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ご報告「今年も出ます!文学フリマ札幌11」

いつも「出店したよ〜」って事後報告してましたが、ふと気付きました。

「……逆じゃね?」(遅)

今回は、webカタログが公開されたこのタイミングで、広報したいと思います!笑


◾️ 文学フリマとは

言わずもがなの文フリですが、知らない方のために簡単にご紹介を。

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。同人誌・商業誌、プロ・アマチュア、営利・非営利を問わず、個人・団体・会社等も問わず、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。現在、九州〜北海道までの全国8箇所で、年合計9回開催しています。

文学フリマ公式サイトより

ちなみにわたしは2023年に札幌で初出店してから、東京、広島、福岡と、旅行がてら道外遠征にも行っています。今年も香川が落選してしまったので、大阪か東京にも出たいなーと思っています。楽しすぎて年3回くらいの出店が恒例になってきている笑。目指せ全国制覇!

ホームの札幌は今年で3度目。地元ラブなので、新作は全て札幌から出品しています。初出店した際の、わたしのソワソワを知りたい方は、こちらをどうぞ↓


◾️ 今年はリニューアルyear

なんとなく手探りで作って、手探りで値段決めて、手探りで売っていたら、刷れば刷るだけ赤字に。アホだ……、アホすぎる……。

大儲けしたいわけではないのだけれど、赤字で売るという行為は、なんだか自分の作品を、ぞんざいに扱っている気がしてならない。

文学フリマに出店しはじめて3年。そろそろ損益分岐点を正しい位置に持っていこう、ということで、2026年はラインナップリニューアルyearにします!

今までありがとう、可愛い我が子たち。
どこかで大事に読まれていておくれ。

それではリニューアルしたラインナップをご紹介〜!


◾️ 出品作①「さよならピンターダ」

2023年さっぽろ市民文芸・優秀受賞作です。

20頁 500円 あとがき書き下ろしました

息苦しいコロナ禍の通勤途中、スマホのメモ機能に、延々とこの小説を書き綴っていました。地下鉄の描写が多いのはそのせいかもしれません。当時は幌平橋に住んでいて、大通から真駒内行きに乗って自宅に帰るか、麻布行きに乗って北24条のお店へ行くか、悩みながら書いていました。

自分の傷付いた気持ちや体験を、書くことで昇華することを教えてくれた、大切な作品です。初めて応募した「さっぽろ市民文芸」にて、優秀という有難い評価をいただきました。


◾️ 出品作②「オノマトペイ」

2025年さっぽろ市民文芸・奨励賞受賞作です。

20頁 500円 

「さよならピンターダ」の翌年2024年、さっぽろ市民文芸に応募した作品が、全くかすりもしなかったので(根に持っています笑)2025年は戦略的に書きました。

しかし書きながら、だんだんと社会の歪みに惑わされ。作品の持つ重たさをキレイにまとめすぎた感もありましたが、勿体なくも「さよならピンターダ」よりも上の奨励賞という評価をいただきました。

「さよならピンターダ」も「オノマトペイ」も、さっぽろ市民文芸にしか掲載がなく、しかもさっぽろ市民文芸は札幌市内でしか流通がないので、この度、事務局に転載許可を得て本にしました。


◾️ 出品作③「ペーパータワーの追憶」

2025年第131回 文學界新人賞・二次選考通過作です。

52頁 1,000円

初挑戦した長編小説。初挑戦の勢いのまま、最終選考まで駆け上がって欲しかったところですが、結果は結果。こちらでお焚き上げさせてください。

それでも二次選考までとはいえ、文学賞の入り口を通過できたことは少しだけ自信に繋がりました。本作は売り切りで、今後増刷はしない予定なので、この機会にぜひお手に取っていただけたら嬉しいです!

読み終わった時、うっすらと血が滲むような、そんな痛みを残すような読後感を意識して書いた作品です。


◾️ おまけ

上記3冊をまとめてお買い上げいただいた方へ、先着で、ちょっとしたおまけをプレゼントします。ホントにたいしたものではないのですが、当日のお楽しみということで!

わたしが忘れていそうだったら「あの〜……おまけって……」って言ってください!!(他力本願すぎる)


◾️ 出品作④「北のあの日と、チョコミント 北海道×チョコミント文芸誌」

2023年、初めて参加した文学フリマ札幌で知り合った、送水こうたさん。互いにチョコミント好きと分かってからは、Xでチョコミント情報を交換する日々。

その送水さんが2025年の文フリで、お友達の真田さんとチョコミントをテーマにした作品を出品されていました。

チョコミントまみれ。控え目に言って最高でした。

いいなぁ〜と思っていたら、今年はなんと、お誘いいただきました!!

44頁 500円

「北海道×チョコミント」をテーマにした合同誌です!
掲載作は下記の通りとなります。わたしは「あじ子は青春を見た」という作品を書き下ろしました。

巻頭にしていただき畏れ多いです…!

長らく一人で書いていたので、今回のコラボがとても楽しみで! 締め切りよりかなり早く書きあげ、だいぶ先走りました笑。爽やかな北海道の、青春チョコミントエアーをお届け出来たら嬉しいです。

送水さんと真田さんのブースにて販売されていますが、わたしのブースでも販売させていただきます。是非お立ち寄りください!!


◾️ 迷いはあれど

本を対面で販売するのって、本当に難しくて。
どちらかというと本屋さんというより、お菓子屋さんに近い気がする。「コレ、美味しいんですよ〜」って自分の作品を売るから。

美味しそうなガトーショコラは、ガトーショコラの味がなんとなく想像できるから「美味しそう、ください」ってなるわけで。初めてガトーショコラを見た人に、ガトーショコラを売れるのか。表紙とタイトルだけで「コレ美味しそう、ください」って、果たしてなるのか。

わたしの作品は、それだけの求心力が、内容が、価値が、あるのか。

という迷いと「わたしの作品を、読んで欲しい! 心揺さぶられて欲しい! できたら愛して欲しい!!」という承認欲求との戦いは、ずっと続いております。

だけど目に止まり、手に取ってもらえないと、作品を読んでほしいという願いは叶わない。しかも「このガトーショコラ、めっちゃ美味しいじゃん!」って思うのは、読み手が決めることだよな、と最近気付きました。

だからわたしは、わたしが心震えると思うものを書き、誰かの心が、共に震えてくれるその瞬間まで、作品の精度を高めていくしかないわけで。自分の中身をえぐり出して、切り刻んで書くしかないわけで。富良野は寒いわけで。

刻みきれているか、という「磨き」については、まだまだ課題だけど、これからもそうやって、書いていく。

そうして出来た小説で、わたしの言葉で、誰かの、あなたの、孤独な夜に、寄り添える作品を書きたい。書き続けていきたい、と思う次第です。

7/20当日、札幌コンベンションセンター【B-26】ブースにて、皆さまにお会いできること、楽しみにしてます!


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