見出し画像

【中古コントラバス】テールピースを自力で交換してみた

↓前回の記事

↓このコントラバスの詳細

▽テールピース交換、どうする?

弦交換中にテールピースにヒビを発見しました。
ネットで調べると、放っておくと弦の張力で突然弾け飛んで大破する危険があるので、交換が必要との事。接着剤で処置しても負けるらしい。
とりあえずの対処で全体的に少し弦を緩めておきました。

最寄りの総合楽器店に相談してみると、そのお店ではコントラバスの調整等は外部の工房に送る事になるので運搬費だけでも結構かかるとの事でした。ヒビが入ったテールピースはやはり修理ではなく交換になるらしい。

今度は最寄りのコントラバス対応工房を探しましたが、車でもかなり時間がかかるくらい遠い。そこまで車を運転するのは色々不安すぎる。

自分で交換しようかな…と思い始める。
ネットで調べてみると、自力でされている方もいるようです。

GeminiとGoogle検索AI両方に相談。
Geminiは自力でのテールピース交換は反対派で、Google検索AIは慎重にやれば可能派。
可能派のAIのアドバイスをもとに進める事にしました(もう完全に自力でやる気満々)。


▽付け替えるテールピースの選定

吹奏楽用で初心者向けにしたい。
AIに「ウィットナーウルトラ」というテールピースが激推しされました。特殊樹脂製で摩耗や環境変化に強く、軽い力で鳴らせるとの事。メルカリでまだ使用歴が浅い中古を見つけたので購入しました。
Amazonにあった、ハープ型で黒檀製の物がめっちゃビジュアル好みでそちらとすごく迷いました。しかし中国から発送で到着が2週間くらいかかるらしいので今回は断念。
テールピースに負担が掛からないようコントラバス弾くのを自粛していたのですが、弾けない時間が辛すぎる。私的に一人吹奏楽合奏は低音楽器から重ねるとやりやすいので早く進めたい。最近ほんと楽器やってないと気が済まない。


▽作業するぞ!!

気晴らしに出かけて帰宅後、ウィットナーウルトラが届きました!
夕方に届き、さっそく夜に作業開始!!

元のテールピースの記録に撮った写真①
元のテールピースの記録に撮った写真②
味がある木目と質感が気に入っていたのですが、テールピースとしてはもう寿命のようです。何かにリメイクしたいな…


①作業準備

・駒の位置にマステで印
・念のため魂柱の位置に丸シールで印
・テールピースで表板に傷が付かないよう、もこもこブランケットで保護
・駒が倒れないよう、気休めですが側にミュートを置きました

②テールピース外し

楽器内部の魂柱は挟まっているだけで、倒れると立て直さないといけなくなるので、楽器に振動を与えて倒さないよう慎重に作業。

テールピースのネジを外す
六角ボルトをペンチで少し回し、あとは手で回して外しました。

外側のE線G線を外す
念のため、楽器に衝撃を与えない程度に慎重に。

内側のA線D線をそっと外す(駒が倒れないよう手で支えながら)
慎重のピークでした。

テールピースをそっと外す
テールピース、弦の張力で浮いていた事を初めて知りました。(前のセッティングはテールワイヤーと弦がガチガチで触れてもびくともしなかったので、固定されてるものだと思っていた)

外したテールピース
裏から出ているテールコード(ワイヤー)。
保護チューブが破れてワイヤーが露出している
テールピースを外した本体。
テールコード(ワイヤー)が掛かっていた箇所に溝ができている


③新しいテールピース取り付け

テールコードを通して結んで楽器に設置
ベクトラン紐をテールピースの穴に通し、テールピースが元の位置にくる長さで結ぶ(弦の力で多少伸びるのを考慮して気持ち短めに)。念のため3回結びました。紐の結び端が長く余っていますが、とりあえず切らずに続行。

前のテールコード(ワイヤー)の溝は気にしなくていいらしいので、自然な位置にくるようにセットしました


A線D線を張る(駒の位置を合わせながら)
張り終わったところでテールコードを確認したら変なところ(エンドピンの固定ネジ)に引っ掛かっていたので、弦を緩めてやり直しました。笑
駒の脚が、アジャスター加工されていてクルクル回るのでよく動きました。弦高を低くしたいのでアジャスターは締め切りました。

A線D線を張り終えるまで魂柱は倒れなかった。山場は無事越えられました。グッジョブ。
慎重に集中しながら作業した疲労がすごいので、続きは明日に持ち越し。やりかけでの状態変化が不安なので早めに再開したい。


E線G線を張る
まだ張れていなかった新しい弦を開封して張ります。新品弦は触ると手に黒い汚れが付くので、よく拭き取ってから作業。
駒が巻き方向に引っ張られて傾くのを時々直しながらペグを巻いていきます。

・駒にミュートをはめておくと、弦が駒から落ちなくて巻き上げ作業に集中しやすくなりました。
ウルトラの黒いゴム製ミュートを使用しています。

(↓楽天アフィリエイトリンク)


▽取り付け完了!

駒位置のマステは念の為まだ貼りっぱなし

うまく巻けなくてやり直しながら、取り付け作業完了。E線が太くて頑丈なので大変でした。
しばらくは弦が伸びてピッチが下がりまくるので、安定するまでこまめにチューニングします。一度合わせても他の弦を合わせてる間にまた半々音以上ピッチ下がっていっています笑

とにかくやり切れてよかった〜〜〜!!
達成感がすごい。テールピース交換にかかった作業時間は大体4時間くらい。
最初はまさかテールピース交換を自力でするとは思っていなかった。先人の存在とAIに感謝。
チューニング安定したら色々微調整して好みの音色と弾きやすさにしていきたい。
あとD線を弓で弾くと隣の弦も弾いてしまう問題も解決したい。

G、D線は古い弦の音色がかなり気に入っていて見た目の傷みもなかったので、新しい方と比べてみて古い方が好みだったら戻すかもしれない。

コントラバスほんと好き。しっかりした作りのレトロな物も、その手入れも好きなので愛着えぐい。LOVE。


↓次回、ペグのお掃除と駒位置調整


▽(余談)作業のお供、吹奏楽演奏会の生配信

余談ですが、2日目の作業は名古屋ゲームミュージックアンサンブルさんの第13回演奏会の生配信(YouTube)を聴きながら行いました。ゲーム音楽大好きなのでモチベ上がってめっちゃ捗りました。来年も演奏会決定しているそうなので楽しみ。

またさらに余談ですが、昨日は京都大学吹奏楽団さんのサマーコンサート生配信を観ていました。

定期演奏会系の生配信めっちゃ好きなので、やっているのを見つけたらつい最後まで観てしまいます。
今の時期は各地でイベントが多いようでお祭りな雰囲気が楽しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

minaiti よろしければ応援頂けたら嬉しいです!頂いたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。

この記事が参加している募集