書店に並ばない本が3ヶ月で実売900部を突破。書籍出版経験ゼロの私が、インプレスNextPublishingの岡本編集長と歩んだ出版の軌跡 ③
10月14日、インプレスNextPublishing編集長の岡本さんによる第3回目のオンラインセッションを受けました。
私は今、岡本さんのところでビジネス系(ライティング関係)の書籍を執筆しています。発売に向けて、岡本さんが提供している専属編集者というサービスを利用しながら、少しずつ原稿を進めています。
詳しくはこちらの記事にて
今日の記事は、その時の振り返りです。
↑こちらのメンバーシップ「専属編集者」を利用し、サポートを受けています。
本の進捗とアドバイス
本の進捗状況は、現在「第一章~第九章」まで進んだ状態です。原稿は1章ずつ岡本さんに渡しており、その中で
「もっと、ここを広げた方がいいかも」
というアドバイスを受けたところを「章」として増やしています。
1人で書いていると、おそらく「ネタを広げきれていない部分」があったと思います。それはきっと、自分の中で「当たり前」だと思っていることに、私自身が価値を見出していなかったからかもしれません。
けれど、第三者の視点から見ると、そこにこそ価値があるのだと……。3ヶ月ほど執筆を続ける中で、改めて実感するようになりました。
みくさんの師匠・ロールモデルは誰か
今日は、岡本さんからある質問を受けました。それは私の師匠や、ロールモデルについて。
「みくさんと話している中で、思ったんですけど。いい師匠って、どうやって見つけたらいいですか?」
意外な質問に、私は目を丸くします。実を言うと、ライター業界には師匠、ロールモデルがいません。ただ、「外の世界」には「この人のように仕事をしてみたい」と思う方がいっぱいいます。
なぜ、外の世界で探すのか。
別にライターの世界であえて探していないという訳ではありません。全員をライバルとも思っていませんし、むしろ困った時に助け合える仲間になれたらいいなと思っています。
あとは、みんなと同じ道を進むのが昔から苦手というのもあるのかも。昔から、クラスで1人浮いていました。
おまけに負けず嫌いでもあるので、「やるからには、その道で1番になりたい」という思いもありました。だから、憧れの人はたくさんいるけど、同業者の中で師匠やロールモデルをあえて作らなかったのかもしれません。
唯一、公の場所で師匠と読んでいるのは、小説家の酒本歩先生と、エッセイストのみくりや佐代子さんです。
酒本さんは、先生がnoteに公開しているノウハウ記事を私が勝手に読んでいるだけですが、そのお陰で小説が少しばかり上手くなった気がします。
みくりやさんは、エッセイについて1時間ほど指導を受けているので、ガチの師匠です。
「書き方」という点では、これまでにもXで出会ったライターさん、勉強会、コミュニティに参加して、色々な方々から学んできました。
でも、マンツーマンでみっちり教えてくださったことと、本当に師匠と弟子のようなやり取りをさせていただいたのは、みくりやさんだけだったように思います。
同業者同士だと、どうしても「仲間同士の助け合い」というやり取りになってしまうのと、みくりやさん自身がエッセイストとしての実績も確かなものだったので、教えを受けていた時はなんだか新鮮な気持ちになった記憶があります。
ああ、弟子と師匠。
今まで抵抗感があったけど。悪くないなぁと思いました。
ライター講座も、過去に体験で参加したことがあります。ただ、「自分には少し合わないかもしれない」と感じてしまい、入会には至りませんでした。講師の方々は皆さん優秀で、内容も充実していたのですが、
「面倒見が良すぎるのでは」
と感じてしまい、かえって躊躇ってしまいました。(そこが講座の魅力なんだけども)
私はすぐに人に頼ってしまう傾向があるので、甘えてしまうかもしれないと思ったのです。長く活動していくには、
「君たちはどう働くか」
を自分で考えて、実践していくことが大切なんじゃないかと思っています。すぐに成果を得られないかもしれないし、失敗も多くなるけど、その方が血になる記事が書けるようになるんじゃないかって。だから、あえて頼らない方がいいのかなと思って、結局利用していません。
ただ、利用してみないとわからない景色もきっとあると思います。実際に、ここ最近にみくりや先生の指導(彼女の善意なので、サービスではありません)、岡本さんのサポートを受けてみて
「いままで、なぜ人に頼らなかったのか。教えを受けなかったのか」
と、少しばかり反省しました。独学ではやはり限界もあるし、時間もかかりますしね。
ただ、岡本さんからすると
「ロールモデルを、あえてライター以外で探しているの凄く面白いです」
とのことでした。この部分、自著で説明できたらいいなと思っています。
特殊から個性へ
今回、岡本さんより
「みくまゆさんって、特殊だと思うんですよ」
という声をいただきました。それが自分では「普通」だと思っているんですけどね。
そういえば最近、noterの畑野あきこさんよりnoteで
「SNS戦国時代を生きる武人たちの中で、1人武装もせず丸裸で、戦うことなくそのまんま立ってるみたいな感じがたまらない」
というお褒めの言葉をいただいたことを伝えると、岡本さん大爆笑。
その投稿を気に入った岡本さんは、すぐにリツイートしてくださいました。
投稿には、驚くほど多くの「いいね」の数が……。
「SNS戦国時代を生きるの武人たちの中で、1人武装もせず丸裸で、戦うことなくそのまんま立ってるみたいな感じがたまらない」
— みくまゆたん (@mikumayutan) October 13, 2025
お褒めの言葉いただきました🥹感謝!
