【読書感想】面白すぎて一気読み!!「イクサガミ」 人&神
こんにちは。ドイツのミュンヘン在住miraです。
お越しいただきありがとうございます♪
先日シリーズ1、2巻である「イクサガミ」(今村翔吾著)の天と地について感想をまとめました。
実はこの時すでに3巻目の「人」は読み終え、4巻目の「神」ももう半ばを過ぎていました。
あまりにも面白すぎて、続きが気になりすぎて、結果、8日間で全4巻を読破。
推しキャラたちが次々散っていくのが辛すぎて、青山美智子さんのほっこり小説で小休止しながら読み進めたのですが、それでも一気に読んでしまいました。
全巻読了直後は呆然として言葉が出ず、「面白い」をはるかに超える衝撃を受けました。
以下、なるべくネタバレは避けますが、完全ではありませんのでご注意ください。
『天』で始まった〈こどく〉という謎のデスゲームは『地』でどんどんと加速していきます。
同時に愁二郎の生い立ちにまつわる「京八流」の戦い、そして〈こどく〉の裏で進む政府側の策略も浮かび上がります。
『人』『神』と進むにつれ、それぞれの戦いはさらに激化し、散りゆく者も多数。
ラストに近づけば近づくほど、もう出てくる人物全員に死亡フラグが立ってる気がして、読み進めるのが辛かったのなんのって。
『人』の終盤、345ページあたりからのシーンは涙が止まらず胸が締めつけられるようでした。
そして最終巻『神』。東京編が幕を開け、覚悟していた別れのシーンが次々と…。予想していたはずなのに、涙なしでは読み終えられませんでした。
この物語で最も印象的だったのは、やはり少女・双葉です。
彼女は誰も傷つけず、武器もほとんど手に取らず、それでも最後までたどり着く。
非力に見えて、本能的に信頼できる人を見抜き、頼ることができる――それは一種の才能です。
双葉に出会った強者たちは皆、命を懸けて彼女を守ろうとし、その存在によってさらに強くなる。
つまり双葉には「守らせる力」と「眠っている力を引き出す力」があるのだと思います。
実を言うと、私は双葉にこそ一番死亡フラグ立つんじゃないかとハラハラしていました。独り残ってしまった愁二郎が哀しみと怒りに燃えて“イクサガミ”になり…という展開を予想しましたが、物語が迎えたラストには深く納得。
「誰も傷付けず戦い抜く」ーーこれこそが真のイクサガミなのかもしれません。
余談ですが私的アフターストーリーを…。
双葉が嵯峨志乃のもとで数日過ごし、「そろそろ帰ろうか」という時に、あの人が現れる。
感動の再会を経て、数年後、双葉は志乃のそばで看護のような仕事をしながら共に暮らす…。
――そんな妄想までしてしまいました(笑)
「4冊もある」と構える必要はありません。
むしろ、自分で思っている以上に一気に読めてしまいます。
濃密な物語と深いキャラクター描写。間違いなく読んで損はない一作です。ぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう♪Tschüss!
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今村翔吾さんも参加されているチャリティー本。
これまでの読書感想記事まとめました。
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