対面はもう時代遅れ、という感覚の先に
知人が携わった、とあるプロジェクト。
対面での打ち合わせが必須というメンバーがいて、スケジュール調整がなかなか大変だったそうだ。
最近は打ち合わせもオンラインで済ませることがおおいので、そんなふうに対面が不可欠の打合せというのもなんだか懐かしいね、という話になった。
(英語では「feel so 2019」という表現があるように、コロナ前は対面がもっと一般的だった)
ところで、翻訳の仕事ではもともと(コロナ前から)、対面でなく、メールなどで用件を済ませてしまうことがおおかった。
在宅でフリーランスで仕事をしている翻訳者が多いし、扱う内容も基本的には言葉という情報だけだから。
何年も一緒に仕事をしている相手だけれど、声はしらない、ということもよくある。
時間や場所からは解放されていて、ある意味、とても進んでいると言えるのかもしれない。
ではすべてがそれでうまくいくかというと、そうでもない。
作業の方向性が二転三転してややこしい状況のとき、おおきなプロジェクトの立ち上げや仕上げの段階など、なるべく機械的でない形でコミュニケーションをとることも必要だ。
ふとした表情や話し方の間(ま)だとか、会ってみてはじめてわかることも多い。
とにかく対面、というようなかたくなな態度が非効率なだけで、対面、オンライン、電話、チャット、メール……さまざまな方法をうまく使いわければいい。
よく知っている相手と初めて会うという感覚はおもしろいものだ。
***
↓ 仕事でのコミュニケーションについての記事 ↓
いいなと思ったら応援しよう!
出版、美術、デザイン、ファッションなどの業界、フリーランスでの働き方など、翻訳という仕事をつうじて感じたことや経験・情報を皆さんに共有していきます。