George Benson - Cookbook(1967)
ジョージベンソンの二枚目の作品。ロニーキューバーとロニースミスという二人のロニーが参加したレギュラーバンドにベニーグリーン他が参加。A&Mからワーナー初期のファンキー&メロウな演奏ではなくビバップを核に泥臭いソウルを振りまいた作品です。しかし残念ながらCBSからのリリースはこれが最後となります。これは当時社長であったクライブデイヴィスが採算の低いジャズ部門を縮小して稼ぎ頭のロック部門を拡大することを決定したため。とはいえ大好きなチャーリークリスチャンをスカウトしたジョンハモンドからスカウトされ、マイルスとも共演できてと短くも実り多い年だったはずです。
メンバー
ジョージベンソン:ギター、ボーカル
ロニースミス:オルガン
ロニーキューバ:バリトンサックス
ベニーグリーン:トロンボーン
ジミーラブレーン、マリオンブッカー:ドラム
The Cooker
アップテンポのビバップっぽい曲でジョージも硬派なソロを弾きまくっています。ロニーキューバもバリトンをゴリゴリ吹いています。音が太い分もったりした楽器というイメージですがここではアップテンポのアドリブを吹きまくっています
Benny's Back
タイトルどおりベニーグリーンのソロで始まります。バックでのロニースミスのオルガンによるベースラインもゴリゴリでファンキー
Boosa Rocak
ボサノヴァ風のメロウな一曲。ギターもブリージンの頃のような甘いトーンです
All Of Me
スタンダードでジョージのボーカル入りです。アドリブもなくポップな感じです
Big Fat Lady
リフをゴリ押しするテーマがファンキーな曲。ロニースミスのアドリブではリパブリック讃歌のテーマが飛び出します
Benson's Rider
タイトルから察しがつくかもしれませんがCCRiderです。でも短いテーマ部分が似ているくらいなので別曲といっていいかもしれません
Ready And Able
バリトンとギターのフロントが面白い一曲。このアルバムは全体的にギターよりバリトンが大きくミックスされているため好みが分かれるかもしれません
The Borgia Stick
ミステリアスなメロディの曲で沈み込むようなオルガンが印象的です。
Return Of The Prodigal Son
サックス奏者のハロルドオウズレーの曲。ソウルフルでみな洗練されていない曲を洗練とは程遠いタッチで演奏しています。
Jumpin' With Symphony Sid
レスターヤングが書いたユーモラスなメロディをトロンボーンがノンビリと吹きます。
