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創作大賞2025オールカテゴリ部門感想文。(2025/6/22)

【目指せ! ベストレビュアー賞!】

 メディア賞各部門に比べて陰が薄くなりがちなnote賞の認知を広げるべく、我が道を征くオールカテゴリ部門応募作を感想を書くことで応援します!

 記念すべき100作品目は企画からご応募いただいたCHE BUNBUNさんの記事です。タイトルからして100作品目にふさわしいですね!



100. 【上映時間3時間以上】超長尺映画100本を代わりに観る

 チェさんがまたまたやってくれました! 創作大賞2024では映画監督100名を紹介する記事で中間選考を突破されましたが、今年は更にスケールアップしています。

 なんと、上映時間180分超えの超長尺映画100本ぶんのレビュー!

 創作大賞2024のときも圧倒的情報量に恐れおののきましたが、今回はあらゆる点でパワーアップしています。

  1. レビュー対象となる映画の条件を明確化

  2. テーマごとに記事を分割

  3. 1つ1つが個別記事になり得る丁寧なレビュー
    ※長さには作品差があります

  4. あとがきに分析結果を掲載

 3時間180分はあくまで最低限。4時間未満の作品は全体の約半分に留まり、更には6時間を越える作品が全体の約1/4を占めるという魔窟。第8章で紹介される作品たちの上映時間を見たら宇宙猫になること間違いなし。

 作品を全肯定するのではなく、ダメな作品にはズバッとダメ出ししているのも高ポイント。『あるフィリピン人家族の創生』なんか「映画として成立してないらしきやべー映像を10時間かけて鑑賞したのか……」とチェさんの批評家魂に心底恐れ入ります。

 1作目に『タイタニック』という超有名作品を配置して、ラストの100作目に「日本で上映された実績はないが日本人こそ見るべき作品」を持ってくる構成も素晴らしいです(直後のコラム3のインパクトですべて吹っ飛びかねませんが)。

 全てのレビューを読んで最も印象に残ったのは、第4章の最初に紹介されている映画遺産『SHOAH ショア』の影響です。間違いなく100作の中で最も言及されている映画でしょう。「ボリューム凄すぎてレビューを読み切れない」という方、せめて第4章だけでも読んで過去と現在それぞれの国際情勢に思いを馳せていただきたい。

 次点は『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』。解説を読んで、チェさんに以下の動画のご感想を訊きたくなりました。

 最後に、全100作のうち『タイタニック』しか観たことがない私が「これは観たいぞ」と思った映画を挙げます。『オッペンハイマー』と『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』です。『オッペンハイマー』はSNS炎上のせいで良い印象を持っていなかったのですが、レビューに書かれた「ストレートに言えば、『オッペンハイマー』がアカデミー賞作品賞を受賞したのは、「嫉妬」の話へと巧みにすり替えたことにある」という一文で俄然興味が湧いてきました。『ニューヨーク公共図書館』は最近私が好きな漫画『図書館の大魔術師』の影響で実在の図書館がどう運営されているか知りたくなったからです。

 有名作品から実験的映画まで取り揃え、合計10万字クラスの超大作はそのまま一冊のガイド本になってもおかしくないクオリティ。読書のつもりでじっくり読める傑作です。

 再生時間7時間半の動画版もありますのでお好きな方をどうぞ!



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