ライターにも通じる「ミセス」の本質。目の前の人を楽しませ、届け続けること by ドイツロケANOTHER SKY
フランクフルトの街並みを歩く3人。でも日曜は小売店がクローズしている。
「見たいよね。気になるよね」
「でも日曜だからね〜」
「開いてない・・・」
ほとんどの店が開いてない。でもミセスの会話が楽しそう。
郊外に行き、やっと買い物と食事にありつけたメンバーがはしゃぎ、会話が弾む。母親が集めてるからとマグネットを買うひろぱ。メンバーは自分の物ではなくて、まず先にお土産を選んでいた。
アナザースカイに映し出された3人の感性と盛大な好奇心、ミセスの本質と聡明な人間力が伝わってきた。
日本テレビ「Google Pixel presents ANOTHER SKY」1時間スペシャルに登場したMrs. GREEN APPLEが訪れた場所、そこはドイツだった。
日本テレビ系「Google Pixel presents ANOTHER SKY」
— Mrs. GREEN APPLE (@AORINGOHUZIN) December 21, 2025
ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!
3人でのクリスマスパーティーに加え、
それぞれの旅程をお届けいたしました✈️
見逃し配信でも、ぜひお楽しみください👀
▼見逃し配信
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大森元貴がバンドを始めたキッカケが、沖縄出身アーティストのモンゴル800だと知り驚いた、にわかミセスファンです。ライター歴12年目、沖縄在住ライター・編集者 みやねえと申します。
たまに観ているアナザースカイ。いつもなら俳優さんがお目当て。アーティスト枠は珍しく、しかも1時間のSP版。Mrs. GREEN APPLEの登場だ。
天才たちが放つ言葉には発想の転換や意外性があって、ハッとしたり気づきがあったりする。今回も天才が話す、天才の偉業。そう思っていたけれど、彼らが大切にしていることは《 人としての本質 》が出発点だった。
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努力で駆け抜けたサッカー少年
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若井滉斗が訪れた憧れの場所。
小学2年生から10年間、サッカー少年だったひろぱがサッカースタジアムのドイチェ・バンク・パルクを訪れる。小学生時代に骨折したときのことを振り返り、練習できない今の自分に何ができるのかを考えたとき、「誰よりもリフティングが上手くなる。1000回やろう」と決めて毎日練習していたら復帰後、その上達に驚かれたらしい。
「コツコツ積み重ねること。目標を持って練習することの大切さは、ギターにも通ずるところがある」と語っていて、小学生でこの根性には驚いた。
ドイツチームに所属する堂安律選手がサプライズゲストで登場すると、自分と安藤選手を重ねて、こう質問した。
若井:僕は18歳でメジャーデビューして、環境が変わる中で悩みもした。19歳の頃、初めて海外に挑戦したとき、どんな心境だったんですか。
堂安選手:大人になると失敗を経験して飛び込めない世界があると思い込んでしまうから、常に子供の心を持ち続けるように意識してます。
超一流同士の会話が面白い。大半の人は途中で諦めてしまうけど「諦めなければ負けない」を体現してきた人たちだ。人が諦めてしまう限界って、どのあたりなんだろ?
そして運命の出会いだと直感したギターを即答で「買います」と購入した。
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楽器に選ばれる藤澤涼架
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幼少期からピアノを弾いていた涼ちゃんは、中学の吹奏楽部でフルートを吹き始めて全国大会で銀賞。音楽科がある高校のフルート専科に入り、現在も練習を重ねるドイツのフルート、フランツ・メナートの工房を訪れる。
「フルートは美しく歌う楽器。フルートは人を探すんだ。だから僕がつくったメナートがキミを選んだんだよ」
鳥肌が立ちそうなほど、美しい言葉だった。手作業で作り上げるため、年間12本しか作れないフルートの名工。持参したメナートのフルートに、今朝出来たての頭部管を合わせて吹くと「響きが全く違う」と興奮気味だ。
そして、涼ちゃんも真新しい頭部管を購入することに決めた。
若井滉斗も藤澤涼架も、靴下を選ぶ大森元貴も買い物即決。決断早いなあ。
一時の高揚感から即決するわけじゃなく、決断が早いのは《 いいもの 》をすでに知っているから。比較対象になる《 いいもの 》をたくさん見てきたから迷わず選べる。と、著書が14万部突破した起業家が話してました。
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ゲーテの哲学と大森元貴の歌詞づくり
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街の風情が最高っ!と思った学問の街、ハイデルベルクを大森元貴が訪れる。ゲーテハウスに訪問後、哲学者の道を通り抜けて丘から古城を見渡す。
ミセスの楽曲にはドイツ語のタイトルがあるという。
◼️ familie(ファミーリエ)
◼️ ナハトムジーク
なぜドイツ語なのか?
