元彼は婚約中。なのに3年忘れられない。未練があって、今の彼氏とも比べてしまうあなたへ。
別れてから、もう3年。
「さすがにもう前を向かなきゃ」
って頭ではずっとわかっている。
なのに気づけば今日も、
元カレのSNSのアカウントを検索して
新しい投稿がないか
必死にチェックしている自分がいる。
彼のアイコンや、
タイムラインに映る見慣れない景色。
もしかしたら
新しい彼女ができたんじゃないかという気配。
そんな些細な情報を見つけては、
心臓がバクバクして
胸が引き裂かれるように苦しくなって。
私、何やってるんだろう……。
もう3年も経つのに……。
そんな、
元カレを引きずってる自分に対する
猛烈な自己嫌悪と、置いてけぼり感。
今の彼氏は優しくて、
私のことを大切にしてくれている。
今の彼氏は何も悪くない。
それなのに、彼が何か言うたびに
「あ、元カレならこう返してくれたな」
と思い出す。
ご飯を食べながら
「この料理、元カレが好きだったな」
と考え、
デートに行っても
「ここで元カレと写真撮ったな」と
重ね合わせてしまう。
そうやって
今の彼氏と比べてしまう自分が嫌で、
無理やり目の前の彼を愛そうとするけど、
「あれ?人を好きになるって、
どういう感覚だったっけ……」
と、迷路に迷い込んでしまう。
いつまで引きずってるんだろ。
自分に向かって、
何百回も呆れ、何百回も責めてきた。
元カレにはもう新しい彼女がいて、
結婚の約束までしている。
そんなの風の噂で知っている。
もう勝ち目なんてどこにもないのに、
どうしても心が手を放してくれない。
……実はこれ、全部、
数年前の「私」の姿なんです。
私もね、元カレを3年引きずりました。
その間、
焦って2人の男性と付き合いました。
そのうちの1人は、
私が元カレを引きずっていることを知りながら
「俺が忘れさせるから」と付き合ってくれた。
本当に優しい人でした。
でも、無理だった。
忘れさせてくれるどころか、
優しくされればされるほど
元カレを忘れられない自分への
「罪悪感」で押し潰されそうになりました。
忘れさせてくれる新しい恋がすぐ見つかったら
苦労なんてしない。苦しんでない。
私はまた、
ちゃんと人を好きになれるのかな…。
その気持、とってもわかります。
今のあなたと同じ、
暗闇のど真ん中にいた私は今、
バツイチ子持ちの優しい夫と出会い、
あの3年の呪縛から解き放たれて、
穏やかで幸せな毎日を送っています。
あんなに「元カレ以外はありえない」と
思っていたのに、です。
どうやってその未練を手放せたのか。
実は
3人目のパートナー(今の夫)と
出会ったときも、
私はまだ元カレを引きずっていました。
それでも、私の心は少しずつ変わっていったんです。
1.忘れさせてくれる「ヒーロー」を期待するのをやめた
「俺が忘れさせるから」
そう言ってくれた
2人目の彼と付き合っていたとき、
私はいつも苦しかった。
私の未練ごと
抱きしめようとしてくれた彼の優しさは、
本当に温かかったです。
でも同時に、
彼が差し伸べてくれた手を掴んで
「元カレという底なし沼」から
抜け出せない自分に対して、
毎日猛烈な罪悪感がありました。
忘れさせてくれる、
白馬の王子様なんていないんだ。
そのとき、私は絶望とともに理解しました。
誰かに魔法みたいに
上書きしてもらおうと期待しているうちは、
余計に元カレの影が濃くなる。
どれだけ優しい言葉をかけられても、
私の頭の中は
「元カレはこう言ってくれたのに」
「デートでここに来たとき元カレは……」
と、勝手に比較の作業を始めてしまうから。
「もう勝ち目なんかない」って、
わかっているんです。
元カレにはもう新しい彼女がいて、
婚約もしている。
あっちの未来には、
私の入るスペースなんて1ミリも残っていない。
頭では「負け」を認めているのに、
心がどうしても負けを認めない。
そんなぐちゃぐちゃな心のまま、
私は3人目の彼(今の夫)に出会いました。
2.「引きずったまま」で、ただ一緒に笑ってみた
正直、今の夫と付き合い始めたときも、
私はやっぱり元カレを引きずっていました。
付き合ってすぐに、
心が100%夫に向いたわけではありません。
でも、
夫は今までの人たちとは、
ちょっと違いました。
「早く忘れなよ」と
焦らせることもなければ、
「俺が忘れさせてみせる!」と
熱い約束をすることもない。
ただ、のほほんと隣にいて、
くだらないことで一緒に笑ってくれる人でした。
ある日、
夫からデートに誘われた場所は、
よりによって、
元カレとの思い出が
たくさんつまっている場所でした。
これまでの私なら、
「行きたくない」と避けていたはず。
でもその日は、なぜかふと、
「まあ、行ってみるか。今の私には、この人が隣にいるしな」
と思えたんです。
一緒に行って、美味しいものを食べて、
「これ美味しいね」って笑い合って。
気づけば、
元カレと写真を撮ったはずのスポットで、
私は夫と写真を撮っていました。
そのとき、心の奥で固まっていた何かが
「ぷつっ」と音を立てて解けるのが分かりました。
「あ、上書きできてる」
あんなに避けて、守って、
不可侵領域にしていた思い出の場所が、
夫のくだらない冗談や、
穏やかな笑顔で、
少しずつ、でも確実に
「新しい今日」に塗り替えられていったんです。
3.忘れるんじゃなくて、ただ「風化」していくのを待てばいい
今、もしあなたが
「元カレを忘れなきゃ」と必死になっているなら、
もうその努力は一切やめて大丈夫です。
ノウハウやテクニックを使って
無理やり消そうとするから、
余計に意識してしまう。
そうじゃなくて、
引きずったままでいいから、
とりあえず今の彼と、
目の前の美味しいものを食べて、
ただ一緒に笑ってみる
それだけでいいんです。
元カレが100%消えてから
次の恋愛をスタートさせなきゃいけない、
なんて法律はありません。
不純な動機のままでいい。
未練をこっそり抱えたままでいい。
そんなあなたの不完全さも、
「それも君だよね」と、
ただ横にいてくれるような
包容力のある男性が、
世の中にはちゃんといます。
(私の場合は、
それが人生の酸いも甘いも経験した、
バツイチの夫でした)
今の夫と過ごす
「新しくて穏やかな思い出」が、
1つ、また1つと積み重なっていくうちに、
気がついたときには
あんなに私を縛り付けていた3年間の鎖は
跡形もなく消えていました。
今でもたまに、
元カレを思い出すことはあります。
でもそれは、
胸が苦しくなるような未練ではありません。
「あの時は楽しかったな、元気でね」と、
アルバムの隅っこにある
色褪せた写真を眺めるような、
ただの優しい「思い出」です。
さいごに:あなたのペースで、ゆっくり歩いていこう
「好き」が
わからなくなっていても、大丈夫。
比べる自分に罪悪感があっても、大丈夫。
あなたは今、自分のペースで、
傷ついた心を一生懸命癒している最中なんです。
誰かに急かされる必要も、
自分で自分を責める必要もありません。
無理に走らなくていい。
ただ、
その引きずっている重い荷物を
抱えたままでいいから、
今日という日を、
ほんの少しだけリラックスして過ごしてみませんか?
あなたの傷跡を、いつの間にか
愛おしい思い出に変えてくれる優しい瞬間は、
あなたが思っているよりも、
ずっと近くで待っていますよ。
なな。
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