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同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)46.いにしえの時代

今週末同人イベントなものですが、それ自体はもう準備万端なんですけど、変わりにすっかりnoteを放置していたので、たっぷりとネタが溜まった怖い話でもします。

正直怖い話のネタは無限にあるんですが、私の書く手が足りないと言うそんな私の近況は置いておきまして、最近SNSで年齢制限とか未成年の年齢詐称とか悶着がありましたので、未成年の時からガッツリと親公認で同人サークル活動していた私の古の話をしましょう。

なお、古の話(三十年程前の話)なので「当時はそう言う時代だった」と思ってお読み下さい。




前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)45.事件はイベントで起きている」はこちら。





年齢制限がない

これまじで驚かれるのですが、その昔(私が十代の頃)イベントで同人誌を購入するのに、女性向け同人誌は年齢確認以前に年齢制限自体がほぼありませんでした。


「なら全て健全本なんですか?」と言われそうですが、いやいや、ガッツリ性交渉しておりました。

全裸で性器出ていたし、挿入もしてましたし、内容も性癖博覧会で、何なら今より無法地帯でございました。

時代背景(BLと言うと海外物を参考にしている人が多く)もあり、とても生々しいものが多かったですね。


当時の私は「ここに書いてるフィスト◯ァックってなあに?エ◯ズって怖いの?」となりながら読んだものです(ぉぃ)


こう言うと本当に皆さんびっくりされるかもですが、私の言葉が嘘だと思うなら駿◯屋とかま◯だらけとかのホームページで、古の(二十年三十年前の)同人誌の表紙見に行って下さい。


見に行きました?
なら本当に年齢制限記載とかないでしょう?
何ならカップリング表記も表紙にないですから、表紙とタイトルで推測するしかない訳です。


そして表紙がそんなものですから、表記をめくって本文を見ても注意書きなんて皆無です。
ワンクッションもありません。

あるのは何か作者による後書きと奥付でした。
(なお、私は作者の近況報告とか、エッセイ漫画とかが好きだったので、今廃れつつあるのが淋しいですね)
奥付にはペーパー請求先や連絡先として、住所記載があった時代ですよ?
(私は住所を元に電話番号調べられて、今はなき実家に知らん男性から電話かかってきた事がありました)

今思えば、本当に怖い以前に恐ろしい時代でした。


そんな何もかもがゆるすぎる時代でしたから、未成年の私も手軽に推しカプの本をゲットできた訳ですが、落とし穴も多々ありました。

そう言う怖い話をします。




まさかの抱き合わせ

この話、先に結論から言います。
私がはじめて自分の意思で買った二次創作のBLカップリング本が、まさかの別軸逆カップリング抱き合わせ本でした。

お陰で私は性癖が歪みました(何)


そんな話をします。
あれはまだ私が(物理的に十代で)幼気だった頃、私はとあるアニメのA×Bと言うカップリングが好きでした。

幼気だろうが十代だろうが、当時から推しカップリングが大好きな腐女子として、しっかりと腐っていました。


そんな腐女子な私は親に許可を得て、友だちと二人で某オールジャンルの同人誌即売会に行き、入口でパンフレットを貰い、某アニメのA×Bサークルをしっかりとチェックして、初めて推しカップリングの同人誌をゲットしました。

ゲットしたお宝を抱き締めながらホクホクと帰路につき、家でいそいそと推しカップリング本を手に取って読み始めました。

初めて読み始めた推しカップリング本は、表紙絵の通り素晴らしいA×B本でした。
確か内容は学園パロディ本でした。

「オホホホ(奇声)」となりながらホクホクと読み進めていたら、読んでいた話が終わりました。
しかし読み終わってもまだページ数がありました。

A×Bカップリングの違う話か、それとも今読んでいた話の続きがあるのかな?と、私はワクワクしながら次のページをめくりました。


そこにあったのは、同じ作者さんによる「B×Aカップリング(逆カップリング)の学園パロディ話」でした。

因みに、同じ学園パロディでしたが、全く別軸(別世界、別次元)で、最初のA×Bの学園パロディ話との繋がりはありませんでした。


当時の私は、取り敢えず読み進めました。
そして読み終わりました。
凄くお話が良かったので、とても納得してしまいました(何)



