里見八犬伝聖地巡礼【武蔵一】浅草・対牛楼 / べらぼうゆかりの地
2025年3月23日
石浜対牛楼で仇敵・馬加大記一味と格闘する八犬士の美犬士、犬阪毛野。
助太刀するのは犬田小文吾。
そんな里見八犬伝の名場面「対牛楼の敵討ち」。
対牛楼は、現在ではどこになるのか?
今回はその謎を追いかけつつ、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』のゆかりの地デジタルスタンプラリーをしながら、吉原界隈を歩き回ってきました!
JR南千住駅を降り、隅田川に向かうと、荒川区側は早咲きの桜が満開🌸
お花見気分を味わいながら、まずは八犬伝の舞台へ向かいます。

南総里見八犬伝の舞台を歩く
石浜神社で八犬伝モードに突入!
隅田川を浅草方面に歩いていくと、コンビナートをバックに石浜神社が見えてくる。

戦国時代、千葉氏の居城として知られる「石浜城」。
豊臣秀吉の小田原征伐の際に廃城となり、城址の位置には諸説あるけど、有力な推定地として石浜神社の入口に案内板が建てられている。
里見八犬伝の世界では、管領派(八犬士の敵)である千葉氏の居城として描かれ、犬田小文吾が千葉家の家老・馬加大記に幽閉され、殺されかける場所。

そんな因縁の地。その石浜城下にある「対牛楼」こそが、八犬伝で何度も映像化されている、あの名シーンの舞台になるのです!
絶景の高楼を妄想! 犬坂毛野が舞った「対牛楼」
八犬伝では対牛楼は石浜城内の一角、特に眺望の良い場所に建てた高楼として描かれてる。
雨戸を開くと「牛島、葛西の海辺まで全て眼下にある」ことからその名がついたのだとか。
そんな対牛楼のロケーションにぴったりなのが、隅田河畔で唯一の小高い丘、川を隔てて牛島と向き合う「待乳山聖天」。ここが対牛楼のあった場所ではないかと言われている。
隅田川方面を背景に待乳山聖天をパシャリ。
有名な「里見八犬伝 石浜対牛楼」の浮世絵に似ているような気も…😳

今は街並みで隅田川は見えない。
でも、ここで美しい踊り子・旦開野(実は犬阪毛野)が、小文吾を助けながら舞い、見事に敵討ちを果たした姿を想像すると、ワクワクしてきちゃう😻
浮世絵に描かれた対牛楼の景色と見比べながら境内を眺めていると、「ここだったのかも」と妄想が止まらな~い❣️
大河ドラマ「べらぼう」聖地もハシゴだぁ!
NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。
主人公の蔦屋重三郎は、里見八犬伝の作者・曲亭馬琴(滝沢馬琴)を見出した人物。しかも馬琴先生は一時、蔦重の元で働いていたらしい。
「べらぼう」に馬琴先生が出るかはわからない。
でもべらぼうゆかりの地は、ある意味八犬伝聖地巡礼の一部よね〜!
(※この記事を書いたあと、ドラマに若き日の馬琴先生がバッチリ登場。テレビの前で大喜びしましたぁぁ~~😻)
べらぼうスタンプラリー開始! 蔦重の墓でお参り
「べらぼう」ゆかりの地デジタルスタンプラリーのマップを確認しながら、平賀源内の墓へ。
さらに、石浜公園にある、源内の「エレキテル」をイメージしたというなんともユニークなトイレでも、スタンプをゲット。
そして正法寺にある蔦屋重三郎の墓でお参りをしました。蔦重は馬琴先生の恩人だから、馬琴先生もここでお墓参りしたかもしれないよね。
ここからは、山谷堀公園沿いに歩いて、いざ吉原遊廓へと向かいます。

吉原遊廓と浮世絵と蔦重の世界
見返り柳を左に曲がり、耕書堂(吉原角町跡地)を通り過ぎると「吉原大門跡」。街並みに紛れて、気にしないと見逃してしまいそうな「よし原大門」と書かれた柱が、道の左右に立っている。
べらぼうでも、とても重要な吉原大門。
吉原遊廓では出入り口がここしかない。
つい先日、花魁の瀬川が見受けされて出ていった切ないシーンが、脳裏をよぎります。

