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Willie Bobo - Bobo Motion(1967)

サンタナの二枚目のシングルのEvil Ways。ナイジェリア出身のパーカッション奏者であるオラトゥンジのカバー「Jingo」が不発で終わった後にリリースされ一枚目とは打って変わって大ヒットを記録します。そのオリジナルは本作に収録されていました。この67年はウィリーにとって最も充実していた一年の一つでした。本作含め3枚のアルバムをリリース。オリジナルもソウルもジャズもソウルも片っ端から高クオリティなブーガルーになっていて全て揃えたいくらいです。全てクオリティの高いブーガルーですがこのジャンルはティトプエンテやエディパルミエリ、レイバレットらが批判的な発言や態度を見せていることからもわかるように必ずしもミュージシャンにとって好まれるものではなかったようです。確かにボボの一連の作品でもクレジットがある作品はごく一部であり、選曲もカバーが目立つなどコマーシャル、作られたブームと呼ばれることもあるブーガルーの負の側面もキッチリととらえています。

メンバー
ウィリーボボ:パーカッション、ボーカル
他不明

Up, Up & Away
ポップな曲をチャカポコのパーカッションとホーンで盛り上げます。ソニーヘンリーが弾いているであろうギターもファンクやソウルとはまた違ったノリでリズムを刻み、ソロではジャズっぽくやっています

Ain't That Right
臭みのあるボーカルがコテコテな曲。軽快な8ビートがいかにもブーガルーといった感じです。

Midnight Sun
ほんのりジャズっぽいメロウな曲。ここでもギターが映えてますがこのラテンでもありジャズでもあるトーンがたまらないです

Cute
これもアップテンポのブーガルー。ドラムではなくパーカッションでブレイクを刻むのがラテンバンドらしいです。

I Don't Know
ウィリーボボがリードボーカルを取るスローナンバー。ウィリーボボのボーカルだとおじさんのカラオケみたいな仕上がりも多々ありますがこれは程よい塩梅です。

Tuxedo Junction
グレンミラーで有名な曲ですがノリノリのブーガルーにアレンジしています。最新のヒット曲もいいですが昔の曲をアップグレードするのもまた面白いです。

Evil Ways
ボボのヒットの一つ。粘りのあるギターと臭みのあるボーカル、ノリのいいパーカッションとブーガルーの良さが詰まっています。

Show Me
ソウルシンガーのジョーテックスのカバー。アップテンポで飛ばしまくるテンポが気持ちいい。ティンバレスソロにブルース風のギターとソウルフルです

Black Coffee
これも昔からのスタンダードですが気だるいラテンにアレンジ

Night Walk
テナーサックスのえぐみのあるトーンがコテコテな一曲。フレーズ的には大したことはないけど強い印象が残ります。

La Bamba
ロックンロールでも有名なメキシコの民謡。ロックンロールではないですがここでも盛り上げてくれます。