と言う訳で、初めての同人誌により私の性癖が歪みに歪みました(何)



いや何ていうか、凄く説得力がありまして、B×Aも萌えると言うか、有りだなとなった当時の私は、以後「お話が良ければ逆カプでも別カプでも問題なく読める雑食腐女子」になりました。

と言う私の性癖の発露の話は兎も角、まじでこんな感じの無茶な本が、この本だけでなく結構当たり前にありました。



当時読んで一番ヤバかった本の話をします。

A×Bのカップリングが付き合っていると言う前提の話で、内容がBとCがAに黙って浮気(濃厚な性描写有り)していて、しかし実はCはAが好きで、でもBと付き合っている幸せそうなAを見守る事に幸せを感じているから略奪は考えておらず、しかしAと付き合っているBと浮気する事で擬似的にAを感じ、自身の中にある歪んだ悦びを得ている言う仄暗さから、Bに言い寄り身体だけの関係として浮気をし出したと言う経緯で、しかしその内BがCに本気になってしまい、この関係がAにバレそうになりCはBに…しかし……みたいな本がですね、「A×B本」として出ておりました。



ええ、私はこれを読みましたよ。
じっくりと読みふけりましたよ。
萌えましたよ。
と言うか物語への読ませ方が凄くて、ラスト迄しっかりと引き込まれましたよ。

その節は素敵な本をありがとうございました(何)



そんな表示詐欺、カップリング詐欺な本なんて当たり前な時代でした。

読んでびっくり玉手箱でしたが、私は性癖歪んだ雑食腐女子なので全然楽しめた時代でした。


地雷なんて言葉は黙殺と言うか、存在すら認められていない時代でした。
そのせいか、上記の作者宛に自宅に脅迫文(許せないコ■ス)とか届いたそうです(作者後書きより)



そんな暗黒闇鍋みたいな時代であり、私の性癖が歪みに歪んだ理由でした。

幼気な私は一瞬で消え、立派な腐女子になったって話です。
今思い出しても全てが恐ろしい。




年齢制限がない弊害

最初に話した通り、私が未成年の頃は、本当に年齢制限記載がほぼなくてですね。

いや、勿論稀に年齢制限記載がある本もあったのですが、それは本当に稀でした。

それに年齢制限あったとしても「身分証提示して下さい」なんてありませんでした。
しかしながら奥付に住所書いてるのに、身分証は出せとは言わない、不思議な時代でしたね。
(注意:当たり前ですが、当時の私は公認してくれていた親(国家公務員👮‍♂️)が死ぬ程怖かったので、年齢制限ついてたら買いませんでしたよ?まあ年齢制限ない本がたくさんあったので、わざわざ年齢制限がある本に手を出す必要性が低かったのもあります)


そして私が当時主に行っていた個人主催のオンリー同人誌即売会なんて、主催による検閲なんてないので、本当の本当に無法地帯でした。

お陰で私も推しカップリング本ゲットしまくりでしたが、本当に何度も言いますが、凄い時代でしたよ。



ここ迄書いておいてなんですが、これ読んだ方には「いや!年齢制限は昔もあった!」と言う意見もあるかと思います。

私もこの話を書くにあたり、何人か同世代の友だちに確認したのですが、基本私と活動を近くしていた友だち(個人主催のオンリーばかり行っていた人)は私と同意見でしたが、大規模同人誌即売会に行っていた友だちや、通販生活していた友だちからは「年齢制限の記載あった(でも年齢確認はザルだった)」と言われました。

私自身は自分の経験しか知りえませんから、一応何人かに聞いた上で、当時の私と活動していたジャンル(場所)だとそうだったと確信が得られたので、「ほぼなかった」と書いています。

