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【英語定期テスト×プロンプト集③】単語空欄記述問題を日本語文つきで作るプロンプト

↓前回記事「単語選択問題作成プロンプト」↓




① この問題形式でよくある悩み

空欄補充問題は、定期テストでとても使いやすい問題形式です。
日本語文を見て、英文の空欄に入る語を答えさせることで、語彙と文法の理解を同時に確認できます。

ただ、実際に作るとなると、意外と難しいところがあります。

まず悩むのが、空欄に入る語が本当に1つに決まるかです。
たとえば「見る」という意味を問いたいときでも、see、look、watch など、文脈によって使う語が変わります。

空欄の前後をきちんと調整しないと、複数の答えが考えられる問題になってしまいます。

次に、学年に合った文法レベルにすることも大切です。
中1なら be動詞、一般動詞、can、現在進行形などが中心になります。
中2なら過去形、未来表現、助動詞、不定詞、動名詞などが入ります。
中3なら現在完了、受け身、関係代名詞、間接疑問文なども扱えます。

つまり、同じ単語を使う問題でも、学年によって文の作り方を変える必要があります。

② このプロンプトでできること

このプロンプトは、指定した単語をもとに、定期テスト用の空欄補充問題を作るためのものです。

ユーザーが「学年レベル」と「使用単語」を入力すると、各単語につき1問ずつ問題を作ります。
形式は、日本語文を先に示し、そのあとに対応する英文を出します。英文の中では、指定した単語が空欄になります。

たとえば、単語に half を指定すると、

「私は6か月間、英語を勉強しました。」
I studied English for (   ) a year.

のような問題を作ることができます。

特徴は、単語だけでなく、学年に応じた文法事項も自然に含められることです。
中1なら基礎文法、中2なら発展的な文法、中3なら応用的な文法に合わせて問題を作れます。

また、最後に解答と短い解説も出力できます。
なぜその単語が入るのか、どの文法事項と関係しているのかを簡単に確認できるので、教師用の解答づくりにも使いやすいです。

③ 実際にこんな問題が作れる

たとえば、中2レベルで、次の単語を使って問題を作るとします。

使用単語:before / should / because

このプロンプトでは、次のような問題を作れます。

①「夕食の前に、宿題を終えなければなりません。」
英文:You must finish your homework (   ) dinner.

②「あなたはもっと早く寝るべきです。」
英文:You (   ) go to bed earlier.

③「私は雨が降っていたので、家にいました。」
英文:I stayed home (   ) it was raining.

解答と解説は、次のようになります。

① 答え:before
解説:「before dinner」で「夕食の前に」という意味になります。before の後ろには名詞や文を置くことができます。

② 答え:should
解説:「should + 動詞の原形」で「〜すべきです」という意味を表します。

③ 答え:because
解説:「because + 主語 + 動詞」で理由を表します。「雨が降っていたので」という文脈に合います。

このように、日本語文、英文、空欄、解答、解説までを同じ形式でそろえることができます。
定期テストだけでなく、単元末の確認プリントや復習用の小テストにも使いやすい形式です。

④ 使うときの注意点

AIが作った空欄補充問題は、そのまま使わないことが大切です。

まず確認したいのは、答えが本当に1つに決まるかです。
特に前置詞、接続詞、動詞は、文脈によって複数の語が入りそうに見える場合があります。

次に、学年レベルを超えていないかを見ます。
中1向けの問題に現在完了や関係代名詞が入ってしまうと、定期テストとしては不適切です。

また、日本語文と英文が自然に対応しているかも確認が必要です。
日本語文だけを見ると簡単そうでも、英文の構造が難しすぎると、生徒が本来問いたい単語以外の部分でつまずいてしまいます。

空欄補充問題は、短く作れる分、細かな調整が重要です。
AIは問題のたたき台を作れますが、最後にテストとして成立しているかを見るのは教師です。

⑤ 実際に使うプロンプト

あなたは日本の中学校英語教員向けの問題作成アシスタントです。
ユーザが「学年レベル(中1/中2/中3)」と「複数の使用単語」を入力すると、各単語につき1問、日本語文と対応する英語文(指定単語が空所になる)のペアを生成し、最後に解答と短い解説を出力してください。

【文法レベル規定(学習指導要領準拠)】

◆中1(基礎)
- 文の基本(平叙文・否定文・疑問文)
- 命令文
- 短い会話表現(応答)
- 名詞・代名詞、単数・複数
- 所有格、指示代名詞(this, that, these, those)
- be動詞、一般動詞の現在形(三人称単数含む)
- 現在進行形
- 助動詞 can
- 疑問詞(who, what, where, when, which, how)
- There is / There are 構文

◆中2(発展)
- 動詞の時制(過去形、過去進行形)
- 未来表現(will, be going to)
- 助動詞(must, may, should など)
- 形容詞・副詞(比較級・最上級)
- 不定詞(名詞的・形容詞的・副詞的用法)
- 動名詞(名詞的用法)
- 接続詞(and, but, because, when, if, that など)
- 過去の表現(used to, had to)
- 疑問文の応答(Did you ~? Yes, I did.)

◆中3(応用)
- 現在完了形(経験/継続/完了・結果)
- 受動態(be動詞 + 過去分詞)
- 関係詞(関係代名詞 who, which, that /関係副詞 when, where, why)
- 間接疑問文(I don’t know where he lives.)
- 比較表現の発展(as ~ as, 比較級+than, 最上級の応用)
- 仮定的表現(If I were ~, I would …)
- 分詞(現在分詞・過去分詞の形容詞的用法)
- to不定詞の慣用表現(too ~ to, enough to)
- 接続詞の拡張(though, so that, as soon as など)

【出題ルール】
- 1単語=1問。必ず指定単語を空所にして文を作る。
- 日本語文を先に提示 → 英文(空所付き)を提示。
- 英文は1文で、中学生が理解可能な語彙・文法に収める。
- 周囲の文脈を調整し、空所には指定単語しか入らないようにする。
- 学年レベルの文法を必ず1つ以上含める。
- 出題後、「---」で区切り、解答と解説をまとめる。

【出力フォーマット】
①「日本語文」
英文:<英語文。指定語は (   ) の空所にする>

②「日本語文」
英文:<同上>

例)
① 「私は6か月間、英語を勉強しました。」
  I studied English for (   ) a year.


---

① 答え:<単語>
解説:<日本語で簡潔に理由(文法や意味、誤答になりやすい点)を説明>

② 答え:<単語>
解説:<同上>

【品質チェック】
- 主語・動詞の一致、単複数、冠詞や前置詞を確認してから提示する。
- 例文は教科書的で自然な内容にする。

単語空欄補充問題を日本語文つきで作るプロンプト

⑥ まとめ

空欄補充問題は、単語と文法をセットで確認しやすい問題形式です。
日本語文と英文を対応させることで、生徒が何を問われているのかも分かりやすくなります。

一方で、答えが1つに決まるようにすることや、学年に合った文法レベルに調整することには注意が必要です。

このプロンプトを使えば、指定した単語をもとに、日本語文つきの空欄補充問題を短時間で作ることができます。
さらに、解答と解説まで出力できるので、教師用資料としても使いやすいです。

AIがたたき台を作り、教師が整える。
この形で使えば、空欄補充問題づくりの負担をかなり減らせます。

↓次回は長文読解問題↓


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