《みち草🧶》うなぎの話から食べ物の話であれこれ
寝たきりで認知症の母の訪問看護師さんに、うなぎは好きか聞いてみた。
丑の日が近いから。
そこで、うなぎの話になり、姉は、うなぎが嫌いということで、わたしが、実家に近い、手頃な値段でおいしく食べれるうなぎ屋さんで母と一緒に、よく食べた話をした。
うなぎの肝が入った汁物やうなぎが入ったふわふわの卵焼きも母に食べさせてもらったと。
すると訪問看護師さんが、Yさん(母のこと)は、うなぎお好きなのかしら、と聞いてきた。
母の近くにいた姉が、母に、うなぎ好き?と聞くと、けっこう大きな声で、好きよ、と母は答えた。
これには3人ともびっくり。
訪問看護師さんがおられるときに母は言葉を発することがほとんどない。
姉がいつも、お礼や挨拶を母に言ってもらおうとするが言うことは最近、ほぼない。
それがしっかりとした声で答えた。
きっとうなぎ、好きなんだろう。
アメリカに家族と住んでたわたしだが、日本に帰国し、最初に住んでた社宅に学校から帰る道の途中に、うなぎ屋さんがあった。パタパタとうちわでおいしい匂いを広めてたでしょう?と姉に言ったが、姉は覚えてない。
とんでもなくイイ匂いだった。
日本に帰国したとき、母と姉とわたしが外食するときは、当時、姉が日本食が嫌いで、金額的に、より高いハンバーグやらスパゲッティやらの洋食ばかりを食べていた。
高いのに、この頃の日本の洋食は、わたしの舌にはおいしいものとは感じなかった。ある時期から徐々に日本の洋食の味が変わっていき、今はどこに行ってもおいしくいただけるようになったのだとわたしは感じてる。
で、帰国した頃、姉がいないときには、わたしと母は日本食を堪能した。あの頃、安いのにおいしかったのが日本食だ。
おいしい日本食を母と食べてるわたしはハッピーだった。
わたしは思うのだ。
食べ物が好きということは、最高な幸せ、と。
1番手頃に幸せを味わえることだと。
介護施設で働いていて、それをさらに思うようになった。
総入れ歯になって、歳を重ねても、いつまでもちゃんと食べれていれるといいなぁ、と思うのだった。
映画にも、おいしい映画がいっぱいある。
人肉を振る舞う、映画「Delicatessen(デリカテッセン)」のようなデリカテッセンはお断りだが、この映画自身は絶品だ。
映画「Delicatessen(デリカテッセン)」からわたしの大好きな演奏。
ノコギリを使った演奏。
Carlos D'Alessio “Duo” 「Delicatessen」から (1991) YouTube 動画
なんてステキな曲。
Carlos D'Alessio 「Delicatessen」から (1991) YouTube 動画
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