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ハムスターは喋る


ハムスター。


それは世界で一番尊い、小さきもの。

うちの子 ポン太


「ハムスターくらいなら」なんて軽い気持ちで飼ったら最後、その者はたちまち魅力に取り憑かれ、一生虜になるだろう。

なんとも罪深き生き物である。


…かく言う私もまた、ハムに心を奪われた一人。

そのあたりは以下の記事をご覧ください。


さて、そんなハムスターだが、ときどき喋るときがある。



待ってください。
「戻る」ボタンを押す前に、もう少し聞いてください。



もちろん、彼らに言葉を発声することはできない。

ただ、無表情に見えて意外と表情豊かな彼らと暮らしていると、もう「明らかにそう言っているとしか思えない」という場面があるのだ。



今日は、そんな彼らが発する言葉の数々を紹介したい。


ハム飼いの皆様なら、共感頂けること間違いなしである。(「ハム飼い」って、なんか「歌うたい」みたいで良いね)


それでは、参りましょう!


1.「はっ…!」


はっ…!

〜解説〜

彼らは唐突に、何かに気づいたような顔をする。

回し車を回しているとき。
餌を受け取ろうとしたとき。


それはいつも突然、訪れる。

そして一度そうなったら最後、彼らはしばらく固まってしまう。そして何かを考え込んだように、動かなくなる。

そうなると我々にできることは、もはや何もない。

辛い記憶も時の経過によって風化するように、固まったハムを再起動させるのもまた、時の経過でしかない。


固まる
こんな格好で


しかし、これだけは覚えておいて欲しい。


別に彼らは何にも気づいていないし、何も考えてはいないのである。

ただ、なんかちょっとびっくりして固まっちゃっただけなのである。


よって再起動を待つその時間は、我々に何かをもたらすわけではない。ただそんな時間はどこか愛しくて、切なくて、僕たちを少し優しい気持ちにしてくれる。

しばらく待つとちょっとだけ動く



2.「あ」


〜解説〜

こちらも、何かに気づいた風の一言。

「はっ…!」と似ているが、こちらには先ほどの緊張感のようなものが無い。そのかわりどことなく悲壮感が漂う。


たとえば↑の画像を少し引いてみると…

あぁ…

目の前で巣を掃除されている。

切ない。

ちなみにこの後は大体近づいてきて、「ちょっと何してんの」と、周りをうろうろしたりする。

ハムスターにとって、巣は自分の匂いが染み付いた安らげる場所。そこが掃除されるのは一大事である。

とはいえ、掃除しないわけにいかない。食べ残しがあって、腐ったら大変だ。だからそんな目で見ないでくれ…

と、これは一例ではあるが、他にもエサが隙間に落ちちゃったときとか、目の前でケージの戸を閉められたとき、彼らは「あ」という顔をする。


その姿には、どことなく哀愁が漂う。


こんな小さな動物なのに、このへんが味わい深くて良い。


嫌なのかい

3.「おーん?」


おーん?

〜解説〜


寝起きのハムに話しかけると、大体この反応をする。

ハムスターは夜行性だ。

そして、信じられないくらいよく眠る。彼らの睡眠時間は12~14時間とも言われており、一日の半分以上を眠っているということになる。

なので、日中彼らに話しかけるときは、起き抜けのときが多い。そのとき彼らは、大体こんな顔をする。

目は半開き。耳はぺったんこである。


ねむい


ただ、たとえ寝ぼけていても、食べ物を差し出されれば受け取る。
そのまま寝ながら食べたりする。

ハムスターはいやしんぼなのである。

…余談だが、ハムは寝るとき器用に耳を折り畳む。
なので、寝起きのハムは大体耳がクシャっとしている。活動するにつれて、徐々に耳がピンとする。

くしゃ
ピン!


なので今後耳がくしゃっとしたハムの画像を見たら、「あぁ寝起きに撮られたんだな」と思って欲しい。

だから何というわけではないけど。


4.「出して!」


「出して!」

〜解説〜

もはや説明不要。部屋んぽの要求である。

本当、誰も教えていないのにみんなこれをやるから不思議だ。

いつも思うが、こんなに騒がしくして肉食動物に見つかったらどうするつもりだろう。飼いハムは平和慣れしすぎて、そんなこと思いもしないのだろうか。

ということは、これができるのは、自らの身に危険が及ぶとは全く思ってない、油断し切った個体のみということだ。

つまりは安心の裏返しなので、飼い主の皆さんは誇りに思って欲しい。


5.「うおおおおおお!!!」


うおおおおおお!!!

〜解説〜

「うおおおおおおお!!!」


6.「えー…」


「えー…」

〜解説〜

ハムを飼う者の多くは、その愛ゆえにしばしば無茶ぶりをする。そんなとき彼らが浮かべるのがこの表情だ。

これをどうしろと言うの?


見てほしい。
この、困惑した表情。

ハムからすれば、エサや巣材以外のものを差し出されてもどうすれば良いかわからない。こんな顔になるのも至極当然である。


しかし、厄介なことに飼い主は特に彼らにどうしてほしいわけでもないのだ。ハムが何か反応しようが、困惑しようが、どう転んでも「かわいー」の一言で済まされるのである。


迷惑な話だ。


総括


以上である。

読み返してみたが、なんだこの記事は。

こんな文章を書いて、一体どうしようというのか。
何が生み出されるというのか。


わからないが、こちらとしてはポン太をいっぱい見れて楽しかったので良しである。大量のハムの写真を眺めるのは、精神衛生上良い。


哀愁


…と、まぁ何が言いたいかというと、

こんな具合にハムスターはときどきぼそっと何か言っている(ように見える)ことがある。

この記事をご覧のハム飼いの皆様も、ぜひハムの声に耳を澄まして、「何か言っていないかな?」と探してみて欲しい。

なんとなく言いたいことが分かったりしますよ。


…といったところで、今日はこの辺で。


それでは!



おまけ


〜飼い主がよく言う台詞〜

「どうしたのー???」

注:別にどうもしていない。

このクールな瞳



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