モー君こと黒いモーモンは何組が適正か?!【ドラゴンクエストとデータ分析 (主成分分析) #1】
皆さんはモー君こと
DQ1&2にいた
黒いモーモンの事を
覚えているでしょうか?

今回はモー君が、
ハーゴン教団の教団員として
楽しく充実した日々を過ごすため、
「バズズ組」所属が適切だったかどうか
考えていきます。
【現状】
まず、ハーゴン教団は
3柱の悪霊の神々が
以下のように部署をまとめています。
ベリアルさん
・・・人間の力を削ぐ(軍事)
アトラスさん
・・・紋章探し(探索)
バズズさん
・・・教団の管理と勧誘
(内政・工作・諜報)
(ミリエラさんは
任務が良くわからず
上司としてイマイチなので
今回は外します)
さらに、ハーゴン教団は
約100種類以上のモンスターが
所属をしています。
(多様性に富みますね・・・(汗))
【考え方】
そこで、
①この約100種類のモンスターの
それぞれの能力を分類し、
②それらモンスターが
3柱の悪霊の神々の部署の
どこに配置するのが
適材適所かを考え、
③モー君の配置は
「バズズ組」で適切かどうか
を見ていきます。
【モンスターの分類】
まずはモンスターを
能力に応じて分類してみます。
やりかたとしては、
ローレシアの王子が初めて殴った感覚や
見た目、戦法に対して、特徴を決め、
その特徴に点数を付けてもらい、
データセットのシートを作成します。
まず、特徴と配点を決めます。
筆者が10個、以下のように
それっぽいのを選びました。
配点はもう少し細かくても
良いかもしれませんが、
今回はここは大まかにしました。
モンスターの特徴10種と、その配点
・飛行・・・飛ぶ=1,飛ばない=0
・高さ(体格)・・・1~3点(人間並み=2点)
・横幅(体格)・・・1~3点(人間並み=2点)
・重量感(体格)・・1~3点(人間並み=2点)
・行動
・・物理攻撃=1, 呪文攻撃=2, 補助・回復=3
・特殊(ブレス、毒、マヒ、仲間呼び)
・・する=1,しない=0
・呪文・・・唱える=1,唱えない=0
・ちから・・・・・1~3点
・すばやさ・・・・1~3点
・みのまもり・・・1~3点
(これらを特徴量と呼びます)
このようなやり方で
モンスターの能力を数値化します。
例を以下に挙げます。
例1:スライム
飛行=0,高さ=1,横幅=1,重量感=1,
行動=1, 特殊=0,呪文=0,
ちから=1,すばやさ=1,みのまもり=1
例2:ホークマン
飛行=1,高さ=2,横幅=2,重量感=1,
行動=1, 特殊=1,呪文=1,
ちから=2,すばやさ=3,みのまもり=1
例3:ドラゴン
飛行=0,高さ=3,横幅=2,重量感=2,
行動=1, 特殊=1,呪文=0,
ちから=2,すばやさ=2,みのまもり=2
例4:うごくせきぞう
飛行=0,高さ=3,横幅=3,重量感=3,
行動=1, 特殊=0,呪文=0,
ちから=3,すばやさ=2,みのまもり=3
スライムが小ぶりで飛ばない
うごくせきぞうが大型でボリュームがある
そんなイメージになります。
少し適当ですが、同様に
約100種類のモンスターの能力を、
ローレシアの王子に
数値化してもらい(笑)、
以下のように
データセットのシートを作成します。

(一部抜粋)

骨が折れたでー!
(ローレ)
このデータセットを用いて
pythonと生成AIを使いながら、
主成分分析で特徴を圧縮した後、
k-means によるクラスター分析を行います。
・・・・Now Loading・・・・
モンスターの能力や特徴に応じた分類が
散布図で表せました!