1つのイメージに留まる英語よりは「ドイツ語だと自分の中のイメージをもう一回探れる。ドイツ語の固さがいい」人によっては解釈を加えたり、解釈を変えられるということらしい。
そして、大森元貴にとっての哲学。その考え方とても好きだと思った。なぜなら「人ありき、人が中心」に考えられてるからだ。
大森:哲学は時代背景にもよるけれど、人が何を思ったかを問う学問だと思っていて、そこには人がいて、心があって、それぞれ見方があって。哲学を通すことで意外と身近なものに感じるので、僕はすごい好きなんです。
哲学者の言葉や著書を拝読すると、ハッとしますね。
哲学とは、人が何を思ったかを問う学問。
次々と金言が放たれて、聞けば聞くほどライターにも通じる言葉が多いんですよ。曲→文章に変換すると、まさにです。太字でマーカーしました。
「高校生のときから、自分の琴線に触れた言葉を自分なりに解釈して、噛み砕いて、楽曲をつくってきた」
「知的に振る舞いたいとき、難しい言葉をたくさん使えば、一見それっぽく見えるけど、誰にでもわかる言葉で自分の気持ちを表現することって簡単そうに見えて、実は難しいこと。
「焦燥感やヤキモキした気持ちを歌詞で表現していて、最初は自分のために曲を書いてた。でも今は「誰かに届けたい」気持ちが大きい」
「曲を書くのは究極に自分と対峙すること。だから自分の弱い部分とも向き合わなきゃいけない。そこ有耶無耶にしたら僕が書く必要がなくなるので」
大森元貴の才能に惹かれて合流した若井滉斗。キーボードを探していたときに出会い、大森元貴がスカウトした藤澤涼架。メジャーデビュー10周年プロジェクトが進行するなか、その勢いに乗って大森元貴は朝ドラあんぱん出演と映画の初主演を務め、涼ちゃんも映画で俳優デビューしていた。
365日休みがなかったと語りながら、人が通り過ぎそうな場所にいちいち感動して、これ素敵。可愛い。面白い。きれいだね。とポジティブな言葉ばかりを放つミセスの3人。全力で今を楽しんでいる感じが伝わってくる。
人柄の良さが表情にも滲み出て、見てるこちらが幸福感に包まれる。
結成から12年。メジャーデビューから10年が経ち、毎年メンバーの誕生日とクリスマスは3人で祝ってると聞いて、超多忙のなか、12年間も継続してることに驚いたし、これ仲がいいとかの次元じゃないな。自分よりもメンバーのことを大切に考えてきたからこそ、出来ることだと思う。
「楽しんでほしいから、多くの人たちに僕らの曲を届けたい」
たった3名、されど3名。この絆のような信頼関係をそれぞれの人が自分の周りで築けたら、強い企業や強いチームが形成されるんだろうなって。
2013年4月23日が、ミセスの結成記念日。だから未だに4月23日になると、この投稿がシェアされたり、リプライでコメントがつく盛況ぶり。
Mrs.GREEN APLLE 始動!!!
— Mrs. GREEN APPLE (@AORINGOHUZIN) April 23, 2013
多彩な顔を持つドイツの文豪・ゲーテの有名な言葉がある。
「人間の最大の罪は不機嫌である」
いつも機嫌が良ければ、周囲の人たちが心地よく感じるし、人間関係も仕事もわりと上手くいく。だから機嫌がいい人の周りには人が集まってくる。ミセスを見てると、ゲーテの言葉が刺さる。
真っ先に人に渡すお土産を買う。相手のことを想像して考えてプレゼントを選ぶ。お互いにリスペクトし、日頃から自然に感謝を伝え合う。そして自分が楽しむことも忘れない。
たった1時間のドイツ旅を見て、人柄に惚れ込んでしまった。
言葉って、
ミセスって。やはりスゴイね。
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