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【AI×授業づくり③】私が実際に使っているAI教材制作フロー 〜1つのソースからAIを使い分けるだけで、できることは大きく広がります。〜


「どのAIを使えばいいですか?」

最近、先生方からよく受ける質問です。

私の答えは、少し意外かもしれません。

「最初に考えるのはAIではありません。教材でもありません。」

私が最初に考えるのは、その授業のゴールです。

「この授業で、生徒に何ができるようになってほしいのか。」

そのゴールが決まれば、そのために最も効果的な教材を選びます。

プリントなのか。

スライドなのか。

動画なのか。

Webサイトなのか。

そして最後に、その教材を効率よく作るためのAIを選びます。

つまり、私の教材づくりは

授業のゴール → 教材 → AI

という順番で考えています。

AIはスタート地点ではありません。

授業のゴールを実現するための道具です。



本時のまとめです。

授業のゴール別 私が選ぶ教材と生成AI

① プリント|じっくり考え、書きながら学ぶ授業

この教材を選ぶ場面

  • 一人ひとりにじっくり考えさせたい

  • 書きながら理解を深めさせたい

  • 演習量を確保したい

なんだかんだで書くことも大切です。

メリット

  • 自分のペースで学習できる

  • 書くことで思考を整理しやすい

  • 机間巡視をしながら理解度を確認できる

  • その場で個別に声をかけやすい

デメリット

  • 印刷・配布・回収に手間がかかる

  • プリント管理が苦手な生徒もいる

  • 修正や差し替えがしにくい

私が使うAI

ChatGPT または Gemini → Canva

まずChatGPTやGeminiで問題や解説を作成します。

Canvaで作成すれば、修正まで簡単にできます。
あと、見た目がめっちゃオシャレです。
もし、プリントっぽくしたければ「学習用のプリントを作成」を強調してください。


② 授業スライド|興味を引き、一斉に伝える授業

この教材を選ぶ場面

  • 導入で興味を引きたい

  • 写真や動画を使って理解を助けたい

  • 全員へ同じ内容をテンポよく伝えたい

メリット

  • 視覚的に理解しやすい

  • 板書時間を減らせる

  • 授業のテンポが良くなる

デメリット

  • 生徒が受け身になりやすい

  • 書く時間を確保しないと理解が浅くなる

  • 復習用教材としては残りにくい

私が使うAI

ChatGPT または Gemini → Canva または NotebookLM

一枚に情報を詰め込まず、「1枚1メッセージ」を意識しています。
導入用としては最高です!!
今では、そのスライドもロイロノートで配布すれば、自宅でも確認できますね。


③ インフォグラフィック|全体像を一枚で伝える教材

この教材を選ぶ場面

  • 単元全体を整理したい

  • 一枚で全体像を伝えたい

  • 掲示資料として活用したい

メリット

  • 全体像が把握しやすい

  • 記憶に残りやすい

  • 複雑な内容を整理して示せる

デメリット

  • 情報を入れすぎると見づらくなる

  • デザインにも時間がかかる

私が使うAI

ChatGPT または Gemini → NotebookLM

文章よりも、図・色・アイコンで伝えることを意識しています。
「学習用」と強調して作成すると、いい感じに仕上がります。
最近は、Notebook LMを通さなくても、「インフォグラフィックを作って」と伝えると、生成AIで作ってくれるようになりました。


④ Webサイト|学びを教室の外へ広げる教材

この教材を選ぶ場面

  • 家庭学習を充実させたい

  • 教材をまとめて管理したい

  • 継続的に更新したい

メリット

  • プリント・動画・アプリなどを一か所にまとめられる

  • いつでも更新できる

  • 欠席した生徒も同じ教材を利用できる

デメリット

  • 最初の作成に時間がかかる

  • インターネット環境が必要

私が使うAI

ChatGPT → Codex

私は家庭学習用の英語サイトを作成し、プリント・文法アプリ・単語アプリなどを一か所にまとめています。

生徒が「今日は何をやればいいの?」と迷わない環境づくりを目指しています。

正直、これはなかなか難易度高めです。
いまだに、仕組みとかよくわかっていなけど、AIたちのおかげでなんとか運用できている・・・という感じです。


⑤ 学習アプリ|繰り返し学びたくなる教材

この教材を選ぶ場面

  • 繰り返し練習させたい

  • 楽しみながら学ばせたい

  • 個別最適な学習を実現したい

メリット

  • 何度でも挑戦できる

  • ゲーム感覚で学べる

  • 継続しやすい

デメリット

  • 開発には時間がかかる

  • 端末が必要になる

私が使うAI

ChatGPT → Codex

私は「正解すること」よりも、「もう一回やってみたい」と思える教材づくりを意識しています。

学びは、続けてもらって初めて力になります。
ゲームっぽく、インプットアウトプットを繰り返せるのが最高!!
そのスピードこそが、デジタルの強みです!!


