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ぶった斬るシリーズ第110弾『文科省“初”の違反認定―― 「平和学習」はどこで政治活動になるのか? ――』

「平和学習」はどこまで許されるのか?
―― 文科省“初”の教育基本法違反認定 ――


♦️前書き



ついに、
文部科学省が正式に踏み込んだ。

同志社国際高校の辺野古見学について、

「教育基本法14条違反」

を認定した。

しかも、
政治的中立性を理由に、
文科省が同法違反を認定するのは“”だという。

ミリム、
正直ここまで来るとは思ってなかった。

でも同時に、

「ああ……
やっぱり国も、
これは普通じゃないと思ってたんだ」

とも感じた。

辺野古沖で起きた、
抗議船の転覆事故。

高校生が命を落としたあの日から、
ずっと違和感が消えなかった。

平和学習。

その言葉の中で、
教育と政治活動の境界が、
少しずつ曖昧になっていたんじゃないか。

そして今回、
文科省はそこに、

NO

を突きつけた。

これは、
単なる学校事故の話じゃない。

教育とは何か。

学校はどこまで思想へ近づいていいのか。

子供たちに与えるべきものは、
答え”なのか、
考える力”なのか。

今回は、
文科省の異例判断を入り口に、
レガリアのみんなと一緒に考えてみたいと思う。


♦️登場人物紹介



▪️ミリム
レガリア観測機関の観測者。

違和感を放置できないタイプ。

「それ、本当に普通か?」
を直感で見抜く。


▪️アルベルト
レガリア参謀。

制度、
法律、
社会構造を分析する頭脳役。

感情ではなく、
構造で整理する。


▪️ガストン
古参観測員。

豪快で一般感覚寄り。

読者のモヤモヤを、
そのまま口にする役。


▪️レオ
新人観測員。

素直だからこそ、
ズレや違和感に敏感。

読者視点で疑問を投げかける。



♦️第1章
「文科省“初”の認定」


レオ
「ミリムさん、
これ本当にすごいニュースですよね。」

ミリム
「うん。
ミリム、
ここまで来たかって思った。」

ガストン
「文科省が
教育基本法違反
って言ったんだろ?

相当重いぞこれ。」

アルベルト
「はい。
しかも今回、
極めて重要なのは、

政治的中立性違反

として認定した点です。」

レオ
「しかも、
”なんですよね?」

アルベルト
「報道ベースでは、
文科省が“政治的中立性違反”として、
教育基本法14条違反を認定したのは初とされています。」

ガストン
「つまり国が、

これは教育の範囲を超えてる

って判断したわけか。」

ミリム
「しかも理由が重いんだよ。」

レオ
「“抗議船だと認識していた
って部分ですよね。」

アルベルト
「はい。

文科省は、

教員の相当数が抗議船と認識していた中で、
そのプログラムを組んでいた


点を問題視しています。」

ガストン
「うわぁ……
つまり
知らなかった
じゃ済まなくなったわけだ。」

ミリム
「しかも今回、
高校生が亡くなってる。」

レオ
「……。」

アルベルト
「だから今回、
単なる思想論争ではなく、

教育、
安全管理、
未成年保護、
政治的中立性、

これらが一体の問題として扱われ始めています。」

ミリム
「ミリム、
前からずっと違和感あったんだ。

学ぶ

活動へ近づける”

って、
やっぱ違うだろって。」

ガストン
「しかも学校が連れてってるからな。」

アルベルト
「教育基本法14条2項は、

特定の政党を支持し、
又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動


を禁じています。」

レオ
「つまり、
今回文科省は、

教育”じゃなく、
政治活動に近づきすぎた”

って見たんですね。」

アルベルト
「はい。

それが今回の本質です。」

ミリム
「しかもこれ、
ただの学校の問題じゃないと思うんだ。」

ガストン
「っていうと?」

ミリム
「“平和”って言葉がつくと、
急に全部正義っぽく見える空気。

そこに、
誰もブレーキかけられなくなってた気がするんだよ。」

レオ
「……。」

アルベルト
「だから今、
文科省まで動いた。

これは、
教育行政としてかなり異例の事態です。」



♦️第2章
「“平和”は免罪符になるのか」


レオ
「でもミリムさん、
平和学習自体は必要ですよね?」

ミリム
「もちろん。

沖縄戦を知ることも、
基地問題を考えることも、
平和を願うことも、
全部大事だと思う。」

ガストン
「そこ否定してるわけじゃないんだよな。」

アルベルト
「重要なのは、

どのように教えるか

です。」

レオ
「またそこに戻るんですね。」

アルベルト
「はい。

今回、
文科省が問題視したのは、

“特定活動との距離”

