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イギリスで再確認した、受験英語が役に立つということ

「受験英語は役に立たないよね。
こんな単語/構文なんか、実際には使わないでしょ」

電車のなかで、英語の構文とともに聞こえてきた高校生たちの会話。
おもわず参加して
「受験英語、役立つよ。この夏に仕事でイギリスに行ったんだけど、いかにも受験英語って感じの表現とかもたくさんあったよ!」
と言いたかったのだけれど、現実で参加すれば確実に職質案件なので、代わりにこの記事を書いている。

受験英語は実用的だ。
ただ、電車の高校生たちが感じていた、受験英語が実践的に感じられないという印象もわかる。
受験英語は役に立たない、ではなく、受験英語だけでは役に立たない、ということだ。

たとえ高度な内容の英文を読めるようになっても、日常的な表現、たとえば「今日の部活、キツかったよな」みたいなやりとり、とくに会話の経験が圧倒的にすくないからだ。

受験英語のほかにも学ぶべき/身につけるべき技能はあるけれど、受験英語そのものは無駄ではない。
いま目の前にある英語の勉強にしっかりと取り組んだうえで、会話などほかの練習・経験も重ねればいいということ。

ということで、生徒諸君、あなたたちの頑張りは無駄じゃない。
安心して英語の授業に励んでください。
私もより良い仕事のために、今日もしっかり受験英語も勉強しよう。

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以下、イギリスでであった、受験英語でもよく出てくる英文です。
(英文法の話なので、興味がある方だけぜひどうぞ)

宿の洗濯機に貼られていたシール。
受験英語で必須とされる、よく出てくる構文だ。

いわゆる「ザ・比較級、ザ・比較級」

ロンドン自然史博物館で、建物についての展示に添えられていた文章。

First invented by the Romans, cement is made from a mixture of limestone and shale, which is fired to 1400℃ to form dry powder.

冒頭は分詞構文。受験英語にしっかり取り組んでいれば、「made of」でなく「made from」になっている理由もわかるだろう。

ロンドン自然史博物館

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ミオカ|翻訳家 出版、美術、デザイン、ファッションなどの業界、フリーランスでの働き方など、翻訳という仕事をつうじて感じたことや経験・情報を皆さんに共有していきます。