好き」が仕事にならない。もうやめようか。|畑野あきこ | 保険を売らないFP @hakiko_fp #仕事について話そう https://t.co/ReiyKja2rI
もしかして私、知らぬ間に「素っ裸女子」みたいなブランディングになっているのでしょうか。
岡本さん曰く
「この投稿がそのまま、みくさんの魅力ですね。その方向性も、広げていきましょう。ただ、本当に丸裸だとダメなので、ちゃんと業界を知った上で『丸裸』でいるということが大切なのではないかと」
とのことでした。丸裸の定義を、まさか45歳で知ることになるとは。人生、どこで何が起きるかわかりません。
確かに私は、着飾ることもなければ、誰かと競い合うこともしません。でも、何も知らずに「裸で竹やりも持たずに立ち尽くしている」ような状態では、確実にどこの誰とも知れない相手に槍で刺されてしまいます。そして、情報弱者を狙ったビジネスに搾取されることもあります。
実際、私自身もなるべく勉強会などに参加したりはしているし、経験もそれなりに積んできたとはいえ、それでも今年は未払いトラブルに遭遇し、フリーランス110番に相談することもありました。(まだ未解決ですが、相手の連絡先が掴めないので未解決事件のまま闇に葬られそう……)
いざトラブルに巻き込まれると、余計な体力や気力を消耗します。そもそも私は今、45歳。気力体力の衰えも感じています。
頑張る部分は頑張りたいけど「省エネ」したいところは削りたいというのが本音です。働き続ける上でも、その人らしさを出すのも大事ですが、業界について「知る」ことは大事な気がしています。そんな訳で、ここ最近はフリーランス向けのオンラインイベントに参加しています。
【参加した】
— みくまゆたん (@mikumayutan) October 12, 2025
今日は、 #ライポタ 開催の小説家・サイエンスライターとして活躍されている寒竹泉美さん @kanchiku の講座を受けていました✨
自分がどんな記事を見て惹かれるか、どこを切り取ればいい記事になるか。極めるには「書く」しかないなと思いました!勉強になりました!声可愛かった💕 https://t.co/kdcrTqtMD1
明日は、中村敦彦さんのイベントに参加します。
— みくまゆたん (@mikumayutan) October 7, 2025
前回のトイアンナさんが年収1000万、中村さんが億だから、聞いてるだけでも金運が上がるかもしれない🤣
今年こそ、年末ジャンボを買うぞ! https://t.co/W8jZD4meSz
あとは、無理をして良く見せようとすると疲れるので、長い目線でキャリアを踏まえた上で、私は昔から飾り過ぎないようにしています。この戦略は間違いなかったかなと、今思っています。
「みくまゆさんの特殊さを本に活かせると、誰かの『なるほど』に繋がると思うんです」
「特殊さですか」
昔は「変わっているね」で片付けられてきた、私の特性。これまではコンプレックスでしたし、普通と呼ばれる人にずっと憧れていました。
なんと、特殊な性格が、自著なら唯一無二の個性になるのかも。
これまで「ちょっと変わっているね」と言われてきた皆さん──もしかしたらその特性が「武器」になる時代が訪れたのかもしれません。
私自身、AI時代は、正しさより「人間らしい心の揺れ」だったり、ちょっとズレた視点やユニークな誰かの感覚が「武器」になる気がしています。
岡本さんと話し合った上で、時間をかけてじっくりいいものを作ろうという方向性に決まりました。当初は年内でしたが、もう少し時間がかかるかもしれません。ひょっとすると、年を跨ぐかも。でも、その分お尻の先までいいものを作れるよう頑張りたいです。
【完】
⭐︎追伸
自著出版までの赤裸々エピソードを、こちらのマガジンに収録しています。もし良ければフォローしてもらえると嬉しいです。
