見出し画像

【HSPセミナー・基礎編】Section01:HSPである私にむきあう

◆ごあいさつ

こんにちは、HSP専門キャリアコンサルタントのみさきじゅりです。

2018年から40回以上に渡り開催した「HSPセミナー」。
毎回大好評をいただいていたセミナーを、ひとりでも多くのHSPさんにお届けすべく、この度 noteのマガジンにしてお届けすることにしました。

このマガジンでは【HSPセミナー・基礎編】としてHSPなら知っておくべき基本的な知識と知恵を学んでいただけるよう、6回に分けてお届けします。

<リリース日程・内容>

2021年11月13日▶Section01:HSPである私にむきあう
2021年11月20日▶Section02:HSPのしくみとHSPの種類
2021年11月27日▶Section03:HSPの特徴①
2021年12月04日▶Section04:HSPの特徴②、③
2021年12月11日▶Section05:HSPの特徴④とHSPが私たちに与える影響 
2021年12月18日▶Section06:HSP流 生きるコツ

今回は【HSPセミナー・基礎編】Section01:HSPである私に向き合う をお届けします。

◆このマガジンをお届けしたい理由

 HSPかもしれない…HSPだけど、これから社会に出なくてはと不安に思っている。 そんな方が少しでも前向きに、自信を持って自分らしく生きることができるようになって頂きたいです。このマガジンを通して、自分らしく生きていく方法を見つけてよりよい人生を歩むきっかけとなることを願っています。以上の理由からこのマガジンをお届けしたいと考えました。

◆このnoteをおすすめしたい方

・自分がHSPかどうかを確認してすっきりしたい方
・HSPのことや自分についてじっくり学んで納得したい方
・HSP対策を知ってラクに生きたい方
・行動の仕方を学んで安心して生活していきたい方

Section01では、前半部分で物心ついた頃から自分と自分以外の人との感じ方に違和感を持っていた私が、一冊の本に出会い、そこから15年以上の月日を経てHSPのことを学ぶまでのストーリーについてお伝えします。後半部分では、その学びからHSPを受け入れる6つのステップまでをご紹介させて頂きます。

このマガジンの内容は、あなたがこの先HSPの知識を探す必要がなくなり未来のことを具体的に考えられるようになる『一生モノの情報』としてお役立ていただけること間違いありません。

繰り返しになりますが、このマガジンを通して「自分らしく生きていく方法」を見つけてよりよい人生を歩むきっかけとなることを願っています。

是非、HSP(繊細さん)のあなたに読んで頂きたいです。


【読者の方の感想】

① おがたちえ先生
HSP漫画家(「繊細すぎて生きづらい〜私はHSP漫画家」著者)

おがた先生コメント

② ばっしーさん
オフィス秋晴れ代表/HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」オーナー

スクリーンショット 2021-11-12 13.14.00
イメージ

それでは、本編の内容に入っていきましょう。

【HSPセミナー・基礎編】

Section01:HSPである私にむきあう


◆はじめに(おねがい)


●無断利用はご遠慮ください

無断引用転記、商用利用を含め、本マガジンの内容に関し、一切の公開をかたくお断り申し上げます。

●感じながら読み進めてみよう

このマガジンをご自分のペースで読むことを意識しましょう。

自分の体の生理的サインに注意を払うことが、私達が自律神経のバランスを保ちながら生きる上で大切なことです。

例えば皆が喋っている時は席を立たないなど、幼少期から生理的な感覚をキャッチしても、我慢しなければならない、と教わっています。

「してはだめ」を少しでも感じると、HSPの場合はそれをとても強く感じ取ってしまいます。他の方がストレスに感じないようなこともHSPにとっては実は凄く負担に感じていたりします。


ですが、このマガジンを読むときは、自分のペースを意識して読み進めていただけたいのです。喉が渇いたなあ、とか、ちょっと冷えてきたからブランケットをかぶろう、というように、生理的な感覚をキャッチしながらお過ごしください

●内容について

科学的な情報や心理学的な話は、HSP研究第一人者のエレイン・アーロン博士や他の研究からの引用をしています。でも、そのままだとアメリカ人向けの例えで伝わりにくかったので、日本人に伝わるような表現を心がけています。

●アウトプットもしよう

このマガジンを読むと、大量の情報が頭に入って来ます。たくさん感じることも出てくるでしょう。感じたこと全てをなかなか言葉にできない場合もあるかもしれません。時間が経つにつれ「これはこういうことだったのか」との気付きが起きる場合もあります。

