第3回ひだまり読書会へ行きました。
2月8日に、「第3回ひだまり読書会」へ行きました。
今回は、「泣ける本」を持ち寄っての推し本披露会です。
当日の朝は、雪が降っていて、綺麗でした。残念ながら積もるところまでは行きませんでしたが、大阪で雪は珍しいので、「ほえー」と見惚れてしまいました。
読書会へ行く途中で、選挙にも行きました。なぜだか、ものすごい列が出来ていて、結構時間がかかりました。こんなことは初めてです。
みんな寒いから、少しでも暖かい昼間に投票したかったのかな?
読書会は5人で行われました。前回も使ったオシャレな貸しスペースでアットホームな雰囲気でした。
私は、結構直前まで、どの本を持っていくか悩みました。
↑ここでも書いた『走れメロス』を紹介するか? あるいは、
↑ここでも書いた『春は馬車に乗って』を紹介するか?
迷った末に、今回もう一回読んで、より泣ける方を紹介することにしました。
しかーし。
なんとなんと、2冊とも、いっつも泣けるところで、何だか今回は涙が出てこないのですよねー。まあ、何度も読んで覚えてるからなー。
とはいえ、かつては「わかっていても泣ける」本だったのに、どういうこと?
多分、『走れメロス』でおんおん泣いていた時は、人に裏切られたりして落ち込んでいた時期で、かなり人間不信だったのですよねー。それで、メロスとセリヌンティウスの友情が羨ましすぎて泣いていたのだと思います。
今でもメロスとセリヌンティウスは羨ましいですが、人間不信の方はだいぶ治ったので、泣けなかったのかも知れません。
『春は馬車に乗って』は、以前も書きましたが、肺結核の妻を夫が看病する話です。文章も綺麗だし名作だと思うのですが、何だか今回は泣けません。
これも、以前おんおん泣いていた時は、付き合っていた彼氏がいて、その彼氏とは一生離れることはないと信じていたため、この本の夫婦愛に感動して、ややメロドラマっぽく感傷的に鑑賞していたので、ぼろ泣きしていたのだと思います。
しかし、その後、その彼氏に去られてしまい、現実を知ったので、あんまり、感傷に浸れなくなったのかも知れません。
とはいえ、『春は馬車に乗って』を紹介しようとほぼ決めていたところ、三日前くらいに、「積ん読」の山の中に
小川糸『ライオンのおやつ』(ポプラ文庫)
を見つけました。
あ、なんか、この本、どっかで「泣ける」って言われてたの聞いたような気がするなあ、と何気なく手にとってちょっと読んでみたら、そのまま釘付けになりました。
この本、泣ける!
しかも、泣けるだけじゃない、人生で大切なことがいっぱい詰まっている!
この本を紹介したい!
となって、直前になって、急遽変更。『ライオンのおやつ』を紹介することにしました。
私以外の方々が紹介された「泣ける本」は
ヘルマン・ヘッセ『クヌルプ』
佐野洋子『100万回生きたねこ』
唐辺葉介『死体泥棒』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
でした。どれも、面白そうで、全部読んでみたい! と思いました。
なお、『100万回生きたねこ』は、私以外は、全員読んだことがあるそうです。
私も、この本は名作だと聞いていたのですが、猫が好きすぎて、「大好きな猫が100万回も死ぬ話は読むの怖いなあ」と思って敬遠していたのですよねー。
今回、この本を読んでいない人がいかに珍しいかを知りました。『100万回生きたねこ』を読んだことがないと言うのは、日本に生まれ育って「ドラえもんを見たことがない」と言っているのと同じくらい珍しいことなんだと思い知りました。特に若い人は、幼少期に何らかの形で触れるようです。
この本が出版されたのは、1977年、私が13歳の時です。ちょうど絵本から離れた時期ですね。って言うのは言い訳ですね。今からでも読みまーす。
さて、今回私は『ライオンのおやつ』を紹介したわけですが、読みたてほやほやで、あんまり頭の中でまとまっていなくて、何だか途中でしどろもどろになってしまいました。
主催の新宅さんが「しどろもどろになった時のためのマニュアル」を出してくださったので、何とかなりましたが、「この本を勧めたい!」という情熱にボキャブラリーがついていかなかったのですよねー。
「勧めたい!」「でも、ネタバレは最小限にしたい」のせめぎ合いがやばかったです。
これからは「どうやって紹介するか」「どこまでネタバレするか」をもうちょっと吟味してから上手く紹介できるようになりたいです。みたいな反省の弁を述べてしまいましたが、帰り道で、あんまり反省の弁などは言うべきではなかったかな? とも思いました。
そもそも「上手く喋る」のが目的ではなく、本について楽しく語ることがコンセプトだと思うので、まあ、ええかな、と。情熱は伝わったと思うし、本を介して楽しんで語り合えたし、あれで良かったかも。
主催の新宅さんも、
少し肩の力を抜いて「自分のままでいい」と思える──そんな時間を大切にしています。
と理念を述べていらっしゃいました。
と言うわけで、上手く喋れなくても、とっても楽しいので、皆さんも読書会、いかがですか?
