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Moonlight and...第2話:魔法菓子工房


少しだけ、耳をすませてみてください

今夜の音は、
いつもと少し違っています。


〜月明かりの台所〜

台所に広がる甘いバターとツンと爽やかな香り

アンバーは計量したバターをそっと溶かしながら
魔法レシピを思い出す。

薬草師見習いのジェルメは
摘んできた薬草茶をポットに入れる。
湯気が立ちのぼって、…

窓からは月明かりがさしこんで
今夜もキラキラ揺れる美しい青い光。

トコトコ
ガタンガタッ
ギギ〜

「準備はいい?ジェルメ」

「はい!大丈夫だよ!
あのアンバー
その あの
その石は何?初めて見るよぉ。
何だか……」

そんなジェルメの心配を聞いているのかどうか、
アンバーは琥珀色の瞳がもっと金色に…輝く!
手にはゴツゴツした星型の鉱石
ーグレンナイト。

「それッ!」

光が天井へ弾ける。

まるで星の世界のように、
キラキラ輝きに包まれて
空間いっぱいに広がっていく。


「わあ…!」

ジェルメ 感動 !!!

Illustration : Hand-drawn by Moonlit Drop Atelier 



やがて、
魔法雫星クッキーが焼き上がりました。
キラキラ、ホカホカ。
甘〜い香りが
やさしく満ちていく。

「ジェルメ、行こうか。森へ。
みんなにましょう届けましょう。」

「うん!」

二人は月明かりに照らされた小路を歩き始めました。

カゴに大切に詰めたクッキーは、
キラキラと、
行き先を照らしているようで……

けれどその夜の森は、
どこか静かに、
二人のことを見つめていた。


今日 この物語を読んでくださった
あなたとの出逢いと奇跡に
あふれる感謝をこめて


Like a Moonlit Drop, may these words 
Reach hearts across the world 

 Moonlit Drop Atelier より



文・挿絵 : Moonlit Drop Atelier
✲挿絵に自筆イラストと、
AI生成・加筆編集した画像を使用しています。 
 

第3話へとつづく

第1話はこちら


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