です。」

ミリム
「そこなんだよ。」

ガストン
「見学と参加は違うってやつだな。」

アルベルト
「例えば、

基地問題について、
賛成派、
反対派、
安全保障、
地元経済、

様々な視点を学ばせる。

これは多角的教育です。」

レオ
「でも、
片側だけに近づきすぎると……。」

アルベルト
「教育の中立性が崩れ始める。」

ミリム
「しかも、
平和”って名前ついてると、
反論した側が悪者っぽくなるんだよ。」

ガストン
「うわ、
それ分かるわ。」

ミリム
「だって、
平和に反対するの?
みたいな空気になるだろ?」

レオ
「確かに……。」

アルベルト
「しかし本来、
教育とは、

正解を植え付けること

ではなく、

考える力を育てること

です。」

ガストン
「そこを履き違えると、
教育じゃなくて誘導になるわけか。」

ミリム
「今回、
文科省がそこにブレーキかけたんだと思う。」



♦️第3章
「なぜここまで大問題になったのか」


レオ
「でもミリムさん、
なんでここまで大きな話になったんでしょう?」

アルベルト
「理由は複数あります。

しかし最大の理由は、

命が失われた

ことです。」

ガストン
「そこなんだよな……。」

アルベルト
「もし思想的偏りだけなら、
ここまで行政が踏み込まなかった可能性もあります。

しかし今回は、

未成年、
学校行事、
抗議船、
転覆事故、
死亡事故、

これらが全て重なった。」

レオ
「だから文科省まで直接動いた……。」

ミリム
「前から言ってたんだよな。

文科省が直接来るって異常だぞ
って。」

ガストン
「普通なら自治体任せだもんな。」

アルベルト
「はい。

だから今回、
中央も

単なる学校事故ではない

と見始めていた可能性があります。」

レオ
「……。」

ミリム
「ミリム、
怖かったのはさ。

誰も途中で、

これ本当に大丈夫か?

って止められなくなってたことなんだ。」

ガストン
「“平和”って言葉が強すぎたんだろうな。」

レオ
「でも……
たぶん最初は、
みんな“良いこと”のつもりだったんですよね。」

アルベルト
「そこが今回、
最も難しい部分です。

悪意ではなく、
善意”だった可能性が高い。

しかし組織は時々、

良い目的

を理由に、
ブレーキを失います。」

ガストン
「うわ……
それ怖ぇな。」

ミリム
「ミリム、そこなんだと思う。

平和のため

って言葉が強すぎて、
途中で、
本当に安全か?
とか、

教育として適切か?

って確認する空気が、
弱くなってた気がするんだ。」

レオ
「……だから今回、
文科省が動いたんですね。」

アルベルト
「はい。

今回、
問題になっている本質は、
単なる思想の左右ではありません。

学校教育が、
特定活動へどこまで近づいていいのか。

そこに、
国が初めて正式な線を引いた。

それが今回の重みです。」

♦️後書き



今回、
文科省が動いた。

しかも、
教育基本法14条違反という、
極めて重い形で。

ミリム、
これって単なる学校問題じゃないと思う。

むしろ今、
社会全体が問われてる気がするんだ。

学校って何なんだろう。

教育って何なんだろう。

子供たちに渡すべきものは、

答え

なのか。

それとも、

考える力

なのか。

平和を願うことは大事。

沖縄戦を学ぶことも大事。

基地問題を考えることも大事。

でも、
だからこそ、
学校は片側だけへ近づきすぎちゃいけない。

だって、
子供は学校を信じるから。

先生を信じるから。

今回、
文科省はそこに、
かなり強い警告を出したんだと思う。

そしてこれは、
右とか左とか、
そういう単純な話じゃない。

もし逆だったら、
やっぱり同じように問題になっていたはずだから。

だから今、
必要なのは、


右とか左の感情論だけじゃなく、
教育が、
本当に子供たちのためになっているのか。

そこを、
社会全体でもう1回考えることなんじゃないかなって、
ミリムは思った。


Fin


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