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知っている人だけが得をする?——「紙おむつ給付」を申請して思ったこと


母の暮らす地域の役所へ行ってきました。
目的は、「介護保険外サービス」のひとつである紙おむつの給付を申請するためです。母は要介護5です。

正直なところ、
もっと手間のかかる手続きだと思っていました。

書類が何枚もあり、
説明にも時間がかかり、
何度か役所に足を運ぶ必要があるのではないか。
そんなことまで想像していました。

ところが、実際の申請は拍子抜けするほど簡単でした。

2月の終わりから、紙おむつを自宅まで宅配してもらえるそうです。
支払うのは代金の1割だけで、
残りの9割は行政が補助してくれます。

「これだけでいいのですか?」と、
思わず心の中で確認してしまいました。

これほど簡単に申請できるのであれば、
もっと広く周知されてもよいのではないかと感じました。

しかし、こうした制度について話をすると、
ときどきこんな言葉を聞くことがあります。

「それは知っていて当たり前ですよ」

けれど、一般の人が介護制度の細かい内容まで
事前に知っていることは、そう多くありません。

介護は、ある日突然始まることがほとんどです。
昨日まで自分には関係ないと思っていた制度が、
今日になって急に必要になることもあります。

そのときに
「知っていて当たり前」と言われてしまうと、
戸惑うのは現場にいる家族です。

だからこそ、
こうした体験や「実際にやってみたらどうだったか」という情報を
共有できる場所はとても大切だと感じます。

noteのような場が、
その役割を少しでも担えるのであれば、
それはとても意義のあることだと思います。

完璧な知識でなくても構いません。
専門家である必要もありません。

「こんな制度がありました」
「思っていたより簡単でした」

そんな情報が、
誰かの不安を少し和らげることもあるはずです。

必要なことや困りごとを、
ひとりで抱え込まず、
静かに情報交換していけたらと思います。

知っている人だけが得をする社会より、
あとから知った人でも間に合う社会のほうが、
やさしいのではないでしょうか。

この記録が、
どこかの誰かの役に立てば幸いです。

#note #介護 #介護保険外サービス #紙おむつ補助


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