当時の私がいたのは、あくまでも個人主催の公民館や貸会議室で行なわれるオンリーがメインだったので、本当に当時は主催や作者個人による匙加減な無法地帯でした。



さておき、そんな時代の同人誌即売会にて、たまに起こる事件がありました。

主催の検閲による発禁です。


先程話した個人主催のオンリーとは別で、今も続く大手主催のオールジャンル大規模同人誌即売会が当時もありました。


大規模同人誌即売会なので、主催するスタッフもしっかりしている訳です。
何がって、配布物のチェックです。


あれも私が十代の頃、友だち(全員歳上)と連れ合って某大規模同人誌即売会に行った時の話をします。

みんな別ジャンルの友だちだったので、終わったらここで落ち合おうと野外のテラス席(その会場にはテラスにテーブルと椅子が点在していた)を待ち合わせを約束して別れました。



そして一通り戦利品を抱えて待ち合わせ場所に向かうと、先にテラス席にいた友だちのAさんとBさんの二人が何やら喧々諤々と盛り上がっていました。



私「ごめんなさい、遅くなりました。何かありました?」

友だちA「あ!聖龍ちゃんお疲れ!あのねぇ、こっちのジャンルで発禁事件があったの〜」

私「発禁て言うと…配布差し止めですか?」

A「そうそうそう!何かめっちゃエロくてやばかったらしいよぉ?修正とかもダメで、発禁になってて、サークルさん落ち込んでたもん。私そこに並んでたけど、無理になって解散になっちゃったもん!悲し〜!」

私「たまに聞きますけど、それどういう基準なんですかねぇ?」

友だちB「んー私が知ってる限りだと主催の匙加減だけど、暴力的とか、後は男性向けぽい感じがあると駄目な感じかなあ?」

私「男性向けって…やおい(BLの別称)ならいいんすかね?」

B「まあファンタジーだからねぇ…?」


とまあ、しっかりしている主催であれば、事前配布物のチェックをし、年齢制限がないものや、年齢制限があってもヤバいと判断されたものは、発禁(配布禁止)を言い渡されました。

後は、アニ◯イトやまんだ◯け等で委託される物は、本自体に年齢制限記載がなくても、委託先次第で年齢制限有りで委託されていました。


そんな過渡期でしたから、起こり得た発禁事件でした。



因みに、こんな無法地帯が何故変わったかと言いますと、個人的には「あの事件がきっかけかな?」となる事件がありました。



所謂「ポケ◯ン同人誌事件」です。

この事件の詳細は各自調べて頂いてですが、私(とその周辺の同人活動中のみんな)は、地元関西(私は当時大阪住まい)で起こった事件だったので、それは戦々恐々としました。


当時はインターネットも黎明期で、イベント会場や仲間内では憶測とデマがいきかい、事件のニュースを見た親にも何やかんやと言われ、本当に周りの同人やってるみんなが疑心暗鬼になりましたね。

そこから何となく、個人主催のオンリーでも年齢制限記載とか年齢確認とかがちゃんとし出した印象を受けました。




なお、私はその前後でサークルクラッシャー事件が起きて同人サークル活動休止したので、そこ迄煽りを受けませんでしたが、この件は「事件が起こるとルールができる典型」だなあとなりました。



ルールには歴史あり!

いやしかし、本当に年齢制限でのゾーニングと、年齢確認の徹底って、本当に大事ですよね。
まじでこんな事件起きるんですからね。

その後にも某土下座事件とかありましたし、同人誌界隈は定期的に何かしら事件が起きては、それを受けてみんなが闇に日陰にと潜みだし、ゾーニングしだしていったんですよね。

法令遵守、主催の指示に従う、年齢確認に協力する、年齢詐称しない。

ルールって必要だから出来た事なので、みんな守りましょうね。
でないとシャレにならない事件がガチで起きますからね!
歴史を繰り返さないで下さい。

そんな古の時代の話でした。
いやあ、今は本当にいい時代になりましたね。

後蛇足ですが、「年齢制限のある同人作品を、未成年が年齢詐称して購入した場合は、未成年か罪に問われる可能性が大きい」ので、みなさん悪い事はしてはいけませんよ?
(詳しくはお近くの法テラスへ!)

次の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)47.粘着ストーカー」はこちら!





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