ひとり親の国立小学校・都立小学校 2024年度受験結果レポ②~志望校順位はどう決めたか~
こんにちは、みやです。
前回に引き続き、我が家の実体験に基づき2024年(2025年度入学予定)の受験内容とその結果をまとめていきたいと思います。
我が家の家庭状況や、なぜ小学校受験をするのか、なぜ国立小学校なのか、といった内容について。また前回の記事はこちらをご参照ください。
■我が子の性格と特性
さて、我が家の息子の特性は「どちらかというとのんびり」で「争いごとが苦手」な子です。喧嘩になった時攻撃したりはせずすぐ泣いちゃうタイプ。物怖じすることもありますが、少し一緒に遊ぶ時間があれば割とはじめましてでも仲良くなれる子です。
また、自分であれこれやってみたいという「自立心は強い」ほうではあります。上手く行かなくてべそをかいても、懲りずに挑戦する「諦めない心」は強いな、と思いました。あとは好奇心がかなり強く「なぜ?」の質問が常に絶えないタイプです。
そして、保育園時代に仲が良かった子のご両親が日本人ではない外国籍の方。そのご家族の影響で国際関係に興味がありました。
…うまいことポジティブにいってますが、ネガティブな要素もありますからね? たとえば、好奇心が旺盛すぎて集中力が続かない。とか笑
よくヨシタケシンスケさんの絵本に出てくる子に似てるなぁ、と思ってました。ちょっぴりもれたろうとかめちゃくちゃ似てます。
子ども特有のやんちゃっぽいところや見切り発車で失敗することもあるタイプです。まぁ、健康的でどこにでもいる元気な子です。笑
そんなわけで、ここには書ききれないあれやこれやがありますが我が子の特性を間近でみた結論としてこの順番での志望校順位が決まりました。
ここからは、もう少し詳細に各学校の印象を「私の目線」で話していきます。
■志望校順位とその決め方
さて、前回の記事でもお話しましたが、我が家が実際に願書を提出した学校のリストはこちらのとおりです。並びは上にあるほど志望順位が高いです。
・東京学芸大学附属大泉小学校
・立川国際中等教育学校附属小学校
・東京学芸大学附属竹早小学校
・筑波大学附属小学校
・東京学芸大学附属小金井小学校
・お茶の水大学附属小学校
・横浜国立大学教育学部 附属鎌倉小学校
我が家では、志望校の順位に関して息子と話し合って決めました。とはいえ、ほぼ9.5割は親の希望、だと思っています。
なにせ、息子が判断をするには情報もなさすぎるのが国立小学校。
(立川国際以外は)学校見学なし、子供向け動画説明もなし。同じ保育園の中に小学校受験する子も居ない。子どもにとってはむしろ試験本番の雰囲気で決めるしかなくね? ぐらいレベルです。
また、息子は幼さゆえ言うことがブレることも多々ありました。そのため、最終的には親である私の希望で決まったようなものだな…。とは思っています。

一方、親の私は以下の基準で志望校を決めました。
1:子どもにあった雰囲気の学校か
2:学校で学べる事と私の教育価値観、考えは合っているか
3:内部進学などの将来像はどのようになっているか
特に、1番は情報収集も含め、本当に真剣に悩みました。
高校までは内部進学を大前提に考えていたため、学校の雰囲気と息子の性格が合っていなかったら子どもが一番悲惨だよな…。と感じたからです。
学校のHP情報読み漁ったり、入学したあとの人の体験記読み漁ったり、友人に一人筑波小~高まで通ってた知人がいたのでその話を聞いたり、塾の親向け無料セミナーで話を聞いたり…。
国立小学校の、それぞれの特徴をまとめてる情報って割とないんですよね…。なんかどこも試験内容の違いとかばっかりで。そういうのじゃないんだぁ~~欲しい情報は( ;∀;)
■志望校別詳細(独断と偏見)
それでは、すでに発表しておりますがランキング別に各志望校の特徴を独断と偏見でお伝えいたします❤
間違ってる情報があったらごめんね❤
■第一位:学芸大附属大泉小学校
大泉は学芸4校の中で唯一国際クラス(帰国子女)を有しています。
1~6年生までの学年で積極的に異年生交流が有り、自主性を育てることも注力しています。1年-6年、2年‐5年、3年‐4年がそれぞれバディとなり、様々なイベントを一緒に参加します。そして、そのイベントもかなり豊富で年中なにかやっているようです。
また「探究」をテーマに深く学習し、自分で調べてみんなの前で発表する機会が豊富にあるのが魅力でした。クラス発表会というレベルではなく、他校の先生方に展示会として発表する機会もある(?)のだとか。

