好き かもしれません。
少女が、
本当に一国のプリンセスになってしまう物語。
その決断をした柴田恭兵さん演じる“執事みたいな人”も粋なんですが、
何より強烈なのが、
最後の最後で明かされる、
全部、
北大路欣也さん演じる王様の
壮大すぎる「跡取り募集計画」だった
という事実。
いやもう、
それ、ダー子より一枚も二枚も上。
コンフィデンスマンたちを、
王様が掌の上で転がしてたってこと。
ダー子が天才なのは事実だけど、
「世界を動かすのは、“あの世の老人”」
というオチが、効きすぎ。
***
学習しない視聴者(=わたし)
毎回、
「今回は分かるぞ」
「さすがにもう学習した」
って思う。
でも結局、
どの映画も、
どのドラマ回も、
最後まで、きっちり騙される。
ただ、このシリーズがすごいのは、
騙されたけど後味がいい
「あーやられた」じゃなくて「……参りました」
観てる側が“被害者”じゃなくて“共犯者”にされる
ところ。
これが、
コンフィデンスマンJPという作品の美徳。
***
裏の主役は江口洋介さん演じる赤星だと思う件。
コンフィデンスマンJPって、タイトル的には
「ダー子!天才!詐欺!イェーイ!」
な顔をしてるけど、
実は裏の主役は、
江口洋介さん演じる赤星だと思う。
裏社会のボス。
しかも 50億だまし取られてる側。
なのに本人は、
「はした金だ」
とか言いながら、
目は血走ってるし、
行動は完全に私怨。
この時点でもう最高。
赤星ってつまり、
表では余裕の大物
裏ではプライドズタズタ
50億飛ばされても「金じゃない」顔
でも実際は
「あの3人にだけは負けたくない男」
なんですよね。
完全に感情で動くラスボス。
しかも笑えるのが、
ダー子・ボクちゃん・リチャード側は
わりと「ゲーム感覚」なのに、
赤星だけ人生かけて本気。
この温度差。
だから赤星が追いかければ追いかけるほど、
威厳は下がる
執念は上がる
キャラとしては爆上がり
という、
損して得する構造が完成してる。
で、ここが一番おいしいポイント👇
赤星って結局、
金を失ったことより、
「自分が見抜けなかった」ことが許せない人
だから何度負けても、
何度恥かいても、また追いかける。
これ、もう悪役じゃなくて
美学をこじらせた男。
ドラマ第1話のゲストですからね?!
一番最初から追いかけてる🤣
結果どうなるかというと――
コンフィデンスマンJPにおいて赤星は、
敵なのに愛され
負け役なのに印象に残り
出てくるだけで「今回は荒れるぞ」と期待される
という、裏主人公ポジションを獲得。
いやほんと、
50億はした金とか言ってる場合じゃない。
その執念、もう感情資産として元取れてます。
めっちゃ好き🤣
***
というわけで、
ドラマから映画まで一気見しました。
とても楽しかったです。
ご馳走様でした😋
(順番を間違えた人間の感想とは思えない満足度)
***
まとめ
順番を間違えても楽しめるのが、コンフィデンスマンJPの懐の深さ
でもやっぱり順番どおりがベスト
プリンセス編は感情に効く名作
赤星はいつまでたっても騙される
そして何より、
「分かった気になった瞬間に、必ずやられる」
それがこのシリーズ。
***
🎬 コンフィデンスマンJP|正しい観る順番(※自戒を込めて)
① ドラマ(2018年)
コンフィデンスマンJP(全10話)
→ 関係性と“だましの型”をここで完全理解。
② SPドラマ(2019年)
コンフィデンスマンJP 運勢編
→ 映画前のつなぎ。
※現在ほぼ見られず。幻。DVDの販売はあり。
③ 映画①(2019年)
ロマンス編
→ 映画路線スタート。スケール拡大。
④ 映画②(2020年)
プリンセス編
→ 感情に刺さる。個人的ベスト。
⑤ 映画③(2022年)
英雄編
→ 集大成。ここまで来たら必見。
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