Jimmy Ponder - Jump (1988)
ジミーポンダー。彼のことを以前「苦労人という言葉が似あう」と紹介しましたがそれと同じくらい器用貧乏な人でもあると思います。本作を聴くとウェスやジョージベンソンのようなトーンからもっとバップより、もっとソウルフルまで様々なトーンを披露。さらに歌までうまいのにジャズでもフュージョンでもセッションミュージシャンでも知名度や人気という面では一流になれなかったのは運が悪かったとしか言いようがありません。
これはあんまり関係ないですがポンダーの口髭がスティーリー・ダンやドゥービーブラザーズにいたジェフバクスターに似ている気がします。
メンバー
ジミーポンダー:ギター、ボーカル
ビッグジョンパットン:オルガン
ジェームスアンダーソン:テナーサックス
ジアリームーア:リズムギター
エディグラッデン:ドラム
ロウレンスキリアン:パーカッション
I'll Be Always Be There
ジミーのオリジナル。リズムギター入りでソウルフルながらもおしゃれなクラブジャズっぽい仕上がりです。グリグリとシーケンスフレーズを弾くところがかっこいいです。
You Stepped Out Of Dream
ボサノヴァ調のジャズナンバー。ウェスのヴァーブでの作品っぽいです。
Blues For Betty
タフなテナーがかっこいいソウルジャズ。ギターのテナーのユニゾンで演奏されるテーマも息ぴったりです
Whn Love Comes My Way
ソウルフルなバラードナンバー。とつとつとしたトーンと饒舌なトーンの使い分けがうまいです。
My Romance
アップテンポのビバップっぽい一曲ですがオルガンとコンガでコテコテにしています。
Stormy Monday Blues
T-ボーンウォーカーのカバー。ボーカルも披露していてブルースもジャズも根っこは同じことがよくわかる良カバーです。
Jump
ファンキーなソウルジャズ。スタンリータレンタインのような軽いのにコテコテのテナーがかっこいいです。
In A Mellow Tone
ツインギターの掛け合いによるイントロが珍しい一曲。コンガやオルガンも入って緩くソウルフルに曲が続きます。