少し歩くと、吉原のど真ん中に「江戸新吉原耕書堂」という観光案内所が。
ここで台東区の「蔦屋重三郎ゆかりの地マップ」をゲット。
お土産もいっぱい売っていて、蔦重が売り出した喜多川歌麿の、大好きな「猫又の浮世絵(複製画)」を衝動買いしてしまいましたぁ😻
吉原の俄狂言の浮世絵なんだって。
歌麿の手にかかると、猫ちゃんまでなんだかセクシーに見えますにゃ~😻
吉原神社で九郎助稲荷が🦊コン!
その先は「べらぼう」でもよく登場する吉原神社、そして九郎助稲荷。
なんと狐さんが特別公開されていて大感激!
脳内ではもう、かわゆい綾瀬はるかさんが演じたあの狐さんにしか見えませんっ😹

浅草さんぽで猫好きセンサー発動!
鷲神社と広重の「にゃんこ浮世絵」のヒミツ
吉原を出て、酉の市で有名な「鷲神社」でお詣り🙏

歌川広重の、にゃんこの浮世絵が大好きなあたし。
吉原遊廓と鷲神社をお散歩できて、この絵の背景を知ることができて、とてもうれしい😊
江戸時代は吉原遊廓の周りは、田んぼだったんですね〜(しみじみ)
広重が描いた浮世絵の舞台も、まさにこのあたり。
名所江戸百景は広重の作品のうち最大枚数を誇る名所絵シリーズ。この図の題にある酉の町詣は、11月の酉の日に行われる鷲神社の祭礼のことです。同じ浅草田甫にあった新吉原の遊女屋の窓から猫が眺める先には、祭礼で販売される熊手を担いだ人々の行列が描かれます。
八犬伝の犬田小文吾も、他の八犬士を探すためにしばらく浅草あたりに住んでいたという。
小文吾の気配を感じつつ、このまま浅草寺までお散歩してみよ~っと。
小文吾も歩いた? 浅草をぶらり
花やしきのあたりから雰囲気は一変して、ザ・観光地でお店も人もいっぱい❣️
外国人の方が多くて、お着物で写真を撮ったりして日本を満喫しているご様子😊
御朱印の時間には間に合わなかったけど浅草寺をお詣り。
その後は浅草名物食べ歩き🍘🍡を満喫して「雷門」へ。
間近で見上げる風神🌀雷神⚡️さん。
やっぱりめちゃくちゃカッコいい~~~❣️

最後は浅草「神谷バー」の電気ブランサワーでアルコール消毒。
江戸の余韻に浸りながら、いっぱい歩いたあとの一杯が沁みるぅ〜😆🍹
盛りだくさんな一日だったけど、最後の一杯までしっかり満喫。
最高の浅草さんぽになりました😊
帰宅してべらぼう鑑賞 聖地巡礼の答え合わせだぁ!
お家に着いたらNHK大河ドラマ「べらぼう」の時間。
さっき歩き回った、吉原界隈や吉原神社、大門、耕書堂が出てきてめちゃくちゃ親近感〜😆
それに、平賀源内がエレキテルを大名に見せてたぁ〜。
まさにさっき見た、あれだぁ~😆

吉原では俄祭りのシーンで、きょうのお散歩がめっちゃタイムリー😆
八犬伝を追いかけて歩いたはずが、気づけばべらぼうと浮世絵の世界までつながっていた一日。
そして、猫好きセンサーもビンビン反応。
浮世絵猫グッズも、いっぱいゲット。
なんだかわんにゃん聖地巡礼になってしまったけど💦
やっぱり聖地巡礼は楽しいなぁ~❣️

👆聖地巡礼で移動したルートの、3Dアニメーション動画です。
べらぼう後半 吉原から移った日本橋の耕書堂近辺を歩いた記事⬆️
⬆️南総里見八犬伝のあらすじと、聖地巡礼の時系列まとめはこちらです
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