⑥ Googleフォーム|小テストや振り返りを効率化する教材

この教材を選ぶ場面

  • 小テスト

  • アンケート

  • 授業の振り返り

メリット

  • 自動集計できる

  • 結果を分析しやすい

  • ペーパーレスで実施できる

デメリット

  • 記述問題の採点には工夫が必要

  • インターネット環境が必要

私が使うAI

ChatGPT → Google Apps Script(GAS)

私は問題作成からフォーム作成まで自動化しています。
ChatGPTに問題を作成してもらう。
それを「グーグルフォームにしたいので、GASで出力して」というと、謎のコードが出力されます。それをGoogleスプレッドシートのGASに貼り付けると、あら、不思議!?Googleフォームが質問等が記入された状態で出現するではありませんか!!
GASは魔法の言葉です!!
個人的に一番感動する作業です!!


⑦ 動画・音声教材|何度でも学び直せる教材

この教材を選ぶ場面

  • 家庭学習

  • 欠席者対応

  • 復習教材

メリット

  • 何度でも見返せる

  • 自分のペースで学習できる

  • 学校外でも活用できる

デメリット

  • 一方通行になりやすい

  • 見るだけで終わる生徒もいる

私が使うAI

ChatGPT → NotebookLM

授業を受けられなかった生徒だけでなく、「もう一度説明を聞きたい」という生徒にも役立っています。
とはいえ、かゆいところに手が届かないのが現状・・・。
観ていて、そうじゃないんだよな・・・と思うところがいくつか。
まだまだ、これからの教材ですかね?
理想は、全ての文法説明動画を作成し、Youtubeにあげる・・・
とかできるといいんですが


私が教材づくりで一番大切にしていること

生成AIが登場してから、

「どのAIが一番便利ですか?」

という質問を受けることが増えました。

でも、私はその質問に対して、

「まず授業のゴールを考えます。」

と答えています。

ゴールが決まれば、教材が決まります。

教材が決まれば、使うAIも自然と決まります。

AIは目的ではありません。

授業のゴールを達成するために教材を選び、その教材を効率よく作るための道具です。

教師の仕事は、教材を作ることではありません。

生徒に一番伝わる方法を考えることです。

生成AIによって変わったのは、教師の役割ではありません。

変わったのは、「伝え方の選択肢」が圧倒的に増えたことです。

これからの教師に求められるのは、

「どのAIを使うか」を知ることではなく、

「どんな授業をしたいのか」「そのゴールを達成するには、どんな教材が最適なのか」を考える力だと私は思います。

AIは、その思いを形にしてくれる最高のパートナーです。


私の教材づくりの流れ|ゴールから教材ができるまで

私の教材づくりは、AIから始まりません。

まず考えるのは、その授業のゴールです。

「この授業で、生徒に何ができるようになってほしいのか。」

そのゴールが決まったら、生成AIを使って教材のソースを作ります。

ただし、そのまま使うことはほとんどありません。

授業で必ず押さえたいポイント。

子どもたちに特に考えてほしいこと。

つまずきやすい部分。

そうした教師だからこそ分かる視点を加えながら、ソースを自分の授業用に修正していきます。

そして完成したソースをもとに、

  • Canvaでプリントやスライドを作る

  • NotebookLMでインフォグラフィックや動画教材を作る

  • CodexでWebサイトや学習アプリを作る

  • GASでGoogleフォームへ自動化する

というように、一つのソースからさまざまな教材へ展開していきます。

つまり、一から教材を何枚も作るのではなく、

一つの良いソースを育て、それを複数の教材へ展開していく。

これが、私の教材づくりです。

最近登場したChatGPT Workのような新しい機能も、この流れをさらに効率化してくれると期待しています。

一つのソースから、プリント、スライド、動画、Webサイト、学習アプリまで、一貫した教材をより短時間で作れる時代が近づいています。

この夏休みは、さまざまなAIに触れながら、自分なりの教材づくりの流れをさらに磨いていきたいと思っています。

目標は、一つひとつの教材を作ることではありません。

生徒が「学びたい!!」と思った時に、本人が学び方を選択して、自分で学んでいけるような環境を整えることです。

その教材が増えるほど、教材づくりは速くなり、生徒への伝え方の選択肢も広がっていくはずです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました

この記事が、先生方それぞれの教材づくりや、AIの使い分けを考えるきっかけになればうれしいです。

「この教材には、このAIを使っている」
「こんな教材の作り方もある」
という実践やアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください。

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次回は無駄に英語教師が「社会」の教材を作ります。
社会苦手な私が作れるのか!?
↓↓

https://note.com/morik7554/n/ndb1bbdad3883%0A

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モリック【先生×ICT×AI】 「全て自分で動かす」英語学習の仕組みを本気で作っています。授業だけでは埋まらない“積み上がらなさ”を変える挑戦です。面白い、応援したいと思っていただけたら嬉しいです。いただいた支援はアプリ開発・教材改善に大切に使わせていただきます。