Jimmy McGriff - Live At The Apollo(1963)
本作はJBをはじめ数々のソウルシンガーたちがそのステージにたったアポロでのライブアルバムです。ここは払った金のモトは取らせてもらうと言わんばかりに貪欲にショーに食いつく観客で溢れかえっており、自分はブルースミュージシャンだといって下世話な演奏をするジミーにはうってつけの会場です。4人の下世話ながらも勢いとエンタメ精神あふれる演奏は必聴です
メンバー
ジミーマクグリフ:オルガン
ルディジョンソン:テナーサックス、種類不明のサックス
ラリーフレイジャー:ギター
ウィリーセイントジェンキンス:ドラム
There'll Never Be Another You
コロコロ転がるようなオルガンの音にオルガンを支えることに徹した軽いドラムに妙にペラペラ、キンキンしたギター、二管吹きと豪快なテナーを使い分けるサックスと皆シリアスなジャズにはいてはいけないような演奏を繰り広げています。
We Four
4人が一丸となって迫ってくるめちゃくちゃなソウルジャズナンバー。オルガンと二管同時吹きの圧力は半端ないです。
A Thing For Jug
シャッフルビートを使ったブルースナンバー。タイトルのジャグは当時ジミーが在籍していたスーレコードの社長にしてプロデューサーのジャギーマレイのことです。やたらと音割れしたギターの高速ピッキングは必聴です。このやばさはB級ソウルジャズならではです。
Red Sails In The Sunset
スモーキーなオルガンが印象的なバラードナンバー。これがピアノだったらムードミュージックですがオルガンはその音色でコテコテにしてしまうのだから恐ろしいです
Lonely Avenue
高速ピッキングがかっこいいアップテンポのソウルジャズナンバー。オルガンもロングトーン、倍音を駆使して音の壁を構築しています。サックスのバップあがりのブロウがかっこいいです。後にルディはブラックジャズと契約しモーダルなスピリチュアルジャズを作っています。
Frame For The Blues
優しく穏やかなブルースナンバー。この黄昏た雰囲気もまたソウルジャズの醍醐味です。ロングトーンにはアールグラント(イージーリスニング寄りのオルガン奏者)が見え隠れしています。
