『お箸で食べるスパイスごはん』出版から1年を振り返ってみました
去年の5月30日に私のレシピ本『お箸で食べるスパイスごはん』が発売されてから、1年になりました。

この1年、たくさんの方に本を手に取っていただき、そして本を通じて生まれた、たくさんの出会いや出来事がありました。
6月末には出版記念パーティーを開き、本を購入してくださったみなさんに、直接スパイスごはんをふるまうことができました。
たくさんの方に来ていただき、食べていただき、ほんとうにありがとうございました。

9月には、レンタルスペースおざぶでスパイスおつまみ会も開催しました。ごはんけでなく、お酒にも合うスパイス料理を囲んで、語り合う夜。あの場所だからこそ生まれた、自由であたたかな空気がありました。

そして12月には、柿右衛門農園さんとのコラボ料理教室を開催。柿右衛門農園さんの野菜をたっぷり使い、スパイスと組み合わせ、参加者のみなさんと一緒に作り、食べる時間は、ほんとうに贅沢でした。

さらに、小樽の友人のスナックで、スパイスごはんをふるまう機会もいただきました。初めて訪れた小樽の街で、友人のスナックで、彼女にたくさんサポートしてもらいながら、みなさんに食べてもらえたことがとても嬉しかったです。

料理を届けるだけじゃなく、「言葉」を交わせたこと
昨年12月と今年5月には文学フリマ、今年3月にはバルトの森さんの出店お手伝い兼ねて『めしけっと』に出展。自分の手で本を販売する機会を持ちました。
ブースに立っていると、
「スパイスは好きだけど、使い方がわからない」
「スパイスいくつか持っているけど、カレー以外に使う方法を知りたい」
「外国人の同僚に食べてもらいたいな」
そんな声を直接聞かせてもらえます。
いろんな人がスパイスに関心があるんだな。
スパイス使った料理、やってみたいって思ってるんだな。
直接言葉を交わすことで、改めてそのことがわかりました。
「この本、Amazonで買いました!」
5月の文フリではそう言ってくださったお客さんが来てくださり、めちゃめちゃ嬉しくて、うっすら涙目になってしまいました。

『お箸で食べるスパイスごはん』はバズらなくても、ひとりひとりの手に届き、ひとつの食卓に届いている。
1年経って、たくさんの人と出会い、いろんな体験をしてきて、そう思えます。
SNSで大きな話題になることはなくても、直接話した誰かの「作ってみたよ」の一言が、何より嬉しかったです。
「このレシピ、お気に入りだよ」
「これ作って店(イベント)で出したら、お客さんにも喜んでもらえたよ」
そんな声を聞くたびに、じんわりとあたたかい気持ちになりました。
この本は、ベストセラーではありません。
私は有名な料理家でもありません。
それでも。
1年前に買ってくれた友人が、レシピをもとにランチを作って提供してくれたり、SNSで「この本いいよ」と紹介してくれたり。
誰かが、誰かのために、この本のレシピを使ってくれている。
そんな姿を見られることが、なによりのご褒美です。
339PLANNINGチームのみんなで作ったこのレシピ本が、どこかの台所で、食卓で、ほんの少しでも誰かの「おいしい」「たのしい」に寄り添えていたなら。
それが、いちばん嬉しいことです。
改めて、お買い上げくださったみなさん、出版にかかわってくださったたくさんのみなさん、ありがとうございました。
引き続き、みなさんに会って、話して、レシピ本や料理をお届けしたいと思ってます。
どうぞよろしくお願いします。
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美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。