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同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)45.事件はイベントで起きている

さて、いくつか怖いネタを貯めていたので、折角なので続けて更新します。
最近は又、暑い日が続きますので、今回もどうか涼んでいって下さい。  



前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)44.お前が消えろ」はこちら。





事件はイベントで起きている。

さて、気付けば30年近く同人イベントに参加をしている私ですが、今回はイベント中に起こった、あった怖い話をいくつかまとめてします。

一個一個は小ネタですが、それなりに怖い話なのでどうぞお楽しみ下さい。




絶対PP加工

これは十何年前かの話で、歳上で長年サークルをされているAさんと、アフターで話していた時の出来事です。

確かその時は「本を印刷する時にこだわるところは何?」みたいな話をしていました。



Aさん「私は絶対PP加工、これだけは外せない」

私「あー私もPP加工は必ずします。仕上がり綺麗になりますもんね?」

Aさん「あ、そう言う(見た目の)感じじゃなくて、夏のイベントでさ、サークルの搬入作業するじゃん?」

私「はい」

Aさん「そこで宅配で無事新刊届いてたー!ってなって、ダン箱開封して中身確かめようと屈んだせいで、私の化粧が混じった汗がポタポタポタ〜って新刊の表紙に垂れてね…」

私「あーそれは…紙に染みますね」

Aさん「もうPP加工してなかったからガッツリ表紙紙が私の汗染みのせいでぐしゃぐしゃになって、しかも二冊並べてダン箱に梱包されてたから二冊とも駄目になったのよ。しかもその後、イベント中の熱気と湿気で他の本もシワシワになるしで…かなりの冊数廃棄になって、そこから絶対PP加工必須で、表紙紙も厚めのにしてる」

私「それはツライ。私も絶対PP加工外しませんわ」

Aさん「絶対そうして、本当に日本の夏はPP加工ないと無理!再販費用と比較してもPP加工費の方が断然安い!



日本の過酷な夏、今はもう五月くらいから夏な感じですけど、湿気と熱気と我々の汗で、新刊取り扱うとなると、PP加工してなかったら新刊がシワシワになるところから、一歩間違うと破損廃棄になるという、怖い話でした。

これ本当に昔の、私がまだ大阪にいた時代での話なんですが、当時の私はPP加工って言うと、単に見た目が綺麗くらいしか思っていなかったんですよ。

でもこのAさんの破損(汗染み汚れと、湿気で本自体がシワシワになった)で再販する羽目になった話を聞いてから、絶対どの印刷所で依頼する時でも、PP加工は必須項目になりました。

予算の都合とかで色々あって難しい人もいるかもですが、せめて夏のイベントで出す本だけでも、PP加工で印刷を!と言う怖い話でした。






配布停止札

あれは某ジャンルで私がサークル参加してた時の事。

何度か話してますが、私はサークル参加すると必ず自分で店番をします。

その日も朝から設営して、買い子お願いしてる友だちを送り出し、開場を待っていました。


その時は島中配置だったので、両隣、眼の前にも通路を挟んで向かいにもサークルさんがいました。

その私のサークルスペースからちょうど斜め向かいのサークルさんが、いそいそと出かける準備をし、サークルスペースから離席されました。



以前したダミーサークルの件が一瞬頭をよぎりましたが、その時参加していたイベントはイベント中の離席自体は短時間であればOKなイベントだったので「ルール内ならいいか」と私はそこでスルーしました。

一応チラ見した限りでは、そのサークルさんはちゃんと配布準備をした上で、配布物の所に「離席してます云々」と張り紙を貼って離席されてたので「買い子さんが手配できなかったサークルさんなのかな?」となった程度です。


しかしながら事件は起きました。

そこから暫く経って、開場時間になると会場のスタッフがスペース近くを巡回しだしたのですが、先程の離席されているサークルスペースにいくと、両隣のサークルの人達に何やら聞き取りをした後、何やら印刷された紙を取り出すと、その離席されているサークルスペースのテーブルにテープでその紙を貼り付けて去っていかれました。


一瞬にして、周りがざわつきました。


「え?何?」「どいうこと?」とみんなヒソヒソしてると、両隣のサークルさんが身を乗り出してその紙を確認され「「このサークルは配布停止中」って書かれてます!」と周りに聞こえるように読み上げてくれました。


私はそのイベントには結構な回数参加してきましたが、まさかスタッフが「配布停止札」貼るなんて場面は初めてで「どういう事?」となりました。


私以外の周囲のサークルさんも「えええ?!」「離席自体は問題ないんじゃないの?」「あのサークルさん何かしたの?」「怖っ!」と戦々恐々となっていたのですが、そんな最中に、何も知らないその離席されていたサークルの主さんが戻ってこられました。


サークル主さん「ええええ??!なんでえ?!!」


そらそうなりますよね?と周囲のみんなで遠巻きに見ていると、サークル主さんは貼られていた「配布停止札」を確認すると、何やら「配布停止札」と一緒に貼り付けられてた紙を剥がし、それに猛然と書き込みをして、イベントのスタッフさんの元へ走って行かれました。