呪文とか変なのするのが上側に
いくでー(ローレ)
分類は約100種類に対し、
5つのカテゴリーにしました。
ベリアルさん・バズズさん・アトラスさんの
3名が上司であり、3部署ですが、
モンスターの能力を分類するには
3つのカテゴリーだと、
分類が粗くなると考えたため
5つにしました。
結果、散布図は
[体格・物理]の横軸 × [呪文・補助]の縦軸
で表現すると
分類を良く表せるようになりました。
横軸:「体格・物理」の軸(第一主成分)
高さや横幅、重さ、ちから、
みのまもりといった
身体そのもののスケールが大きいほど、
横軸の値は右側へと伸びる。
縦軸:「呪文・補助」の軸(第二主成分)
呪文や特殊能力をするほど
縦軸の値は上側へと伸びる。
残念ながら、飛行やすばやさは、
このデータセットの分類に対して
寄与率が低く、
今回は重要な要素ではないと
判断しました。
次に、モンスター達が
5つのカテゴリーに分類されましたが、
それぞれを確認し、
得意そうな分野を考えます。
〇赤カテゴリー:重量級・パワー系
⇒体格が大きく制圧・防衛向き(軍事)
例.サイクロプス、アークデーモンなど
〇青カテゴリー:白兵戦系
⇒体格は人並みで物理攻撃(軍事,諜報)
例.さまようよろい、バーサーカーなど
〇緑カテゴリー:特殊行動系
⇒体格は小型で補助・回復(諜報,工作)
例.ホイミスライム、ラリホーアントなど
〇黄カテゴリー:呪文系
⇒体格は人並みで呪文攻撃
(内政,工作,諜報)
例.悪魔神官、シルバーデビルなど
〇紫カテゴリー:小型系
⇒体格は小型で物理攻撃
(工作・探索)
例.スライム、ベビーサタンなど
以上で、それぞれのモンスターが
どこのカテゴリーに属し
得意分野が何か
なんとなくですが見えてきました!
(良かった良かった。あーしんど!)
【モンスターの適材適所】
改めて3柱の上司の部署の目的を表記します。
ベリアルさん・・・軍事
アトラスさん・・・探索
バズズさん・・・内政,工作,諜報
目的に応じた
モンスターの配置をするために
散布図を確認し考えます。
【ベリアル組(軍事)】
戦闘向きの右下側をメインにし、
一部、補助や回復のため左上からも
所属してもらう。
【アトラス組(探索)】
左下の小ぶりで
主に地上にいるものに
小さな石である「紋章」を
探してもらう。
【バズズ組(内政,工作,諜報)】
内政や諜報ができそうで、
頭脳戦が得意と思われる
左上側をメインに、
一部、真ん中下側の
「人並みサイズ」からも
所属してもらう。
以上の配置についての考えを
散布図に表記すると

部署に入れてもらえへん!
(ローレ)
以上のようになりました。
例を挙げると
【ベリアル組(軍事)】
・アークデーモン,サイクロプス,キラーマシーン
サーベルウルフ,バーサーカー,etc…
回復・補助として、ホイミスライムetc
⇒みんな強そうな上、
補助のチームのメンツも適切ですよね!
【アトラス組(探索)】
・スライム,アイアンアント,ドラキー
ベビーサタン,マドハンド,etc…
⇒色々何かを探すには向いていると思います!
【バズズ組(内政,工作,諜報)】
・じごくのつかい,悪魔神官,シャーマン
ブリザード,ホークマン,etc…
⇒機動力があり、賢そうなので
向いているのではないでしょうか!?
【余談】
アトラスさんですが、
どう考えても、
アトラスさん自身が所属する
カテゴリーは「重量級・パワー系」で、
自分が仕切る「小型系」とは真逆です。
実のところ、3柱の中で、
ベリアルさんとアトラスさんは
能力の特徴が似ているけど
アトラスさんはベリアルさんより
見劣りするため、
「軍事」ができずに
いたかもしれません。
アトラスさんはハーゴンさんに
ベリアルさんの部下になって
「軍事」をやるか
ベリアルさんの同僚として
「探索」をやるか
選ばされた可能性もあります。
(勝手な想像です♪)
こう考えると、
適切な上司の配置は
ベリアルさんの部下に
アトラスさんを置いて、
「探索」を仕切るのは
ミリエラさんという
やりかたもあったかもしれません。
【モー君の配置について】
余談は良いとして・・・。
最後、本題です!
モー君の配置について考えましょう!
モー君の、特徴量を点数化することで
モー君が前述の散布図のどこに配置されるか
見えてきます。
モー君はローレシアの王子と殴り合いなどは
していませんが、その様子から
大まかな特徴を推測します。
(本気出すとスゴイのは皆さんご存じ♪)
モー君(黒いモーモン)
飛行=1,高さ=1,横幅=1,重量感=1,
行動=1, 特殊=0,呪文=0,
ちから=1,すばやさ=2,みのまもり=1
と点数付けをします。
これに、本記事の中盤で言った
『k-means によるクラスター分析・・・』
のプログラムに代入し、
縦軸、横軸の値を算出します。
結果、
横軸:[体格・物理]の値 = -1.916
縦軸:[呪文・補助]の値 = -1.855
「モー君は、散布図の左下側、
紫カテゴリーの小型系に所属」
つまり、モー君は
「バズズ組」ではなく
「アトラス組」に所属し
紋章を探索していた方が適任だった
ということが推測されます!
思い起こせば、
モー君は、何か探したりするのが
得意でした・・・・。

バズズ組にいたせいで
こんな目に会っちゃって・・・

これは、
ハーゴン教団が適切な配置にすることを
怠ったのが原因と考えます!
ハーゴン教団め!
訴えてやる!

オレが殴って潰したでー
(ローレ)
・・・・。
ハーゴン教団、
そういやもう無いんだった。
け、結論は、
『適材適所って大事ですよ!』
以上、
データ分析とドラクエを絡めて語ってみました!
ここまで読んで下さってありがとうございます!
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