学校の校風としては割とのんびりしている印象です。親御さんも、ものすごい気合い入れている方ばかり!…ではない、とのこと。(知人談)子ども同士も和気あいあいとしており、人を思いやる子が多いということでした。
また、他の学芸と違い、大泉だけは専用の中等学校がないため、進学先の中学校を豊富に選ぶことができる。という利点があります。小学校で特性がはっきりしてきたあと、国立系列に所属しながらも進学先を選べるのは、都内では大泉だけです。これは大きなメリットですよね。
好奇心が強い子
イベントが好きな子
国際系に興味がある子
発表や資料などのまとめが好きな子
このような子には向いている学校ではないかと思います。他方で国立小学校共有の「授業の進捗は教科書通りに行かない」というのはつきまとうネックです。家庭学習のサポートが必須なので、そこは全面サポートを1年~6年まで続ける覚悟が親側には必要となります。
我が家としては、当時すんでいた自宅からも電車1本で通える距離で、今の環境を大きく変える必要もなく家庭の負担も少ないため第一志望にしました。
■第二位:立川国際中等教育学校附属小学校
こちらは大泉よりも更に発展した国際理解を深めるカリキュラムを用意している学校です。英語は1年生から学習し、第二言語として中国韓国ドイツフランスアラビアといった言語も学習します。すげぇ。
国立ではなく都立のため、基本的には学習指導要領にそって授業が実施されるのも魅力。つまり、基本的には公立校と同じような授業進捗をします。その点は国立小学校と大きく違いますね。
また、こちらも「探究的な学び」を「高校卒業」までの12年間を通じて学習していくというところも特徴。

入学してしまえば、中学受験高校受験が基本的に不要、試験なしの内部進学でそのまま附属の高校まで進学することができます。つまり公立の授業料で高校まで進学が確定です。ありがてぇ。
国立と違い、都立のため都や市からも学校にお金が入ってきます。親の金銭的負担はほぼ公立と一緒。施設維持費のための募金なども有りません。日々のお昼ごはんも、行事などがでないかぎりは全て給食です。国立では毎週お弁当のところもありますがそれもなし。アレルギー対応ももちろん可能。
国際的なことに興味がある子
言語について興味がある子
いろんなことに挑戦するのが苦ではない子
多国籍なクラスを楽しめる子
イメージとしてはこんな子が向いているのかな、と思います。
デメリットとしては開校したてで上級生が4年生(2025年現在)までしかいないことと、まだまだいろんなことが発展途上なため様々なことに親子ともども挑戦する必要があることでしょうか。イベントも他の国立小学校と比較すると少なめです。学内の異学年交流などもそれほど活発では有りません。
我が家のにおいては通学も少し遠くなるのでその点も配慮する必要がありますね。
また、最寄り駅である立川駅からも学校は遠いため通学に関しては国立と比較すると負担が増えやすい傾向にあると思われます。電車も混み合う路線ばかりなので、引越も検討するレベルかも🤔
■第三位:学芸大学附属竹早小学校
競い合うのではなく、お互いを認め合う。といった校風で「自己肯定をあげる」ことにつながる内容が充実しているのが特徴的。「家庭的な雰囲気」を大切にしており茗荷谷3校のなかでは一番ほんわかしているイメージです。クラスの人数も割と少なめの少人数。
行事は子ども中心で、「子どもが自ら考えて実行」するのが最大の特徴。なんと1年生からその考えのもと行事も行われていきます。これすごいですよね。
教育目標から見ても、ガツガツやる!というよりは明るく元気にのんびりと、という雰囲気を感じます。
個性を尊重するという校風が根付いていることも合ってか、違いがある子に対しても「そうなんだね」と受け止めるのが竹早流なんだとか(聞きかじった知識)

温和で素直な子が多く、子ども同士も仲がかなりいいそうです。順位をつけるようなことがほとんどなく、強制や命令もないため自己肯定感の上がり方がすごい。らしい…!
今の親が求めるものがかなり詰まっていると感じます。ここに通えたら、子どもの笑顔はめちゃくちゃ増えそうですよね。
ネックは割と駅から遠いところにある。ということでしょうか。それなのに最寄り駅からバスに乗るのはNGっぽい…! それから宿題なども少なめのため、学力に関しては親のサポートと計画性が必要になってくること。
みんなと仲良く過ごせる、温和な子
人のお話をよく聞ける子
自分で考えて発信できる子
失敗してもくじけない子
競い合うよりも、認め合う子
このあたりの子が向いているのかな、というのが所感です。
宿題や課題といったものがあまり出されることがないため、こちらも大泉同様家庭学習の重要性がかなり増してきます。竹早は試験がないのも特徴的です。お子さんの学力がどの程度なのかを量るツールや機会を別途設けたほうがいいでしょう。
あとは幼稚舎からあがってくる子もいるため、馴染むためには多少努力が必要です。
■第四位:筑波大学附属小学校
日本で最も受験者数が多く最難関の小学校の一つ。
特徴はなんといっても文武両道を地で行くところでしょうか。国立のなかではダントツで体力(物理的な意味で)を求められます。走る飛ぶ泳ぐは当たり前、山にだって登ります。
筑波は良くも悪くもかなり厳しく様々なことを生徒に実施させます。ただスパルタなだけではなく、もちろん創意工夫ややる気を引き出す工夫が随所にあるようです。
仲間とともに切磋琢磨、という教育目標があるようにかなりガツガツとしている校風です。とにかく、負けん気の強い子が多いという印象。実際、国内最高峰の小学校だけあって優秀なお子さんも多いです。何事においても「自分が1番になりたい!」と奮起する子が沢山いるとか。

