見出し画像

フリーランス仲間がいることに、何度も助けられてきた

フリーランスは、自由で気楽な働き方に見えることがある。
人間関係のしがらみが少なくて、自分のペースで働けて、ひとりで完結できる。
たしかに、そういうよさはあるのだと思う。

私も、人の中で消耗しやすいほうなので、フリーランスという働き方に助けられてきた。
けれど、ひとりで働くということは、ひとりで抱えることが増えるということでもあった。
そんなとき、ありがたいなと思うのが、フリーランス仲間の存在である。

ひとりで抱えこみやすい

会社に勤めていると、すぐ隣に誰かがいる。
これで合っているかな、と少し聞けたり、困ったときに様子を見てもらえたりする。
もちろん、会社には会社のしんどさがあるのだろう。

でも、フリーランスは、基本的に自分で決めて、自分で受けて、自分で進める。
見積もりのことも、納期のことも、返事の仕方も、ひとつずつ自分で考えなくてはいけない。
うまくいっているときはそれが気楽でも、迷いが出たときは急に心細くなる。

この金額でいいのだろうか。
この返し方で失礼ではないだろうか。
断ったほうがいいのに、断れないまま引き受けていないだろうか。

ひとりで仕事をしていると、そんな小さな迷いが、思った以上に大きくなる。
誰にも言わなければ、そのまま頭の中で何度もくり返してしまう。
私はたぶん、そういうふうに抱えこみやすいほうなのだと思う。

何気ない言葉に救われた

そんなとき、同じようにフリーランスで働いている人の言葉に、ふっと救われることがある。
大丈夫だよ。
私も似たようなことあったよ。
無理なら断っていいと思うよ。
そんな何気ないひと言で、肩の力が抜ける。

特別なアドバイスでなくてもいい。
正解を教えてもらうわけでもない。
でも、自分だけではなかったのだなと思えるだけで、ずいぶん違う。

仕事が少なくて不安になったとき。
返事ひとつに気をつかいすぎて疲れたとき。
これでいいのかな、と自分のやり方が急にわからなくなったとき。
私は何度も、仲間の言葉に助けられてきた。

とくにありがたいのは、同じ働き方をしているからこそ伝わる空気があることだ。
会社員の人には説明しにくい不安でも、フリーランス同士だと、細かく言わなくてもわかってもらえることがある。
その感じが、私はとてもありがたい。

同じ働き方の人がいる安心

フリーランスは自由だと言われる。
たしかに自由なところはある。
でもその自由は、ときどき、心細さとセットになっている。

全部を自分で決められるということは、全部を自分で引き受けるということでもある。
だからこそ、同じように働いている人がいることが、思っていた以上に心の支えになるのだと思う。

いつも一緒に仕事をしているわけではない。
毎日連絡を取り合うわけでもない。
それでも、ふとしたときに思い出せる相手がいるのは心強い。

あの人もがんばっている。
あの人も迷いながら続けている。
そう思えるだけで、また少しやってみようという気持ちになる。

フリーランス仲間は、仕事を回し合う相手というだけではないのだと思う。
ひとりで働く時間の中で、ひとりきりになりすぎないための存在なのかもしれない。

私はこれまで、フリーランスという働き方そのものにも助けられてきた。
でも、それと同じくらい、その中で出会った人たちにも助けられてきた。

これからも、きっと迷う日はある。
心細くなる日もあるのだと思う。
それでも、ひとりで働きながら、ちゃんと誰かの存在にも支えられている。

そう思えるだけで、少し安心できる。
ありがたいご縁を大事にしながら、これからもぼちぼち続けていけたらいい。

いいなと思ったら応援しよう!

みさっぺ よろしければ応援お願いします!いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!