感じたこと、どんな感覚が芽生えたをのか、ぜひメモしたり、HSPの方々と分かちあってみてくださいね。

安心を覚える内容もあれば、幼少時のことを思い出して胸がキュンとなることもあるでしょう。全てあなたの大切な感覚、大切な思いです。いろいろと感じながら読んでいただけたらと思います。

<HSPの話の本題に入る前にご確認を>

・このマガジンを読みすすめると自分はHSPとは厳密には違うのかなと感じる方もいると思います。

・違うなと感じたら、または、HSPではない可能性が高まった場合は、「自分はHSPかも?」と思ったときのことをもう一度思い出してみてください。

・困りごとや、思い当たることがあったから本やネットなどで調べたりしたはずですよね。もう一度自分が何を問題にしていたか、立ち戻りましょう。
そして、あなたの困りごとがHSP以外から来るものだとしたら、どんな対策や相談先があるか、調べると良いでしょう。



◆自己紹介

イメージ 4


●物心ついた頃から違和感が凄かった

今でもはっきりと覚えている悪夢があります。起きた時に怖かったことを母に話すと「かわいいわね」と言われ、ちゃんと聞いてもらえず怒りが。他にも、友達との話の中で「どうしそこまで考えるの?」とか、思春期に友達付き合いで悩んだ時に「A子ちゃん私のこと嫌いなのかな?」とB子に相談すると「どうしてそこまで気にするの?」と言われたり。

気にしすぎている変な人と思われて、少し距離を置かれたりということがあり、違和感の正体を知りたいと感じていました。

ほとぼりが冷めれば皆は忘れていることでも、私だけは覚えているので、相談すると「まだ悩んでるの?」と言われることもあり、これは言わないほうが良いことなんだと思うようになりました。

●社会生活にも疑問が

それまで不得意な科目以外の勉強で悩んだことは無く、学校ではさほど苦労しませんでした。社会人になった時、日々の情報量に圧倒され、やらなければならないことの多さや無駄に感じる会議の存在など、社会生活に疑問を持ちました。

働くということに大きな疑問を抱きながら今に至るという感じです。この話を同僚にしても理解されず、働くとはそういうものだから「大人になりなよ」と言われたりしました。言ってはいけないことを言っていると思い至り、違和感がぬぐえなくなりました。そんなことが重なり、20代の後半くらいから漠然と、自分は駄目かもと思うようになってしまいました。

●自分のメンタルに原因があるのでは?

仕事と並行して、人間関係で同僚や上司、お付き合いする人ともうまくいかないことが続いたことで、自分のメンタルに原因があるのだと思うようになりました。

私が悩んでいたのは、30年近く前なので今ほど情報が無く、心理カウンセラーもあまりいない時代。やっとの思いで探した心理カウンセラーもなかなか合う人がおらず、とても抵抗はあったけれど精神科か・・・と思いながら行ったのです。

勇気を出して行ったものの、いくつか訪ねた精神科では「あなた、病気じゃないです」と言われるばかり。すっきりしない思いのまま、私はカウンセリングと精神科に対して不信感を募らせてしまいました。今思えば医師は正しい診断を下していたのですが、当時は理解できませんでした。

医師も誰も頼れないのならどうすればよいのだろうと思い、海外からの心理関係の本を読むようになりました。

●HSPの本と出会う

こうして私は、拒食症や過食症の事例や、発達障害に関する翻訳本を片っ端から読みました。アメリカは、心理概念が体系化されるのが日本よりも早く、私にとって頼れる情報源となり、そのうちの一つがアーロン博士の本でした。

「些細なことでもすぐに動揺してしまうあなたへ」というタイトルを見つけた時、ピンときたのです。些細なことに動揺するとはまさに、それまで隠し続けてきた本当の自分のことでした。それが本のタイトルになっているなんて「恐ろしい」と思いました。自分のことを見透かされた感じがして、怖かったのです。そんな気持ちでいながらも、すぐに本を手に取って中身を確認している自分がいました。

「これは、嫌だけど、読まなきゃいけないやつだ。」と不思議な感覚に包まれながらこの本を買って家に帰ったのです。

●HSPを受け入れられなかった

私がお会いする方の多くは、HSPを知って安心したというお声の方が多いように感じます。ですが、私の場合は全く安心できませんでした。むしろ、繊細さを隠して生きてきたから、とうとうこれを明るみに出さねばならないのかとの恐怖に駆られたのです。

