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文学フリマで買った本の読書感想文 4~6/10冊

前回に引き続き、今回も文学フリマ39東京で迎えた本の読書感想文を書いていこうと思います。

どの本も、文フリでは「お、いいな!」くらいの軽やかさで手に取ったのに、読んだあとは作り手さんたちの想いに飲み込まれてしまいました。本って、いいな。創作ってめっちゃいいな〜。

今日は、前回に引き続き3冊を紹介していきたいと思います。


『旅と書くこと』中村洋太さん

「中村さんって、最初から行動力があって人と違うことができる強い人なんだって思ってた。」

それが読み始めた時の最初の印象でした。だって、学生時代に自転車で神奈川から九州まで行ったり、ヨーロッパを回ったり、自分からどんどん人に声をかけてチャンスを広げたりって、勇気がある人にしかできないと思っていたんです。

でも、本の中のまだ若い中村さんは、続けない言い訳や未知のものへの恐さをたくさん抱えているように見えました。それがどんどん自転車に乗って自分の足で動き、人に会い、自信になっていく。その過程が凝縮されている一冊です。なんだか自分の毎日に元気をもらえるし、やりたいことを叶えられるかもしれないと勇気が湧いてきます。


『反復横跳びの日々』岡本真帆

岡本さんが会社員と歌人の二足のわらじで、東京と高知の二拠点生活であることを、私はこのエッセイを読むまで知りませんでした。いつも短歌を拝見していたのに、その歌が生みだされる生活を見ていなかったんですね。

ああ、だから、「反復横跳びの日々」なのか。創作の難しさ、自分の不甲斐なさみたいなものについても書かれていて、ああ、このレベルの人でもこうやって悩み、考え、遊び、そしてまた創作に戻るのかあと感動したんです。

会社員としての仕事を始める前の2時間に、表現活動をなさっているというのも、ルーティーン化という意味で真似してみたいなあと思いました。私にできるのは、まずは地道な真似からだと思う。そう思ったからです。

私のような素人が、会社員であることをぼんやりと言い訳にしてはいけないな、と思いました。あと、高知の海を見たくなりました。


『異常係長日記』しりひとみ

えええっ、待って待って、しりひとみさんの日常、ちょっとストレスフルすぎやしませんかーい!!細かくポイントポイントで笑えるのに、この重量感。並大抵のもんじゃありません。

私が本人だったら、ふたりは絞めちゃうねっていうヘビー級。いや、もう今にも本の中に飛び込んで行ってひとみさんの肩を持ってガッタンガッタン揺さぶってから冷水をぶっかけ、登場人物に張り手をかましにいくくらい(普通に全部暴行です、落ち着いて欲しい)

読んだ人にはわかりますが、感想に書けないこともあるので、みなさんぜひ読んでもらって…!!これを分かち合いたいものです!!

そして、この本は私に日記の可能性を教えてくれました。今までそんなに人が書いた日記を面白いと思ったことなかったんですが、これは、、ほんとに面白い。そして、ただ日記かと思いきや、しりひとみさんの創作への沸る挑戦状でもありました。あの文フリの曲がり角でしりひとみさんのブースに出会えて、よかった!!


文フリ、こんなに楽しいならもっと早く行くんだった!!来年5月の文フリも、もうスケジュールにいれたのでした。

文フリでお迎えした本は残り4冊。楽しんで読んでいきたいと思います!

▼初めての文フリに興奮冷めやらない体験記はこちら。


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