どうやら「配布停止札」とともに、別の書類みたいなものがあったみたいで、それに書いて持っていかれたみたいです。


しかしながら、あの時は私含め周囲のみんなして、イベントそっちのけで「あのサークルさんどうなるの?」と興味津々で動向を追っていました。


暫くするとスタッフを連れたサークル主さんが戻ってきて、サークル主さんがめちゃくちゃスタッフに謝罪しつつ、スタッフも以後気をつけて下さいと言う感じでやりとりして、「配布停止札」が剥がされて、そのサークルさんも普通にサークルとして配布を開始しだして終わりました。


その間、時間として一時間もなかったのですが、見ていてもの凄く濃密な時間でした。



で、ここ迄して「結局何だったの?」って話ですが、後で実際に「配布停止札」を貼られてたサークルさんに凸して聞いてきた話をします(真相知りたくて私も我慢できなかった)



「配布停止札」貼られたサークルさん曰く
私どうしても欲しい本があって、一人で参加だったので離席する為に配布物に布かけて、不在の時に来られた人が混乱しないように「離席しているので、何時頃から配布開始します」って案内の紙を置いて離席したんです。

でもそれが駄目だったみたいなんです。

「何時頃から配布開始」って書いた紙が、何か「時間制限付きでの配布」にあたるから「迷惑行為になるので駄目だ」って指導されました。

一緒に置いてあった書類に「どう言う意図で離席したのか?」みたいな問いがあって、それを書いて運営に提出しないと「サークルでの配布活動を禁止します」って書かれてました。

だからあの時急いで書類を書いて提出してきましたが、「悪質な理由でのサークル参加が増えているから不用意な行動はしないように」って厳重注意されました。



「時間制限付きの配布にあたる」のかあとなって、離席はOKでもそう言う部分で迷惑行為にあたるからと規制される事あるんですね?となりました。

なお、これはコロナ禍前の話なので、今はどうかわかりません。

もし今後イベントで一人参加で離席する時に不安を感じるようだったら、事前に参加する時に「離席する時どうしたらいいか?」と運営スタッフに確認する方がいいかもですね。


そんな「配布提出札」を目撃した話でした。
くわばらくわばら。






大人気ない人達

これはサークル参加している友だちに頼まれて、そのイベントで買い子として参加した時の事。

その時のジャンルには、とある超絶人気のシャッター前配置の壁サークルさんがいました。

そのサークルさんの列形成時、あまりの人気ぶり(会場限定配布、通販なしのサークルだったので余計)に列形成前にあまりにも人だかりができて、しかもそれがヤバすぎて、スタッフが声かけても収集がつかない状態が発生しました。



収集がつかない状態を具体的に言うと、イベントの開場時間が近付いているので、会場の列形成をするスタッフさんが、今集まっている人(サークルチケットを持ったサークル参加者の買い子)だけを集めて、サークルに並ぶ待機列を形成をしたいのに、スタッフの「どこから先頭?」の声掛けに対して「私が先よ!」「こっちが先に来てたのよ!」と何人もの人が喧嘩を初めてしまったんです。


その間もスタッフから再三に渡り「順番に列形成するから並んで下さい!」と声かけをしているのに、かなりの人(三十人程)が押し合い揉み合いになり、マジで大人げない喧嘩(私が先に来てた)を繰り広げていました。


何と言うか、大の大人が周りの声を無視してがち喧嘩していて、本当に見ていて大人気ないなあとなりました。


いや、私もそのサークルさんの本を買い子で頼まれているのと、何より私自身が欲しくて、サークルさん近くにいたのですが、その喧嘩している人達に巻き込まれたくなくて、やや後ろに下がってスタッフが喧嘩の収集をつけるのを待っていました。


しかしながら数分経っても収集がつかず、スタッフも呆れたようで、喧嘩している人達に見切りをつけた会場のスタッフが、喧嘩する三十人をガン無視してその時一番近くにいた私から順に、そのサークルさんの列形成点呼を開始しました。


私は期せずして、そのサークルさんの列の一番前に並ぶ羽目になりました。

嬉しいやらなんやらですが、スタッフも呆れる喧嘩してた三十人は、最終的にスタッフから強制的に最後尾につくように誘導されてしまいました。
その誘導の間、めっっっちゃその三十人から私含む列の先頭に並んだ人達が睨まれました。


「いや、私ら何もしてへんよ?スタッフの采配やし?何よりあなた達の自業自得じゃね???」ってなった怖い話でした。


皆さんも、イベント時はそこの運営をしているスタッフの指示に速やかに従いましょうねって話でした。

漁夫の利で嬉しいやら、三十人余りに睨まれて怖いやらな話でした。





そんなイベント中に起きた、あった怖い話でした。

一話自体は小ネタですが、まとめて書くとそれなりに怖い話です。

少しでも涼んで頂けたら幸いです。


つぎの話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)46.いにしえの時代」はこちら!







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