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SpVggウンターハヒンク(SpVgg Unterhaching):スヴェン・ベンダー監督率いるチームとFCバイエルン・ミュンヘンの「パートナーシップ」




ミュンヘンの「第3のクラブ」

FCバイエルン・ミュンヘンTSV1860ミュンヘン、ドイツを代表する2クラブが存在することからもわかるように、ドイツ南部のバイエルン州の州都ミュンヘンは、サッカーが盛んな街だ。そんな街の南部ウンターハヒンクにもクラブが存在する。「SpVggウンターハヒンク」。1999/00シーズンから2シーズンに渡ってブンデスリーガ1部に在籍した歴史を持つ実力あるチームだ。

とくに同チームは近年、優秀な若手タレントを育成するクラブとして知られる。現在ヘルタ・ベルリンでプレーするモーリス・クラッテンマッハーや2023年のU-17W杯で優勝したチームの正GKコンスタンティン・ハイデはその筆頭だ。両選手とも、ハヒンクのユース出身で長く活躍した。それ以外にも多くのタレントを擁し、バイエルン州のU-19選手権などで優秀な成績を残している。


バイエルンとのパートナーシップ

現在、ウンターハヒンクのトップチームの監督を努めるのは、スヴェン・ベンダーボルシア・ドルトムントでもプレーしたベンダーは、1999年から3年間ほどハヒンクのユースでプレーしたOB。そんな同氏のもと、ハヒンクは現在ドイツ4部のレギオナルリーガ・バイエルンで上位につける好調ぶりをみせる。昨季3部から降格したものの、うまくいけば僅か1シーズンでの返り咲きとなる。

しかし、同クラブは3部への昇格を辞退した。理由は、同クラブがバイエルンとのパートナーシップの下、財政の安定化と若手育成に特化していく道を歩むことを決めたためだ。2024年12月、ウンターハヒンクのマンフレート・シュヴァーブル会長とバイエルンのマックス・エバールSDは、両クラブのパートナーシップに合意したことを発表し、様々な面で相互に協力しあうことを決めた。


スタジアム、市長…深まる関係性

パートナーシップの具体的な内容としては、クラブ間でユース部門の指導者の連携を図るほか、選手の移籍面などで協力する予定だ。加えてバイエルンは、ハヒンクのホームスタジアム「シュポルトパルク・ウンターハヒンク」を買収。2026年1月1日から所有し、2026/27シーズン以降はバイエルンの女子チームのUEFAチャンピオンズリーグのホームゲームが開催される。

シュポルトパルク・ウンターハヒンクは15000人の観客を収容でき、そのうち8000席以上が座席。当然ハヒンク側も使用し続ける上、バイエルンがスタジアムのインフラ面を投資してくれるという大きなメリットもある。ウンターハヒンク市長のヴォルフガング・パンツァーのサポートもあって実現した今回の「パートナーシップ」。両クラブが更に関係を深め、発展することを願いたい。


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