ルイス・オッピー(Louis Oppie):FCザンクトパウリでの挑戦 FOKUS Bundesliga!!! #81
ルイス・オッピー

Louis Oppie
現所属:FCザンクトパウリ
生年月日:2002年 5月17日(23歳)
出身:ベルリン, ドイツ
身長:184cm 利き足:左足
主なポジション:左サイドバック
2024/25シーズンの成績:37試合 3ゴール8アシスト(3.liga)
所属クラブ:
2009-2017 ヘルタ・ベルリン(ユース)
2017-2018 ヘルタ・ツェーレンドルフ(ユース)
2018-2021 ハノーファー96(ユース)
2021-2023 ハノーバー96 II
2023-2025 アルミニア・ビーレフェルト
2025-2025 FCザンクトパウリ
ビーレフェルト躍進の立役者、ルイス・オッピー

2024/25シーズンのドイツサッカー界隈で、もっとも話題をさらったクラブの1つがアルミニア・ビーレフェルトだ。ミヒャエル・クニアト監督に率いられたクラブは、当時ドイツ3部に所属したにも関わらず、DFBポカール準決勝で前季1部王者のバイエル・レヴァークーゼンに勝利。リーグ戦ではSGディナモ・ドレスデンとの優勝争いを制したうえ、ポカール決勝では4-2とVfBシュトゥットガルト相手に熱戦を演じた。
そんなビーレフェルトのなかで、とくに高い評価を受けた選手がルイス・オッピーだ。オッピーは、左足から繰り出される正確なキックが特徴の超攻撃的左サイドバック。レヴァークーゼンとの試合では、クロスから先制点を、フリーキックから逆転弾となる2点目をアシストするなど脅威となったうえ、リーグ戦とポカールで合わせて5ゴールを挙げるなど得点能力も高い。ポカールのSCフライブルク戦では、ゴール左隅に強烈なシュートを突き刺すなど、確かな才能を証明してみせた。
ルイス・オッピーのこれまでのキャリア

オッピーは2009年、地元の競合クラブ、ヘルタ・ベルリンのユースチームへ加入した。ヘルタ・ユースはドイツ国内でも屈指の育成機関として知られ、現ドイツ代表のマクシミリアン・ミッテルシュテットなど、とくに左サイドバックの逸材を輩出している。オッピーと同世代の選手でいえば、ルカ・ネッツやルーカス・ウルリッヒなどがヘルタ・ユース出身者だ。同ユースチームで成長したオッピーは、2017年にヘルタ・ツェーレンドルフへ移籍。翌2018年には、ニーダーザクセン州の雄ハノーファー96への移籍を果たした。
北/北東部のユース・ブンデスリーガで着実に成長を遂げたオッピーは、ハノーファーのセカンドチームで出場機会を獲得。2022/23シーズンには、リーグ戦34試合に出場するなど主力に定着した。2023年、ハノーファーからはプロ契約を提示されたものの、オッピーはビーレフェルトへの移籍を決断。移籍後、すぐにビーレフェルトで主力となり、ヴェストファーレン・ポカール決勝で2ゴールを記録して優勝に貢献するなど、1年目にしてファンの心を掴んだ。翌季、クラブは2部へ昇格を果たしたことに加え、DFBポカールでも決勝に進出。オッピーの活躍については、すでに言及した通りである。
新天地FCザンクトパウリで求められる役割

ビーレフェルトで大躍進の立役者の1人となったオッピーは、2025年夏に移籍を決断した。新天地として選んだのは、ブンデスリーガ1部のFCザンクトパウリ。大都市ハンブルクの「カルトクラブ」は、古巣SCフライブルクへの復帰を果たしたフィリップ・トロイの後釜として、オッピーに白羽の矢を立てたのだ。たしかに、オッピーはFCザンクトパウリが求めるウイングバックのタレントとしてうってつけだろう。
オッピーは、ドイツ代表の左サイドバックを担うことのできるだけのポテンシャルの持ち主だ。ミッテルシュテットにせよ、ダヴィド・ラウムにせよ、非常に攻撃的なサイドバックではあるが、彼らに匹敵するだけの左足のキックをオッピーは有している。彼のプレーがドイツ1部で通用するのかも非常に気になるところだ。ベルリン出身、ハノーファー育ちの左サイドバックがFCザンクトパウリでどのような活躍をみせてくれるのか、大いに注目したい。
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