【働きづらさ×農業③】未来を耕す!「泉州アグリ」で見つける自分らしい働き方〜“合う”を見つける農業というフィールド〜
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
農業を通じて地域社会と若者の未来をつなぐ「泉州アグリさん」
前回は、支援とビジネスと働くを作ることをお伝えしました。
今回は、合うを見つけるお話しです!
▼以前の記事
①支援の原点と農業という選択
②支援とビジネスのあいだで働くをつくる
〜泉州アグリ〜
Webサイト:http://www.s-agri.jp/

■“合う”を見つける農業というフィールド
〇“また来たい”と思える最初の体験を
農業という場面に、
ニート・引きこもりの若者が職場体験に来るときに、
やっと頑張って出てきたのに、
地獄絵図みたいなところに連れて行かれて、
片付け ばっかりさせられたら多分二度と行かないと思うんですよ。
やっぱり最初は、お客様じゃないけど、
その次に行きたいと思わせる必要性ってあるなっていうのは感じています。
農業だったら、やっぱり収穫や、種まきという、農業の花形業務がないと続かないと思います。
それをアテンドするような感じでやっています。
泉州アグリでは、作業をすごく分解しています。
ステージ1〜3まであって、
農家のスキルがいる作業と農家のスキルがいらない作業として分けていて、
例えば、キャベツを八玉サイズで切ってください。
これは農家としてスキルがいるんです。
だけど、キャベツを車まで運んでね。
これは、農家のスキルがいらない。
そういったことを、分離してはめ込んでいます。
だからステージ1だったらこれくらい、ステージ2だったらこれくらいと。
これが基礎になっていて、そこでしか活かせない人材もたくさんいます。
何やっていいかわからないから、
指示してくれたら一生懸命がんばるけど、
指示がないと何もイメージできない若者もいっぱいいます。
だから、細かく分業して、適材適所を作るように、はめ込むことで何とかやっています。

〇変わらず仕事があるという安心
今、毎週金曜日に、作業を作っています。そのアナウンスもしています。
作業内容をこれと決めていないんです。
でも、
毎週金曜日、雨だろうが風だろうが、台風だろうが、作業を作っています。
農家が作業所と連動するとか、
福祉と連動する時の一番よくないことは、
やっぱり仕事があったりなかったりすることです。
だから、安い内職の仕事で、
1か月後までに仕上げるような仕事にどんどんなっていく。
これはナンセンスだし、
農家の方からも歩み寄るスタンスもないとおかしいなという気持ちもあり、仕事を作っています。

〇計画じゃなく更新の連続で今がある
まあ、今まで流れの中でこうなってきているだけなので、
なんかそうやろうと思ってしたとか、こうしたくてしたっていうよりは、
こうせざるを得なかったとか、
現場の中での課題に対して更新してきたような感じです。
と加藤さんはいいます。
最初から、こういうビジョンが描けていたら、
もっとスムーズにいっていたのになみたいな感覚はすごくあるんですけど。
過去には、南海電鉄さんといろいろやっていたり。
次のターンで、この「泉佐野アグリカレッジ」という、
地方創生という新しいものをやるようにもなりました。
労働力供給とか、地方と都市を連動しながらやりましょうっていうサービスなんですけど、緊急雇用創出事業として、半分青森で 働いて半分、大阪で働いて、そうやったら、人件費の持ち出しは1/2になります。
この事業もはもう一応終わっていますが、ただ、青森にはまだ入ったりもしていて、今事業として進めています。

〇“合う農業”を、自分で見つける
都市の連携をすることで良かったことをお聞きすると。
うちのやり方は、
多品種多品目で、年間でまあ80品目ぐらいあります。
この品目はこういうやり方をしないといけないというのが、
品目の分あるんです。
タイムリーにやるっていうことが得意じゃない子もいっぱいいて、
ニートや引きこもりの子にとったら、
泉州アグリの今の出荷スタイルとか生産スタイルってやっぱり難易度が高くなるんです。
その難度を下げるっていう意味では、
1ヶ月りんごを取ってください。
1ヶ月半長芋掘りますみたいな感じでできる。
その方が合っている若者もたくさんいて、
だから本人たちがあっている農業っていうのを、
自分で探すっていうこともできるっていうのは強みかなって思います。
あと、ニート引きこもりの若者は、コミュニティがない人も多い。
紹介してくれた、支援団体とのコミュニティと家族だけということも多い。
そういう意味では、
別に大阪だろうが愛媛だろうがどちらでもよくて、
むしろ、大阪で引きこもっていた部分に関して、
後ろめたさがあるような若者であれば、
1回周りの友達と会うとかっていうところに、引っ掛かりがあるタイプだと、いろんな土地での体験がよかったりもします。
自分の地域とつながりたくない人は、
泉州アグリとして見立てを行ってから行くので、
半分をこっちとかっていう形の年間リレーがようやく繋がる感じです。
まあ、まだいろいろと、 発展途上のところもいっぱいあるし、
向こうとしては労働力としてきてほしい、
支援者サイドからしたら、まあ体験として受け入れてほしいとかですね。
その費用どうするんだとか。
だからこそ、やっぱりビジネスベースでの調整もしないといけないと思っています。

■最後に
最後までありがとうございました。
農業が単なる労働の場ではなく、人の個性や状況に合わせて柔軟に対応できるフィールドとして活用されているのが素敵です。
最初の体験を大切にし、「また来たい」と思わせる工夫なども、
これは、農業でなくても、きっと同じですよね。
次回は、最終回!社会の仕組みに変えていくお話しです^^
次回も見てもらえると嬉しいです😊
