新年の空想|3つのお題に空想のひらめきを【第28回】『ひとひねり』
記憶の森の奥で 彷徨っている彼女
影を落とさない子 として噂になっていた
眠りを忘れた湖 は知っている
時計塔のひみつ を開錠できるのは彼女だけ
はじまりだけを開ける鍵 を回して時計塔に入場する
時の境目に鐘を鳴らすのだ 湖の水面に波ができてゆく
木々は徐々に消えてゆく 森の保存のため 記憶の果てへ送る
鐘は鳴り続ける 記憶の森が新地になるまで
次第に朝日が昇る 時計塔の影が強く写る
時計塔から出てくる彼女 数少ない新芽が歓迎する
彼女はこの地を記憶の森にする それが使命だから
影はできるだけ落とさない 木々に影響を出さないための配慮
あれ? 降り立ったばかりなのに私の噂が聞こえるよ
意識が向かないように 芽を摘まないと…
参加しました~!
この作品は、レベル3指定の『ひとひねりが必要』からすべて使いました。
解釈は、レベルが1, 3, MAXで3つのお題として、1題1つずつ物語を書ければいいなと思っています。
影を落とさない子
>今年のことを来年に持ち越さない
>観測されないように 認知されないように時計塔のひみつ
>除夜の鐘 森のリセット記憶の森の奥で
>1年で起きた出来事を『記憶の森』はじまりだけを開ける鍵
>時計塔を開ける鍵 除夜の鐘を鳴らすための『はじまり』眠りを忘れた湖
>時計塔の時報で揺れる水面
