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勤勉56

どうしたら人の気持ちがわかるようになるのか
どうしたら自分の気持ちを整理できるのか
悩みに悩んだ。

気持ちはもう一度。
また挑戦しようという気持ちになったが、どうにも、あと一歩、なんとも言えない気持ちがモヤモヤしていた。

自分の人生が正しかったのか、間違えていたのか、これからどうすればいいのか、何を見本にしたらいいのか、どうにも消化しきれない気持ちが心の奥の奥の方につっかえている感覚がある。

季節は春。
桜が咲き始め、学生は卒業シーズン。
あの日を思い出す。


あの日、あの時、あの瞬間の自分に戻れたらいい。
でも

戻れない。


戻れない。

戻れない。

戻れない。


いてもたっても居られずに、家を飛び出して、ついた先に図書館があった。
一度も行ったことのない図書館。

何かヒントが隠されているかもしれない。
何か僕を変えてくれる本があるかもしれないと何故か図書館に足を踏み入れた瞬間に感じた。

大量の文字、知識の宝庫、知恵のゴミ箱、図書館。
美術の棚にあった。
居た。

フィンセントファンゴッホ。
ああ、こちらに居ましたか、探してました。
あなたのせいですよ、僕が絵を描くハメになったのは。
あなたに出会わなければ、僕は、僕は。
と、心の中でゴッホにぐちぐちと、吐露する言葉はなんだかしみったれていて、自分らしくないことに気づく。
彼なら、どんな状況でも絵を描き続けていただろう。
彼なら、僕になんて言ってくれるだろうか。
なんて考えていながら色々な棚に目をやると、哲学という棚に目がいく。
『思想』『観念』『主義』
んーなんだか難しそうだ。
だが、なんだか引っかかる。

まずは哲学の歴史を読んでみるかと、、、
ピタゴラスに、ソクラテス、プラトン、何故か知っている、何故か名前は聞いたことがある。


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