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アリエン・ロッベン(Arjen Robben, 元オランダ代表):FCバイエルン・ミュンヘンのレジェンドを紹介!


アリエン・ロッベン

Arjen Robben
生年月日:1984年 1月23日
出身地:ベドゥム, オランダ
身長:180cm 利き足:左足
主なポジション:右ウイング
クラブ通産記録:309試合 144得点81アシスト




アリエン・ロッベンが伝説となった一夜

2013年5月25日、ロンドンに位置する「聖地」ウェンブリーで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、アリエン・ロッベンが躍動した。60分、フランク・リベリーとのワンツーでボルシア・ドルトムントのDFライン裏に侵入してクロスを挙げ、マリオ・マンジュキッチの先制点をアシストすると、89分にはリベリーのパスを拾って中央を切り裂き、決勝ゴールを挙げたのだ。

ユルゲン・クロップ監督が率いたドルトムントが手強い相手であったのは言うまでもない。また前年のCL決勝で、ロッベン自身がチェルシーFCのGKペトル・チェフにPKを止められた結果、試合に敗れて批判を集めていた。それだけに、彼にとっても重要な一戦だった。そこで見事な決勝点を挙げたのだ。何度も重要なゴールを決めたロッベンだったが、この試合が彼をクラブのレジェンドに押し上げたのは間違いない。


アリエン・ロッベンのプレースタイル

ロッベンのプレースタイルについては、説明するまでもない。圧倒的なスプリント能力と右サイドでのカットインから放たれる左足の正確なシュートは、彼の代名詞ともいえる武器だ。とくにバイエルンに来てから磨きがかかり、高い再現性を誇っていた。恐ろしいのはシュートの精度で、相手ゴールの逆サイドのネットに向けて放たれるうえ、キーパーの到底触れられない孤を描くため、何度も対戦相手を苦しめた。


アリエン・ロッベンのデビューシーズン

ロッベンがバイエルンに加入したのは2009年。レアル・マドリードCFで戦力外とみなされた彼は、同年夏に同胞のルイス・ファン・ハールが監督に就任したドイツの盟主に、2500万ユーロとされる移籍金で加入した。そんなロッベンがバイエルンでデビューしたのは、2009/10シーズンの開幕戦。前年王者VfLヴォルフスブルクを相手に、リベリーのアシストから2ゴールを挙げる衝撃的なデビューとなった。

2009/10シーズンのロッベンは、見事な活躍を披露した。ブンデスリーガでは24試合で16ゴールを挙げ、CLでも4ゴールで決勝進出の原動力となった。とくに見事だったのは、CLベスト16のAFCフィオレンティーナ戦のゴールと準々決勝アウェーでのマンチェスター・ユナイテッドFC戦のボレーシュート。とくにマンU戦のボレーは、アシストしたのがリベリーということもあり、ファンの間では語り草となっている。


達成した「3冠」と名将のもとでの成長

その後も、バイエルンの欠かせないエースだったロッベンだが、メジャータイトルには恵まれなかった。2010年はオランダ代表でワールドカップ決勝、バイエルンでCL決勝へと進出し、2012年にもCL決勝に進出したものの、3度の決勝すべてで敗北。バイエルンでのタイトルも、加入初年度の2冠以降、2シーズンの間、無冠だった。しかしクラブでの4シーズン目となった2012/13シーズン、戦術のCL優勝を含む3巻を達成する。

また、クラブは2013年、新たな監督としてペップ・グアルディオラを招聘。稀代のスペイン人監督のもと、得意のカットインだけでなく、縦突破からのクロスもレパートリーを加えたロッベンは、2014/15シーズンにキャリアハイとなるリーグ戦21試合17ゴールを記録するなど、30歳を迎えたなかでその能力を更に開花させた。しかし度重なる負傷によって4度の長期離脱を経験した。


FCバイエルン・ミュンヘンでのキャリア晩年

2016/17シーズンカルロ・アンチェロッティ監督が招聘されたバイエルンでは、「世代交代」に注目が集まった。しかし、ロッベンはリーグ戦26試合で13ゴール11アシストを記録。とくに印象的なのは、第33節RBライプツィヒ戦での決勝ゴール。右サイドからのドリブルで相手DF2人を躱し、最後はGKも手玉にとって得点した。またCLベスト16のアーセナルFC戦では、ホームとアウェーの両方で得点を挙げた。

2017/18シーズンには、ユップ・ハインケスが監督に復帰したチームでキャプテンマークを巻くなど、ベテラン格として活躍し、自身も5ゴールを挙げるなどリーグ6連覇に貢献。しかし、2018/19シーズンはリーグ戦第13節から第30節までを負傷で欠場するなど、長期の離脱もあって引退を決断。バイエルンでの最終戦となったアイントラハト・フランクフルト戦では得点を挙げるなど、有終の美を飾った。


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