最初の本を買ってから、アーロン博士の本を何冊か読みました。アーロン博士は性格が内向的でおとなしいタイプ。私は外向的なところもあるし、刺激追求型でもあるためか、アーロン博士の文体や挙げられる例に100%共感したわけではありませんでした。ただ、概念はもの凄くよく当てはまっていたのでそこは受け止めました。

私は動揺する自分を一生懸命に隠して普通の人のふりをしていました。仕事では大企業で仕事をさせていただき、そこから常に声をかけていただいてヘッドハンティングされて転職していたので、どちらかといえば社会的に成功しているようなタイプでした。

それが故に動揺するとはまるで敗北者と言われるようなものと思っていました。絶対にそんな部分は見せられないと信じてやまなかったのです。自分に向き合うのが怖かったのですね。

その思いが強かったからでしょう、アーロン博士の本を何度か読んだ結果、この本を手元に置くのが怖くなり、古本屋に売りに行ったのです

●迷いに迷った30代〜40代

その後も、自分に対する違和感がなくなることはありませんでした。そのうち、ストレスがたまりすぎて「会社員はもう嫌だ、毎日会社に来るのはもう嫌だ」と思うようになりました。

36歳の時に会社を辞めてアロマセラピストとして自宅サロンを始めましたがうまくいきませんでした。自分に自信を持てず、疲れもかなりたまっていましたから、2年間ほぼ毎日、河原にいって綺麗な川を眺めて終わる日々を過ごしていました。

そんな調子でしたから、貯金も底をついてしまいました。廃業し、アルバイトや無職を繰り返しました。会社員時代の経済的な豊かさの真逆をいく超極貧時代が2、3年続いたのです。

ある日、こんな生活では駄目だと思い婚活を始めました。自分らしい家庭を築いて人生をやりなおそうと決めて、40歳で結婚。その時の夫が発達障害のアスペルガーとおそらくパーソナリティ障害を持っていたようで、結婚生活が成り立たなくなり、自分から離婚を申し出ました。

離婚によりメンタルに大きなダメージを受けました。自分自身、発達障害ではないかと思い悩むようになりカウンセリングに行くようになりました。しかし、発達障害ではないと言われた時、HSPのことを思い出したのです。あれほどHSPのことを避けていたのに、追い詰められた私は、あの本をもう一度買い直して読まなくてはと思ったのです


●HSPの本との再会が転機に

15年振りに読み直したら、分かることと分からないことが出てきました。これはちゃんと勉強しなくてはと思い、どう勉強するか考えました。臨床心理士や大学院で心理学などを学んでいないと分からない範疇のものだと思いました。私が望む方向性としては、心理学も大切にしながら、働いて経済的な自立を実現することでした。そこでキャリアコンサルタントの資格を取得することに決めたのです。取得後さらに2、3年迷って、ようやく、アーロン博士の「HSPに精通している専門家プログラム」を受けました。

●HSP専門キャリアコンサルタントとして活動開始

キャリアコンサルタントの資格を取得し、大学での就活支援ボランティアや、当時つとめていた会社の人材育成での経験から、キャリアについて考える機会の大切さ、そして専門知識を持つ第三者的な存在に相談する価値の大きさを痛感しました。

会社では言えない、家族や友達に話す内容でもない。相談先がわからないから気持ちが重たくなってしまう、自分に合わないキャリア選択をしてしまう。そのような悪循環を起こしている人が、私以外にもたくさんいるとわかりました。

自分に合うキャリア選択には、自己理解が欠かせません。つまり、HSPであれば、その気質的特徴が自分の性格や、さまざまな人生の選択にどう影響を及ぼしてきたのかを知る大切さを、ボランティアや業務を通じて強く思うようになりました。

この思いを形にするため、49歳の時に、HSPの気質への理解を深める支援をしながら、その人に合ったキャリア選択のサポートをしよう、と決めるに至ったのです。


以上が私のストーリーです。

ここからは、このマガジンを読んでいらっしゃるあなたが、ご自分のことを理解し、あなたのストーリーを作っていく番です。


◆HSPを受け入れて生きる6ステップ

6ステップ図

HSPを素直に受け止められる方もいる中で、前述した私のように、自分と向き合うのが怖い人の気持も分かります。このマガジンでは、両方の受け止め方を満たすことができればと考えています。

