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突然アイスランド語サバイバル7日目─衝撃の再会

アイスランド語学習を始めて7日目、水曜日(miðvikudag)。木曜日から始めて1週間を一巡した。

miðは「真ん中」でdagは「日」。間に挟まれたvikuは「週」。ドイツ語の水曜日がMittwoch(真ん中+週)なのと似ている。

6日目、火曜日(Priöjudagur)「本を買う本気」はこちら。


amazon audibleで声を知る

日付では5月23日の出来事を7月4日に書いている。

この日は衝撃の再会があった。その人との出会いはamazon audible。まず、声を知った。アイスランド語のポッドキャスト「Icelandic Immersion」でしゃべっている講師のフレミングさん。ミュージシャンでもあるらしい。

自己紹介で名乗っているのはファーストネームの「フレミング」のみで、タイトル説明にも講師の名前は記されていない。

名前を聞き取れたのは、エピソード0が英語でのイントロダクションだったから。「英語を話すのは最初で最後」とフレミングさんは言い、エピソード1以降は、ひたすらアイスランド語。

「immersion」は英語学習でも「immersion learning」などどよく使われている。どっぷり浸る状態を指すから「〜漬け」と訳せるだろうか。

Icelandic Immersionは「アイスランド語漬け」。看板に偽りなしだが、あまりにちんぷんかんぷん。

1日目にも同じものを聴いていた。このときはもちろん何も聞き取れなかったのだが、7日目になってもやはりわからない。時々ポツポツと挟まる彩りのような英単語だけが砂漠に咲く花のようにパッと色づく。

Linktreeで名前と顔を知る

ポッドキャストのタイトル説明でLinktreeへの登録を呼びかけていた。

For all socials, transcriptions, and lesson bookings, click the link here!
https://linktr.ee/icelandicimmersion

amazon audibleのicelandic podcast紹介

呼びかけられるがまま、Linktreeにアクセスし、Icelandic Immersionに登録した。

講師のフルネームはFlemming Valmundssonさんだとわかった。Valmundssonという長い名字にアイスランド語らしさを感じる。

顔写真も出ていた。

声を知って、下の名前を音で知って、文字とともに上の名前も知って、顔も知る。フレミングさんのヴェールが少しずつはがれていく。 

YouTubeで動いている姿を知る

Linktreeに埋め込まれている動画で、動いているフレミングさんを見た。

フレミングさんに輪郭ができ、肉づけされていく。

memriseで再会する

8日目の大きな変化は、memriseでアイスランド語を見つけたことだった。

ネイティブが使う
言語を学ぼう

日々使える便利なフレーズを
本物のネイティブが動画で教えてくれるよ。

memrise.com トップページ

サイトのトップページにある言葉の通り、すぐ使えそうな単語やフレーズを動画で楽しく覚えられるmemrise。これまで中国語とドイツ語とスペイン語でお世話になっていたが、アイスランド語があるとは思っていなかった。

日本語で学ぶコースは9言語だが、英語で学ぶコースは選べる言語が一気に増える。それはDuolingoも同じなのだが、Duolingoにはないアイスランド語が、まさかmemriseにあったとは!

痒いところに手が届く、面倒見のいいmemrise。これで一気にサバイバルから抜け出せる!

喜び勇んで始めたところ、「ひえっ」と思わず声が出た。

memriseスクリーンショット

なんとそこに、フレミングさんがいた! 

顔出しでアイスランド語の講師をしている人は限られているだろうから、人口の少ないアイスランド語学習界隈で同じ人を別な場所で見かけても不思議はないのだが、あちこちに顔を出しているからこそ遭遇率が高まったわけで、

「ついにわたしもここまで来たか」

しみじみしつつ思い出したのは、数十年前、合コンに明け暮れていた同期入社男子のこと。ある合コンで会った女性に「前にも会いましたよね?」と声をかけられたとき、同期男子は悟ったのだった。

「東京は一巡した」

出会うべき人には出会った。これ以上の出会いはない。そう見切りをつけた同期男子は、合コンを卒業することを決意し、結婚に舵を切ったのだった。

合コンで1000人以上と出会ったという同期男子の場数とは比べ物にならないが、フレミングさんとの再会で、

「アイスランド語は一巡した」

という謎の達成感を味わったのだった。

「東京一巡」で同期男子は合コンをやめたが、わたしは「アイスランド語一巡」に背中を押され、「もっと続けるべし!の励ましを得た。続ければ続けるほどアイスランド語との接点ができる。2度目、3度目の衝撃の再会があるかもしれない。

「memriseにアイスランド語あった!」の感激は、「memriseにもフレミングさんいた!」の衝撃に吹き飛ばされてしまったが、おかげでサバイバルから脱出できたわたしのアイスランド語は、この後、目覚ましい成長を遂げることになる(当社比)。

5月30日に行われる(た)「アイスランドの映画と音楽の夕べ」に参加することになり、アイスランド語を学ぼうと思い立った1日目はこちら。



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脚本家・今井雅子📚言葉遊びが好きな物書き 目に留めていただき、ありがとうございます。わたしが物書きでいられるのは、面白がってくださる方々のおかげです。