8月7日発表の米雇用統計の詳細解説
2026年8月7日、日本時間の21時30分にアメリカの月の雇用統計が発表されました。
アメリカの雇用統計が悪い結果となれば、円キャリートレードを維持する材料が乏しくなります。現在、高水準に積み上がっている円売りポジションの解消が一気に進み、急激な円高に振れる可能性もあります。そうした意味で、今後についてはアメリカの景気動向が非常に重要です。それを確認する上で、今週末の雇用統計は大きな注目材料になると考えています。
今回の雇用統計は、市場予想を大きく下回る内容となりました。非農業部門雇用者数はマイナスとなり、さらに過去2か月分の雇用者数も大幅に下方修正されています。一方で、失業率は4.1%と市場予想を下回り改善しましたが、その背景では労働参加率の低下も続いています。また、平均時給も市場予想を下回り、賃金インフレの鈍化が確認されました。
市場では、中東情勢の緊迫化による原油価格上昇を背景にインフレ懸念が意識されていました。しかし、今回の雇用統計はそうした懸念を上回るほど弱い内容となり、FRBの金融政策への見方にも影響を与える結果となりました。

米雇用統計は世界中の投資家が注目する重要指標の一つです。
・そもそも雇用統計とは何なのか、
・米雇用統計はなぜ世界中で注目されているのか、
・数字が良ければどうなるのか、
・雇用統計を見るうえでの注意点、すべて「今さら聞けない米雇用統計の基礎」にまとめています。ビギナーの方に向けた記事です。
非農業部門雇用者数
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