HSP は病気や障害ではありません。それがどういうことなのか、理解し受け入れることが大切です。
ここでは私がやってきた受け入れるステップをご紹介します。

①自分にとってのHSPを知る

・HSPの定義が自分の中で「どれに当たるか?」「どう現れているのか?」ということを理解します。

・理解すると、自分ってなんだろう?とモヤモヤしていた理由が分かります。例えば、HSPの悩みの多くは、周りの人の気持ちが分かると感じている、けれど自分の気持ちが置いてけぼりにしてしまい、うまく対応できないことから起こる。こういった「悩みのからくり」がわかるようになります。

②非HSPになろうとしてしくじっていたポイントを知る

・HSPを理解すると、そもそも会社のルールや学校のルールは自分の過ごしやすいスタイルとは少し視点が違うと分かってきます。

・違う観点のルールが学校や会社にあり、完全に合わせるのは無理な部分もあると分かってくるのです。これが非HSPになろうとしてしくじっていたポイントを知るということです。すると、無理して全てに合わせなくて良い、ここは合わせられる、という線引がうまくなっていきます。

③HSPとしてついた傷をいやす

・「これが自分だ」、「これは自分ではない」と線引ができるようになると、ここまでやっておけば充分だと理解できるようになります。自分にダメ出しをしなくなるのです。不必要に自分を苦しめる理由が無くなります。だから、楽になる。

・誰かに癒してもらうとか、皆に自分のことを分かってもらおうという思いがほどほどになります。自分がコントロールできる範囲がわかり、その中で自由に動くようになります。

④自分の中でバランスをとる

・自由に動けるようになると、無駄なエネルギーを使わなくなり、楽になっていきます。楽になる余裕が生まれます。

・余裕が出てきたら、より自分らしく楽しく過ごすにはどのようにしようかと考え、さらに余力が出てきます。

⑤人生設計を見直す

・多くの人が「こうなりたい」とか、「こうならなくてはならない」を先に決めてしまい、そこに合わせようとして疲れてしまいます。自己理解を進め、いわゆる「HSP流に生きる」ことを選ぶと、無理のない生き方ややり方にのみ注力していきます。

⑥行動する

・無理のない生き方、やり方に沿った人生設計を行動に移していきます。をしていきます。時折ふりかえりを行い、より自分らしい生き方ややり方を選ぶサイクルを回していくようになります。

このマガジンでは、主に、ステップ①〜④を取り上げます。ステップ⑤、⑥は人それぞれに応じた内容になります。⑤、⑥を取り組みたい方は、キャリアコンサルタントやコーチに相談することをお薦めします。


◆Section01:まとめ

今回は私が自分のHSPを自覚するまでの経緯とHSPを受け入れる6つのステップについてお伝えしてきました。

このマガジンに出会うことで、ご自分の生き辛さの原因を知り、HSPについての情報を探す必要がなくなり、未来に向かってこの先の人生を自分らしく穏やかな気持で歩めるでしょう。
一生モノの情報としてこのマガジンをお役立ていただけることを願っています。
ぜひ自分らしく生きる技術を学び取ってくださいね。

このnoteが一人でも多くの方に届くことを願っています。

次回の『Section:02:HSPのしくみとHSPの種類』では、HSPの気質を理解する大切さについてお届けします。


◆SNSでの発信をお待ちしています!

この記事のリンクを貼って、感想をアウトプットいただけましたら幸いです。

<noteのリンクはこちらです>
https://note.com/misaki_juri/n/n0bc3b1bd9847

『読んだあとの気持ち』や『心の変化』など、感じたことを教えて下さいね!

Xでのアウトプットの際にはぜひ私のメンション(@HSP_worklife)を付けて投稿して頂きたいです。私もあなたの投稿を確認することができますし、心を込めてリツイートさせていただきます!

ぜひ、一緒に素敵な未来を手に入れていきましょう!

【みさきじゅりのコンテンツ】

●イベントや講座のおしらせは公式LINEで:http://nav.cx/8u6k5Ip
●YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCN_-qkBBpGDtSaDDzEhLVAA
●X:https://twitter.com/HSP_worklife


【みさきじゅりHSP関連書籍】


2025年2月27日発売最新刊!


そのほかにも、人間関係・仕事の選び方・10代のHSP向け・コミックやイラストブックを通じ、HSPやHSS型HSPのキャリアライフを発信中。


書影
画像6
繊細すぎて生きづらい書影
おだやかに暮らす本書影


ここから先は

0字
5本以上読む場合はマガジン購入がおトクです!

この数年、HSPの方々のサポートをさせていただく中でお伝えしてきたことを、一人でも多くの方に知っていただけたら、自分らしく生きるHSPさん…

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

ありがとう~!