やる気に満ち溢れて、なんでもやってみる子
一番になりたい!という負けん気がつよい子
心身ともに鍛えることに抵抗がない子
競争を「楽しい」と思える子
こういう子が向いているのではないかな、と個人的には思っています。
息子の性格からすると、勝ち気な子ばかりの筑波では合わないのでは…。と思って私的査定では志望度は低めの四位に。(めっちゃ生意気だと思います。すんません)
筑波は学力でも優秀、を地で行くので塾に行く子も割と多く、また学校単位での作文コンクールにも全力で応募しまくります。勉強も凄いです。筑波+コンクールとかで検索すると毎年何かしらに応募して賞をとっております。
また、筑波は子供だけでなく親もやる気に満ちた人が多く、親も万全のフォローでとにかく学校生活を支えます。PTA活動がかなり活発なのも有名な話。在学中は2回役員を実施します。
そのため、子どもたちのイベントはどれも熱気と熱意あふれる素晴らしい熱量のものが例年できあがるそうです。そのかわり親の負担もかなりあるでしょう。
そういった経験と環境は他に耐え難いものですし、とても魅力的ではありますよね。
■第五位:学芸大附属小金井小学校
小金井は唯一23区外にある都内の国立小学校です。
入試的な特徴でいうと、抽選なくまずは全員試験を受けることができる。という点でしょうか。
学校的な特徴でいうと、近年は「インクルーシブ教育」に力をいれている学校です。(※インクルーシブ教育とは障害の有無、国籍、人種、宗教、性別など、さまざまな違いを持つ子どもたちが、同じ環境で共に学び合う教育のこと)
学校のICT化にも力を入れており、子どもたちがより良い環境で学習できるようにシステムインフラの整えに尽力されています。なんと国語の授業で生成AIを使うんだとか。
都内の中では23区外にあるということで、学校面積やグラウンドの敷地なども広々としていることも特徴。

子どもたちは「明るく思いやりのある子に」という教育目標のもとで学習します。しかしながら、実際には競争意識が強い子も多いようです。
違いを認めて受け入れられる子
IT関係に興味がある子
人前で発表することに抵抗がない子
学芸小金井では毎年研究発表と称して全学年が発表会を実施します。そして一部の学年はオンラインでも視聴が可能です。そういった発表会をすることに対して抵抗がない子は向いているのではないかな、と思います。
そんな小金井は他の国立小と同じく授業に関しては先生によって進度や進め方がかなり違うらしく、小金井の場合は特にその傾向が顕著に出るらしい…。という話を聞いております。(本当かどうかはわからない…)他校よりも「家庭での努力」がどれくらいかによりかなり差が開きやすいように感じております。(本当かどうかはわからんよ?)
学校の雰囲気や環境は素晴らしい! と思うのですが価値観などは体感としては大泉、竹早のほうが学芸の中では好ましいかなぁ…という独断と偏見によりこの位置に。(贅沢言ってます)
■第六位:お茶の水女子大学附属小学校
言わずとしれた女子大の名門、国立大最高峰の一つの附属小です。
第六位の位置についてしまっているのは進学の困難さ故💦
お茶の水は幼稚舎、小学生までは男女共学ですが、中学生以降は女子校となります。
すなわち、男子は中学受験をするか、地元の公立にいくかなど、内部進学ができないため中学でお外に出る準備をしなければなりません。
我が子は男の子な上に、そもそも高校まで運が良ければ内部進学で…!と思っていた部分もあったのでそういった進路を用意できないお茶の水は志望度としては最下位という結果に。(これはもう致し方ない)
お茶の水はとにかく自由で自分で考える力を養う事のできる学校と言われています。教育方針も「哲学」を含んでますしね🤔
体験学習や遊ぶ事に力を入れており、文化的な側面からのアプローチで学習をする学校です。

(高校進学までを見据えるなら)女児であること
じっくりと物事に考えて取り組む子
人のお話をよく聞ける子
理論的に考えることができる子
このあたりは御茶ノ水に向いているお子さんではないかな、と思います。
通っているお子さんは、元気いっぱい! の中にも柔軟な考えや理路整然とした考えを持つ傾向のお子さんがいる。と聞いています。(本当かどうかはわからない)机に座っての授業よりも自分で歩いて探して考え発表する授業が多く、なんと時間割も自分達で考えたりするそうです。すごい。
以上、独断と偏見に満ちた各学校の特徴紹介でした。
我が家はひとり親で私も在宅勤務のため、家の引っ越しに関しては抵抗なくできるというところは利点でした。ご家庭によっては兄弟の通学・通園の関係、お仕事の関係、お家を引っ越せるかどうかなども条件にはいってくるかと思います。
それでは次回の記事でまたお会いいたしましょう~。
