50年の窓 第26章
第26章 火星へ、第2陣
2040年8月
米国でのDウイルス感染率ほぼ100%、亜種は14歳以下の子供で人口の約15%。
第2陣として送り込む移住者が必要数確保できないことがわかり、スペースXは火星基地での人員の健康状態、資材の蓄積について次の接近時まで維持可能か火星側に再確認を要求した。
マスクは、移住計画の立て直しの前提になるΩプロジェクト進捗状況、具体的にはWG01(亜種の遺伝子修復)とWK04(感染者の非感染源化)の進捗状況について、2042年12月の本来第3陣火星移住のタイミングで何が出来ているかをサムに尋ねてきた。
マスクはWG01がほぼ解が見えていると聞いて、「第2陣を2042年12月にする方向」で検討を開始させた。
2040年10月
次回、26ヶ月後2042年12月の地球、火星近接時までなら、火星にある資材で現在の移住者50名がギリギリ活動を継続できるとの回答が火星基地からあり、2040年10月の第2陣発進を26ヶ月遅らせる決定が下された。火星基地では、予定した資材が届かない中で何とか生活の継続をマネージせねばならないことが現実となった。
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